【レポート】4月7日(日) 大阪・生野区民センター 13時

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4月7日(日)大阪・生野区民センター 13時
「株式会社KSR主催・大阪フェスティバル2024~春の陣」
観衆173人

PURE-Jの大阪大会を主催する株式会社KSRが、
関西のプロレスをさらに盛り上げるべくK(カンサイ)S(サバイバル)R(レボリューション)の名を冠したタイトルを設立し、今大会で8選手による1DAYトーナメントを開催。
優勝した選手が初代王者となり、タイトルマッチは株式会社KSR主催による関西圏の大会でのみ行なわれることに。
スペル・デルフィン率いる『2point5女子プロレス』からスーパーW、フライング・ペンギン、ブランカ真帆の3選手がPURE-J初参戦を果たした。

1、初代KSR王者決定1DAYトーナメント 一回戦 時間無制限1本勝負
●ブランカ真帆(10分24秒、グレイスストレッチ)久令愛◯

1回戦は久令愛vsブランカ真帆からスタート。
得意のキックを撃ち込んでいく真帆だが、久令愛はダブルリスト・アームサルトから足を極めてギブアップ勝ち。


2、同トーナメント 一回戦 時間無制限1本勝負
●大空ちえ(9分45秒、ラ・マヒストラル)スーパーW◯

続いては大空ちえvsスーパーW。
大空のロールスルークラッチを決めさせなかったスーパーWは、
浴びせ蹴りからすかさずラ・マヒストラルにつないで3カウント。

3、同トーナメント 一回戦 時間無制限1本勝負
◯AKARI(8分17秒、ムイビエン)フライング・ペンギン●

オリジナル曲を歌いながら入場したフライング・ペンギンは
コブラツイストから卍固めに移行してAKARIをロープに這わせると、ミサイルキックやラリアットを繰り出すもカウント3には届かず。
走り込んできたペンギンにローリング・ラリアットを叩き込んだAKARIは、ムイ・ビエンでギブアップを奪う。


4、同トーナメント 一回戦 時間無制限1本勝負
●高瀬みゆき(8分43秒、外道クラッチ)谷もも◯

谷ももは同じく関西出身でアクトレスガールズ所属時からの先輩である高瀬みゆきと対峙。
真っ白のコスチュームを初披露した谷は、後からリングインした高瀬に奇襲を仕掛けていきなりの場外戦へ。
ラリアットの連打を浴びながらも丸め込みの連続で執念の3カウントを奪ってみせると、高瀬も谷の勝利を称えた。


5、同トーナメント 二回戦 時間無制限1本勝負
●久令愛(6分17秒、4の字ジャックナイフ式エビ固め)スーパーW◯

わずかな時間を挟んで2回戦がスタートし、まずは久令愛vsスーパーW。
キックの連打からバックを取った久令愛はユニバース・ジャーマンを狙うも、丸め込みで切り返したスーパーWがフォール勝ち。
ただ1人勝ち残った2point5の意地を見せて決勝戦にコマを進める。

6、同トーナメント 二回戦 時間無制限1本勝負
●AKARI(1分14秒、エビ固め)谷もも◯
※ウラカン・ラナの切り返しを切り返す

谷vsAKARIは開始とともに両者ともラッシュ。
丸め込みの応酬から谷がウラカンラナを決めるとAKARIが体勢を切り返して押さえ込むが、
さらに切り返した谷が全体重を乗せてフォール勝ち。

7、スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
中森華子&Leon&●チェスカ(14分34秒、片エビ固め)◯KAZUKI&ライディーン鋼&ドレイク森松
※ダイビングニードロップ

セミファイナルは中森華子&Leon&チェスカとKAZUKI&ライディーン鋼&ドレイク森松による6人タッグマッチ。
6人が入り乱れる中、鋼と森松が2人同時にラリアットを放てば、Leonはスピアーで鋼と森松を倒しにかかる。
最後はKAZUKIがコーナーからのニードロップでチェスカを仕留めた。





8、初代KSR王者決定1DAYトーナメント 決勝戦 時間無制限1本勝負
●スーパーW(8分5秒、片エビ固め)谷もも◯
※ダイビングダブルニードロップ
※谷ももが初代KSR王者となる。

メインイベントはトーナメント決勝戦となる谷ももvsスーパーW。
クリーンな握手からスタートすると、ともに3試合目の疲れも見せず持ち技を繰り出していく。
向かい合ってのエルボーの応酬から谷が桃橋立を放つがカウント2でキックアウトされると最後は、コーナー最上段からのダブルニーを突き刺して3カウント。
谷がトーナメントを制し、KSR初代王者に輝いた。




大喜びの谷はマイクを持つと、
「ベルト獲ったぞ~~っ!!私は明日でデビュー6周年になるんですけども、
デイリースポーツ認定女子タッグのベルトとこのKSRのベルトと、2冠チャンピオンになることができました~っ!!
私は“はんなり京娘”というキャッチコピーで今まで活動してきて、生まれも育ちも関西なので。
このKSRのベルトでもっともっと関西をプロレスで元気にしていけるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!!
7月に次のPURE-J大阪大会が決まっていますので、皆さん期待していてください!」とアピールした。


★谷もものコメント

「私はPURE-J選手の中では唯一の関西人でしたし、キャッチコピーもずっと“はんなり京娘”ということで京都出身を全面に押し出して今まで活動してきたんですけど、
明日でデビュー6周年なんですけど“関西をもっとプロレスで盛り上げていこう”っていう
ベルトを関西人の私が巻くことができて、初めて2冠チャンピオンというものになることができて、すごくすごく嬉しく思っています。
1日3試合するのも初めてですし、この後2point5さんで試合があるんですけど、1日に4試合するっていうのもホントに初めてのことなんで。
6周年を前にホントにプロレスを思い切り楽しませてもらってるなっていう感じがします。
テンションがハイなんで全然疲れてなくて、夜の試合も私がスリーを取りたいなっていうふうに思っています(笑)」

━━今後の大阪大会で主役になると思われるが。
「2point5さんもそうですけど、関西を中心に活動していてまだ試合をしたことない選手がたくさんいますし、
関西出身の選手ともこのベルトを懸けて闘いたいと思いますし、もちろんPURE-JのAKARIも久令愛も(大空)ちえもチェスカさんも素晴らしい選手なので。
シングルの防衛戦っていうのを今までやったことがないので、防衛戦もどんどんしていきたいなというふうに思っています」

━━純白の新コスチュームについて。
「これは中森さんから頂いたコスチュームをリメイクして着ているんですけども、
先輩からコスチュームを頂くっていうのも初めてのことで、
中森さんには“ここ一番で大事なシングルがある時に着ます”ってお伝えしていて。
今回このコスチュームが間に合ったので着たんですけど、
これで勝つことができたので運気がいいというか、ゲン担ぎになったなって思います(笑)」