【レポート】5月3日(日)東京・板橋グリーンホール

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JWP 5月3日(日)東京・板橋グリーンホール           観衆163人

 

 

“欠場三人娘”があいさつ

林結愛「みなさんこんにちは。本日はご来場誠にありがとうございます。自分の途中経過なんですけども、まだ右目の視力が戻ってきておらず、毎日道場に通って事務作業、紙テープを巻いたり、お手伝いをしてる状態です。復帰までもうちょっとだけ時間をいただくことになってしまうんですけども、必ずリングに還ってきますので、それまで末永くお待ちいただけたら幸いです」

瑛凛「私の途中経過なんですけども、ギブスもはずれてサポーターの状態までよくなりました。まだ少し時間がかかってしまいますがみなさんもう少々お待ちください、お願いします!」

中森華子「今日でヒザの手術から丸2カ月経ちました。毎日少しずつよくなってるのを実感しています。復帰も見えてくると思ってます。今日はアイドル3人が欠場ですごいさみしいと思いますけど、試合はできないけど、セコンドだったり、売店なりで盛り上げていきたいと思いますので、3日間盛り上がっていってください」

 

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  • 藤ヶ崎矢子(10分37秒、旋回式ダイビングボディープレス→片エビ固め)希月あおい○

5・10博多で春山の無差別級王座挑戦が決まった希月が矢子とシングル。矢子が先制しようとするが希月がドロップキックを叩き込みコーナーに追いやる。串刺しエルボーアタックから矢子の脚を取り弓矢固めにもっていく。キャメルクラッチからボディーシザーズに移行しギブアップを迫る希月。そこからダイヤル固めにいくと自分の目が回ってしまう。転倒した希月に矢子はスリーパーからダイヤル固めのお返し。目を回した状態の希月はボディースラムを狙うが簡単に切り返され反対に叩きつけられる。すると矢子が希月に鎌固め。5分経過。希月がモンゴリアンチョップ連打から4コーナーに頭を叩きつけていく。最後はレフェリーに投げつけ、逆水平の連打を浴びせる。矢子がエルボーを連打すると希月が受けて立つ。矢子が奇声を上げると希月は入っていけず。それでも希月はバックブリーカーにとっていく。希月がセントーンを3連打。矢子が返すと、串刺しボディーアタック。矢子がキャッチしマットに叩きつけドロップキックの乱打へ。希月のダッシュに矢子がドロップキック、ノーザンライト。希月が返すと矢子はダイビングボディープレス。希月がかわして低空クロスボディー。セカンドからダイビングセントーンを投下すると矢子がなんとかクリアー。矢子が逆さ押さえ込みから回転脚折り固め。返した希月がカウンターでジャンピングラリアット、ダブルリストアームサルト。返された希月はダイビングラリアット。これもなんとか矢子が返す。希月はフィニッシュを宣言しダイビングボディープレスを旋回式で放つ。矢子が動けず、無差別級王座次期挑戦者の希月が勝利を飾った。

 

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コマンド・ボリショイ&●ラビット美兎(12分30秒、センセイ固めⅡ)華名○&真琴

ボリショイ軍vsピエロ軍のタッグマッチ。ボリショイがコールされたところで華名が襲いかかり試合開始。ラビットを場外に送り出し華名と真琴が次々と攻撃を加えていく。しかしボリショイが華名軍をかいくぐりラビットとドロップキックの競演。ボリショイが華名につかみかかり、もみあいとなる。ラビットが入りボリショイとともに顔面踏み潰し。ラビットがローキックの連打にいくと華名もやり返す。真琴がラビットをコーナーに乗せて腹部を蹴り上げる。ラビットが「ナメンナ!」とドロップキック。ボリショイと合体すると真琴がクロスボディーを浴びせる。ボリショイ組は華名軍を挟んでパロスペシャル。ラビットが真琴に豪快なブレーンバスター。ボリショイの足を場外から華名が引っ張るもボリショイは真琴にバックドロップ。控えの華名を場外に出すとラビットを呼び込み真琴にダブルの吊り天井。しのいだ真琴がボリショイにWWニー。華名がボリショイにミドルキックの連打。ボリショイがキャッチすると華名は飛びつき腕十字へ。バックの取り合いから華名がボリショイへ胴締めスリーパー。華名はラビットを引っ張り出し胸ぐらをつかむ。そこに背後からボリショイがスリーパー。華名がエスケープするとボリショイがピコニースマッシュ。真琴がカットするがボリショイがセンセイ固め。これも真琴がカットに成功。しかしボリショイが真琴を場外に投げ捨てる。ラビットが華名へミサイルキック、エルボーアタック。ボリショイと合体するが華名が連係をかいくぐる。10分経過。ボリショイが割って入りラビットとダブルのブレーンバスター。ボリショイのニーからラビットが背中へのドロップキック、ボリショイが619、ラビットがスリングブレイドでつづく。ラビットが華名を引き起こしエルボーの応酬。華名がバックにまわりドラゴンスリーパーの体勢からDDT、真琴のWWニーから華名がランニングキックを叩き込む。華名はネックブリーカーもラビットがクリアー。華名が頭部への蹴りをぶち込むとラビットがギリギリで返す。返したラビットに華名は エプロン際で真琴がボリショイを抑えている間にリング上ではラビットがギブアップを喫した。

ボリショイ「なにさっきのフィニッシュ誰の技だと思ってるの? センセイ固めⅡや」

華名「華名ちゃん固めⅡなんですけど」

ボリショイ「パクリ」

華名「パクリ?」

ボリショイ「パクリ」

華名「パクリ?」

ボリショイ「まこちゃんそれでええんか? 可愛い顔が台無しやろ」

真琴「ボリショイさん、ピエロはすてきだと思います。提案があるんですけど、5月17日、REINAの興行にぜひピエロ大戦のつづきをおこないませんか? ボリショイさんにふさわしい極上のピエロを用意してお待ちしております」

ボリショイ「だいたいいつの間にピエロ大戦ってなに? なにそれ? いいよ、やったるよ。私がパクリに負けるわけない。こっちも極上のパートナーを用意して乗り込んでやるよ。ライディーン鋼や」

華名「こっちにも言わせてもらうわ。こっちはコマンダンテや。コマンダンテ」

ボリショイ「コマンダンテって、私と名前似てるんね。私の好きな迷彩服着やがって。カラダ倍くらいあるよ。できればもっとも当たりたくないタイプや。でも私は積極的に出ていく。乗り込んでやるよ。いつまでもピエロのかっこうできると思うなよ、パクリ!」

 

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○春山香代子(12分33秒、ダイビングギロチンドロップ→片エビ固め)ライディーン鋼●

無差別級王者の春山がジュニア2冠から転落した鋼に胸を貸す。ニュートラルコーナーにはオレンジハッピーズのパートナーでもあり、次期挑戦者でもある希月あおいの姿が。ロックアップで試合がスタートし春山がヘッドロックで締め上げる。鋼はロープに振ろうとするが春山が許さない。鋼はエルボー連打からボディースラムを狙う。春山がこらえていくも3度目のトライで成功。しかしボディースラムはかわされヘアーホイップで投げられる。春山はキャメルクラッチ。鋼は噛みつきでサブミッションから脱出。すると春山がお返しとばかりに腕に噛みつく。鋼が春山を叩きつけると袈裟固め。逆エビ固めを仕掛け、5分経過。脱出した春山が逆水平の連打。こらえる鋼がエルボーで応戦。それでも春山はチョップの乱れ打ち。数十発食らった鋼が向かっていくたびに春山がトラースキック。春山が向かっていくと鋼がジャーマン。鋼はカナディアンバックブリーカーでコーナーに乗せるとボディーアタック、串刺しラリアット。ラリアットの連打を春山がこらえてみせる。張り手の打ち合いから春山がラリアット。鋼が受けて立ち、春山をかいくぐってのラリアットを決める。春山は雪崩式ブレーンバスターを敢行。コーナーに上がると鋼が起き上がり雪崩式ブレーンバスターのお返し。さらにリバーススプラッシュを連発。春山が肩を上げると鋼はフィニッシュを宣言。トップロープからダイビングボディープレスにいくが春山がかわしてみせる。トラースキックから春山がラリアット。10分経過。春山がオレンジブロッサムも鋼がクリアー。鋼がラリアットからショートレンジでもう一発。春山がカウンターでラリアットを放つが鋼が返す。春山は起き上がりこぼし式でラリアットを連打。トラースキックを打ち込み、ラリアットへ。決まったと思われたが鋼の肩が上がる。残り3分。春山がダイビングギロチンを敢行。ズバリ決まると鋼は大の字、春山が3カウントを奪ってみせた。

春山「声援ありがとうございました。昨日アイスリボンで希月あおいの10周年に出てラブコールを送りました。あおいから了解もらいました。5月10日、無差別級かけて闘います。私の地元で希月を応援しようが春山を応援しようがプロレスでハッピーになってもらえるような闘いを…(希月に気づきリングに上げる)」

希月「私からも言いたかったんですけども、次の無差別に挑戦するのはこの私、希月あおいです。私からも言いたかったんだよ、香代子! 大好きな香代子、信頼してるパートナーから言われたからには、握手ひとつで応えました。自分が挑戦するのはプロレス人生においてとてもすごいことだと思ってるので、香代子、私はあと1週間で生まれ変わるからね!」

春山「日々成長を感じてるから、生まれ変わってると思うよ」

希月「闘って肌と肌を合わせてまた会話しようじゃないか、博多まで行ってやるよ!

春山「博多で待ってるから!」

 

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中島安里紗3番勝負~100%ピュアバトル1

○中島安里紗(10分28秒、ドラゴンスープレックスホールド)花月●

中島3番勝負の第一戦は、OZアカデミータッグ王者の花月が相手。両者ガッチリ握手を交わして試合がスタート。中島が三角締めを狙うと花月が左足を取って締め上げる。中島が脱出しブレイク。手四つから中島がヘッドロックに取ると花月がロープに振るも中島がビッグブーツ。中島が張り手を打ってダッシュするが花月がカウンターのドロップキック。花月がサッカーボールキックを打てば中島がやり返す。中島は花月をコーナーに追い込み顔面を踏みつける。中島がサーフボードストレッチ。両者激しいエルボーの打ち合い。花月が持ち上げてコーナーに追い込むと「なめんじゃねえ!」と絶叫し串刺しエルボーアタック、ミサイルキック。腕をロックするが中島がロープへ到達。5分経過。花月のアームブリーカーをしのいだ中島が顔面へドロップキック、スリングブレイド、ミサイルキックでたたみかける。中島は花月の顔面を蹴っていく。花月がこらえてエルボーの打ち合いに持ち込む。花月がヒザを着くが「負けるか¡」とすぐに立ち上がり応戦。中島の顔面ビッグブーツで花月がダウン。エプロン越しに引き起こすと花月がエルボーを叩き込みスワンダイブのドロップキック。花月がバックフリップを決めるが中島が返す。花月はバックフリップを狙うも中島が高角度のDDT。両者ヒザを着いた状態でエルボー合戦。立ち上がっても激しいエルボーの応酬に。中島の強烈な張り手から投げっぱなしジャーマン。中島のダッシュに花月がカウンターのキック、ぶっこ抜いてのブレーンバスター。花月が押さえ込むが中島が返す。花月が側頭部を蹴り上げるも2カウント。花月の蹴りをかわして中島がヘッドバット。ジャーマン狙いをかえした花月に中島は左右のエルボー乱れ打ち。花月がこらえてハイキック。ヨシタニック狙いを切り返した中島がジャーマン。すると中島がドラゴンへ。これが決まると花月が返せず、中島が3カウントをゲットした。試合後、中島が握手を求めると、花月は張り手を見舞いリングを下りた。

 

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JWP認定タッグ&デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合

<王者>○Leon&Ray(19分3秒、クラッチ・デ・ガオー)<挑戦者>KAZUKI●&藪下めぐみ

※第45代JWP王者、第18代デイリー王者が3度目の防衛に成功。

ボラドーラスL×R、3度目の防衛戦。藪下が握手を求めようとするとKAZUKIが「いいよ、しなくて」と止めに入る。藪下は「礼儀からしないと…」と不満げな表情。先発はRayとKAZUKI。KAZUKIがビミョーなロープワークを展開。Rayは「タイトルマッチですけど」と困惑する。手四つにいくと藪下が乱入してローキック。挑戦者チームがRayをダブルでダブルニーの連続攻撃。しかしボラドーラスL×Rがダブルのドロップキックでお返し。KAZUKIをコーナーに振ると交互に串刺し攻撃を浴びせる。KAZUKIはLeonの腕に噛みつき。藪下が腕十字を狙うとRayが頭に噛みついてLeonを救出。5分経過。藪下がLeonにヒザ十字。Leonが逃れると、KAZUKIが入り右ヒザにヒップドロップ。RayがKAZUKIをコーナーに追い込みチョップの嵐を浴びせる。藪下を呼び込むがRayがまとめて側転アタック。ボラドーラスL×Rがフライングクロスチョップの競演。さらに柔道殺法を繰り出し2方向で関節技の競演となる。RayはKAZUKIにサマーソルトドロップ。KAZUKIがダブルアームの体勢からストマックドロップ。藪下がRayの右腕にフットスタンプ。ダブルリストの体勢はRayが切り返して延髄斬り。藪下が突進を止めてRayへの腕十字を極める。Rayが逃れるも藪下が腕を取りにいく。Leonがカットしスピア。10分経過。Leonが藪下をミサイルキックで吹っ飛ばす。藪下が飛びつき腕十字から三角締め。Leonが反転しバックブリーカーでリフトアップ。RayもKAZUKIにサブミッションを極めていく。藪下がダウン状態。Leonが引き起こすが藪下が「テメエ、ふざけんな!」とマットに叩きつける。KAZUKIがLeonに水車落としからダブルニー、コーナーからのダブルニーを落とす。さらにコーナーに上がるがRayが蹴落とす。Leonが藪下を場外に転落させると、Rayがプランチャ、Leonがスワンダイブのプランチャを放つ。Rayが戻ってきたKAZUKIに白鶴、Leonがトップロープ上を走ってのミサイルキック。KAZUKIがコードブレーカーもLeonがスピア、ジャックナイフ。15分経過。Leonがパワーボムの構えもKAZUKIが押し潰しダイビングダブルニードロップ。KAZUKIはLeonを引き起こしフィニッシュ狙いのデスバイロドリック。Leonが返すとKAZUKIがダブルアームの体勢。Leonが切り返すと藪下の掌底がKAZUKIに誤爆。ボラドーラスL×Rが2方向から空中弾。KAZUKIがなんとかLeonのカバーを返す。Leonはキャプチュードバスターの構え。KAZUKIがこらえるとスピアを連打。KAZUKIもニーを連打し対抗。藪下の掌底からKAZUKIが押さえ込むが2カウント。KAZUKIがランニングダブルニー。かわされるも後方から丸め込む。丸め込みの応酬からLeonが上に。ギリギリでKAZUKIが返すと、Leonがダッシュ。KAZUKIがキャッチしデスバイロドリック。カバーを反転したLeonが押さえ込むと、KAZUKIが必死にもがくも肩は上がらず。ボラドーラスL×Rが防衛を決めた。

KAZUKI「おい、Leon、明日のWANTED興行おぼえとけよ」

Leon「おぼえてるよ!」

KAZUKI「それから、今日帰りの道端でも気をつけろよ!」

挑戦者組が退場。

Ray「GW初日にJWPを選んでいただきありがとうございます。無事防衛できました。もっともっと防衛して記録を更新していきたいと思います!」

Leon「今日、GW一日目ですけども、また明日、明後日JWPの試合がありますので皆勤賞でお願いします!」