9月15日(日)板橋グリーンホール 13時
「PURE-SLAMシリーズvol.2」
1ヶ月ぶりの板橋大会。デビュー5戦目の久令愛は、小林香萌との初対決にエルボーやドロップキックの連打から腕十字へ。エスケープに成功した小林はミサイルキックからフィッシャーマンズ・スープレックスにつないで完勝。
第2試合はマリ卍と高瀬みゆきとシングル対決。高瀬がカミカゼからダイビング・ギロチンを放つと、カウント2でキックアウトしたマリはストレッチプラムに捕らえるが極めきれず、カウンターのラリアットを叩き込んだ高瀬が3カウントを奪う。
“ボリショイの姉妹弟子”AKARI&米山香織は、KAZUKI&川畑梨瑚と対戦。米山はKAZUKIの「オー!」を決めさせず、川畑の足を取ったAKARIがビクトル投げからのヒザ十字固めでギブアップ勝ち。5ヶ月前にデビュー戦を行なった板橋で初の自力勝利を上げたAKARIは、コーナーに上がると大きく手を振って喜びを表した。
セミファイナルではLeonがタッグ王者となった春日萌花と一騎打ち。勢いに乗る春日はフットスタンプの連発から変形のキャメルクラッチで絞め上げるなど奮戦するも、カウンターのスピアーを浴びせたLeonがクラッチ・デ・ガオーでフォール勝ち。試合後、Leonがタッグ王座挑戦を表明すると高瀬みゆきがパートナーに名乗りを上げ、9・29浅草大会でのタイトルマッチが決定した。
★セミファイナル後のマイク
Leon「タッグチャンピオンになったからといって、PURE-Jの中心になったと思うなよ? 私は強いヤツしかチャンピオンとして認めない。私はそのタッグのベルトに、ものすごい思い入れがあるんだよ! オマエたちのタッグのベルトに挑戦させろ」
春日「Leon! 今ここで、衆人環視(※大勢が周囲で見ていること)の中で、私が3カウント取られたのは事実だよ。今ここではオマエのほうが強かったんだろうよ。私はどんどん強い人に挑戦してきてもらいたいと思ってる。どんどんPURE-Jを盛り上げたいと思ってる! でもオマエの隣り…ガラ空きじゃねぇかよ」
(高瀬がリングに上がる)
高瀬「Leonさ~~~んっ!!! Leonさんの隣りには私がいま~す!! むしろ、高瀬みゆき以外ありえないでしょ~っ!? Leonさんと組んで闘った『RED SOUL』の、あの熱い心をいっときも忘れたことはありません! あの頃の私はデビュー1年目でド新人でした。何もできなくてLeonさんに教えを乞いながらメッチャ引っ張ってもらいました。しか~し!! 今の私は、高瀬みゆきのいるところには嵐が起こるんですよ! 高瀬みゆきと熱く燃えたぎるLeonさんが組めば、炎の嵐が巻き起こること間違いなし!! ついに私たちがPURE-Jの主役になる時が来ました。Leonさ~んっ!!」
メインイベントは中森華子&ライディーン鋼 vs 勝愛実&松本浩代。9・29浅草で無差別級王座を争う中森と松本が先発で対峙。松本と鋼はツープラトンのブレーンバスターを放つなど好連係を見せ、中森は松本にキックの連打からシャイニング・ウィザードへ。勝と鋼に勝負が預けられると、尻もち状態の鋼に低空のラリアットを叩き込んだ勝がダイビング・エルボーで試合を決めてみせた。
カーテンコールでは再びKAZUKIの「オー!」を阻止した米山が、「KAZUKIさんと私の関係はこれからも続いていくんですよ。これで終わりなんて寂しすぎる!」と10・6王子大会での対戦をアピール。通常ルールを要求するKAZUKIに、米山は「どんなルールがいいかな~?」と主張が食い違う。勝は中森と松本の無差別戦について「結果が気になってるのは皆さんだけじゃありません。中森華子、聞いてるか!? 私はいつだってオマエのベルトに挑戦する覚悟はできてるぞ!!」と叫ぶ。中森は松本について「13年間1度も勝てない相手です。だけど私の13年間すべてを出し尽くして、このベルトを必ず守りたいと思っています!」と決意を語った。
★AKARI&米山香織&コマンドボリショイのコメント
ボリショイ&米山「おめでと~っ!!」
AKARI「どうもありがとうございます。ホントに嬉しい。でも、もっともっと練習を頑張ります。米山さんありがとうございます」
米山「こないだ組んだ時はタッグのベルトに挑戦したんですよ。その時より格段に上手くなってて、やっぱりボリショイさんに練習見てもらって頑張ってるんだなと思いました」
ボリショイ「まだまだだけど、でも確実に良くなっていってるので。関節技を練習するともっ良くなると思います」
━━今後の目標は?
AKARI「ビクトル投げをもっともっと練習します。“AKARIがんばれ!”って応援がすごい嬉しいです」