【レポート】3月6日(日)第51回・特別亀アリーナマッチ 16時

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この日の亀アリーナマッチは所属7選手による3試合がラインナップ。KAZUKIとAKARIの闘いは試合中にスペイン語のみが許されるという特別ルールで、メキシコ遠征の経験を持つボリショイがハリセンによるお仕置き係を担当。開始前こそスペイン語であいさつするKAZUKIだったが、試合が始まると「ロープ」、「いくぞー!」などつい口をついてしまう言葉にハリセンの乾いた音が鳴り響く。ボリショイの一撃からAKARIがラ・マヒストラルで丸め込み3カウントを奪った。


 ライディーン鋼と久令愛のシングル対決はショルダータックルの応酬からスタート。ダブルリスト・アームサルトから旋回式ダイビング・ボディープレスを放った久令愛は、初公開のジャーマン・スープレックスで100kg超の鋼を投げ切ってみせるもカウントは2。鋼がラリアットの連打から横須賀カッターで勝利を上げる。





 休憩時間に恒例となっているライブではボリショイが、中森華子&久令愛が参戦する3・19アッセンブル・さがみ湖リゾート大会をPR。また、鳥越アズーリFMの『リングアナ紗希のPURE-J仏恥義理夜愛(ぶっちぎりないと)』について、現在はコロナウイルスのまん延防止等重点措置のため過去の回を再放送中だが、3月後半~4月からの再開を予定。番組スポンサーを募集することが発表された(※問い合わせはPURE-Jまで)。



 メインイベントではLeonと中森華子が1年2ヶ月ぶりのタッグ結成し、谷もも&AKARIと対峙。中森はこの日より入場パフォーマンスを一新してのリングイン。谷はLeonを相手にダブルニーの連発からもも固めで絞め上げると中森にもニーの連打で攻め込んでいくが、中森がシャイニング・ウィザードからディスティニー・ハンマーにつないで3カウントを奪う。

 カーテンコールで、KAZUKIは「特別ルールとはいえ後輩に負けるのは悔しいですね」と悔しさをにじませ、板橋2連戦で行なわれる米山戦での勝利を誓う。久令愛は「復帰してから出遅れたぶんAKARIやちえと比べられることが多くて、いつも“何か物足りない”と言われてきたんですけど、ジャーマンを磨いていつかPURE-Jのみんなを超えていきたいと思ってるので、これからも応援よろしくお願いします」と決意を述べると、18日のシードリング新木場大会から始まる4連戦に向けて意気込みをアピール。谷は板橋で対戦するLeonに対し、「PURE-Jに入った意気込みと7番勝負で培ってきた経験を全部ぶつけられるように頑張りますので、よろしくお願い致します」。中森は「今日の入場いかがだったでしょうか? リッキー・フジ選手にアドバイスを頂いて自分なりにアレンジをして入場してみました。その模様は私のYouTubeチャンネルに動画をアップしてるので、見て頂けたら嬉しいです。これからも入場から注目してほしいです」と話し、Jのポーズで最後を締めた。