1月12日(日)大田区産業プラザPiO 12時
「PURE-J2025年開幕戦」
観衆152人
PURE-Jの2025年は蒲田大会からスタート。
入場式では関西在住のため限定出場の谷ももがマイクを持ち、
「皆さんこんにちは~っ!!
新たな1年の始まりにこうしてお集まり頂き、本当にありがとうございます!
皆さんにとってもPURE-Jにとっても最高にハッピーな年になるように頑張っていきますので、
今年も熱い応援をどうぞよろしくお願い致します!
私事なんですけど年明けに結婚式が無事終わりました~っ!
親族から“試合でケガしたりアザができたらどうするんだ”とか
非難ごうごうだったんですけども、
終わったのでもう心置きなくプロレスができま~す!」と笑顔であいさつ。
「今年も盛り上がっていこうジェイ!」のかけ声で大会の幕を開けた。
1、シングルマッチ 15分1本勝負
◯Leon(10分38秒、マロマ・デ・レオン)関口翔●
第1試合はLeonと関口翔による1年ぶりのシングル対決。
Leonのマッドスプラッシュをかわした関口がSTOでなぎ倒すと、丸め込みの応酬へ。
逆さ押さえ込みを切り返したLeonがマロマ・デ・レオンで3カウントを奪った。
勝利したLeonは
「今年デビュー25周年イヤーなんですけれども、
いつも以上に強く熱く激しいLeonを皆様にお見せしたいと思っております。
3月2日のPiO大会、そしてリアル25周年記念日である3月15日板橋、
どちらも記念試合をできたらと思っておりますので、今年も応援よろしくお願いします!」とあいさつする。
2、タッグマッチ 15分1本勝負
◯KAZUKI&チェリー(12分11秒、センセイ固めⅡ)中森華子&しのせ愛梨紗●
『WANTED☆ウォリアーズ』のチーム同士ながら息の合わないKAZUKI&チェリーに、
中森華子はしのせ愛梨紗とのタッグで対峙。
中森と愛梨紗はシャイニング・ウィザードの連弾を放つと、
KAZUKIとチェリーの誤爆によってチャンスをつかむも追撃は叶わず。
KAZUKIがリバース・スプラッシュ式のダブルニードロップからセンセイ固めⅡで愛梨紗からギブアップを奪った。
3、シングルマッチ 15分1本勝負
●谷もも(10分56秒、片エビ固め)世羅りさ◯
※羅紗鋏
谷が世羅りさと一騎打ち。
1度は阻止された「ももざんまい」を再度のトライで決めてみせる谷に、
世羅は超高速のジャイアントスイングで仕返し。
ロープを使ってのダブルニーを連発していく谷がウラカンラナを狙うも、
踏ん張ってこらえた世羅はコンバインへ。
外道クラッチの応酬から蒼魔刀を叩き込む谷だったが、
谷を背中に抱え上げた世羅が羅紗鋏で叩きつけて勝利を飾ってみせた。
4、タッグマッチ 20分1本勝負
AKARI&◯久令愛(15分34秒、体固め)大空ちえ●&柳川澄樺
※旋回式ダイビングボディプレス
セミファイナルではタッグ王者となった『クレアカリ』AKARI&久令愛と、
1年後輩の同期タッグ・大空ちえ&柳川澄樺が激突。
インフルエンザのため無念の欠場となった神姫楽ミサが得意とするイノシシアピールから、
ダブルのドロップキックを放つなど連係攻撃も繰り出す大空&柳川。
その後は久令愛と大空に勝負が預けられると、
走り込んできた大空に対し久令愛がカウンターのキックで迎撃。
AKARIのダイビングエルボーから、久令愛が旋回式のダイビング・ボディープレスで大空を仕留めた。
5、PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
[王者]◯ライディーン鋼(8分5秒、片エビ固め)柊くるみ●[挑戦者]
※100kgムーンサルトプレス
※第15代王者が初防衛に成功
メインイベントはライディーン鋼の持つ無差別級シングル王座に、
プロミネンスの柊くるみが挑戦するタイトルマッチ。
開始直後にいきなりジャーマンを放った鋼は続けざまにリバース・スプラッシュ。
くるみはショルダータックルで打ち勝つと、セコンドの世羅が鋼の足を引いて場外戦へと誘い込む。
2人がかりで攻撃を続けるくるみ&世羅を見て、怒った谷もリングイン。
バックドロップからライディーンボムを放った鋼が、
必殺の100kgムーンサルトプレスで3カウントを奪い初防衛に成功した。
★メインイベント後のマイク
鋼「初防衛したぞ~っ!くるみ!オマエらのやり方は気に食わねぇけどよ、もっとやりてぇんだよ!」
くるみ
「ウチらのこと好きすぎだろ!
いいよいいよ、いつでもまたこのリングに来てやるから。
今日の負けだって悔しいし、またオマエといつかやってやるよ」
鋼「そしてPURE-Jにもう1つベルトあるよね?デイリースポーツ認定タッグのベルト。2冠、目指してるんで…」
チェリー
「(鋼のマイクを奪い取って)あの~タッグのベルトを狙うってことは、
パートナーが必要ってことだよね!?
(KAZUKIと谷も名乗りを上げるが、チェリーは2人の口にテープを貼りつけて黙らせると)
私たちここでモメてる場合じゃないから。
おいクレアカリ、タッグチャンピオン上がってこいよ。
“オマエらにいいお知らせと悪い知らせがある”…って鋼が言ってる。
まず良い知らせ。
オマエらの初防衛戦の相手、“WANTEDのライディーン鋼とチェリーが挑戦してやってもいいよ”
って言ってる、鋼が。
そして悪い知らせ。
“オマエらが初防衛戦でベルトを落とすってことだ!”
…って鋼が言ってる。
“どうだ、恐ろしいか?受けて立てるのか!?”って鋼が言ってるよ!」
久令愛
「(憮然として)…オマエらあんまりフザけたこと言ってんじゃねぇぞ。
いいよ。そんなに言うんだったらウチらの初防衛戦相手、オマエらでいいよ」
チェリー「決定した!“じゃあチャンピオンの権限で日付けはオマエらで決めていいよ”…って鋼が言ってる」
久令愛「あんま腑に落ちないけどまぁいいや。1月24日の板橋グリーンホール大会。そこで懸けるよ」
チェリー「“じゃあオマエらベルトと首洗って待っとけよ”…って鋼が言ってるよ」
久令愛「その口、絶対ふさいでやるからな」
★久令愛のコメント
「(鋼&チェリーのタッグ王座挑戦について)
ホントに獲りたいのかな?ずーっとあんな調子でしょ、WANTEDって。
でもベルト巻く前はずっと負けてきたんで、
王者と挑戦者になって一種のリベンジじゃないですけど、
立場が変わったからには“迎え撃ってやるよ”って気持ちが1番ですね。
私たちは友情とチームワーク。
あっちはキャリアは長いかもしれないけど、
あんなふざけた調子の人たちには正直負けたくないので。
しっかりタイトル防衛戦としてやりたいなっていうのがありますね」