【レポート】10月6日(土)第24回・亀アリーナマッチ 17時

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10月6日(土)
「第24回・亀アリーナマッチ~勝愛実プロデュースVIOLET DREAM~」 17時 

 初の土曜日の夜開催となる道場マッチは勝愛実プロデュース大会。第1試合は『愛卍』勝愛実&マリ卍が『WANTEDウォリアーズ』と対戦。キャリアの浅いマリが捕まり、鋼がバックドロップからフロッグ・スプラッシュにつないで快勝。






 第2試合はコマンドボリショイ、Leon、中森華子、藤ヶ崎矢子が勝のコスチュームでリングイン。Leonが矢子を仕留めて決着がつくと、観客の拍手の大きさにより選ばれるベストパフォーマンス賞は、にらみ方や細かい仕草のモノマネで笑いを誘ったボリショイに決定。プロデューサーの勝から「次回11・11道場マッチで勝とタッグを結成」という特典が発表されると、ボリショイは「これ喜ばしいことなの…?」と苦笑い。










 メインイベントでは勝の要望によりラビット美兎が1日限定復帰。腰の負傷により美兎の引退試合の相手を務めることができなかった“やり残した試合”に、勝は美兎が引退発表した日のコスチュームリングイン。試合前、握手に応じると見せかけた美兎はいきなりのジャーマンからラビストラルで速攻狙い。エルボーの応酬などブランクをほぼ感じさせない真っ向勝負を展開するが、最後は勝がダイビングエルボーからまさかのラビストラルで3カウントを奪った。












 マイクを持った勝は、「自分のワガママから決定したこのカード…受けてくれた美兎にはものすごく感謝してます。だけど1つだけ…オマエ、現役(の自分)より強いってどういうことだよ? でも、この試合のタイトルにあったように、タイムマシーンに乗ることができたと思ってます。今日はホントにありがとう」と感謝。美兎は「まさか自分の技で負けると思わなかったよ。でも、お礼を言うのは私のほうです。あなたが私と闘いたいと言ってくれなければ、今日は現実にならなかったです。今日はホントにありがとう」と話し2人で抱き合った。




 カーテンコールでは中森が「私は今、いろんな団体で試合をすることが増えてきて、どの団体もすごい熱くて毎回刺激をもらってるんですけれども“やっぱりPURE-Jが1番熱い!、1番だ!”っていうのをチャンピオンとして見せていきたいし、そのためにはPURE-Jの選手と対戦していくことだと思っていて。だから、しばらくPURE-Jの選手とタッグを組むのを止めます」と、10・13王子大会では春日とのタッグでLeon&矢子と対戦するカード変更を要求。「私たちにしかできない闘いをPURE-Jで見せましょう」とLeonと矢子に迫った。




★勝愛実&ラビット美兎のコメント
 勝「もう夢のようでした。この道場マッチが決まってから今日まですごく長かったなっていうのがあるんですけど、終えちゃえばホントにあっという間だったというのがあって…。私のワガママを聞いてくれた美兎にはホントに感謝ですし、バチバチと闘い合うことも今後ないと思うので1つ1つの技を噛みしめながら受けたし、私も1つ1つを大事にぶつけていったので。今日という日に悔いはないと思います」
 ━━最初にこの話を聞いた時はどう思った?
 美兎「素直に嬉しかったです。私もすごい心残りがあったので、愛実も同じ気持ちでいてくれたのがすごい嬉しかったので。今回この話を受けて、断る理由がなかったので。(勝に向かって)即OKしたね?」
 勝「はい。でも今日の気合いはね、この(美兎の)髪色を見て頂ければ(笑)」
 美兎「そうなんですよ。気合い入れてね(笑)」
 勝「コスチュームに合わせて昨日(色を)入れてきたみたいなんで、ホントになんか嬉しかったですね。私のプロデュースを盛り上げてくれて、そして美兎も同じく楽しみにしててくれたことが何より嬉しかったです」
 美兎「オレンジは自分のコスチューム、ピンクは自分のイメージカラーだったんで。それを目立たせるために黒を入れました」
 ━━久しぶりに試合をしてみて。
 美兎「緊張するって思ったんですよ。全然しなくて! 現役の頃を思い出して(笑)」
 勝「明日から復帰できるね(笑)」
 美兎「すごいみんなから言われました(笑)。ホントに“楽しかった”っていう一言しかありません。機会があれば次は『アル☆ぴゅあ』(※勝とのタッグチーム)…ちょっと心残りがあるので、おそろいのコスチューム着てやりたいかな~?って思います。機会があればですけど(笑)」
 勝「ホントに今日はあっという間で楽しすぎて…寝たくない!」
 美兎「今日の朝に戻りたい!」
 勝「楽しみすぎて朝、熱出しましたからね。遠足前日の幼稚園児みたいな。無事に終わって何よりです。ホッとしましたね」