【レポート】9月23日(月・祝)名古屋市東スポーツセンター 15時

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9月23日(月・祝)名古屋市東スポーツセンター
「PURE-SLAMシリーズvol.3」15:00
※オフィシャル記者寄稿

 半年ぶりとなるPURE-Jの名古屋大会。入場式では初の地元凱旋試合となる久令愛があいさつ。「デビューして約1ヶ月で地元凱旋大会ということで、ホントに嬉しいです。地元でカッコ悪い姿を見せられないんで、絶対勝ちます! 応援よろしくお願いします」と話し、会場から温かい拍手が沸き起こった。
 第1試合ではAKARIと川畑梨瑚がシングル初対決。前回の板橋大会ではAKARIに初勝利を献上した川畑だったが、619からノーザンライト・スープレックスにつなぐと、最後はムーンサルトプレスで3カウントを奪い借りを返す。
 第2試合はマリ卍と久令愛の2度目のシングルマッチ。地元からの声援を受ける久令愛がエルボー、ドロップキックの連打が腕十字へ。対するマリ卍はグラウンド卍固めでギブアップを迫るが、これを耐え抜いた久令愛にマリはバックドロップからストレッチプラムで絞めあげて決着。力尽きた久令愛をマリが背負ってリングを後にする。
 ライディーン鋼は小仲=ペールワンとのタッグで、結奈&男盛が相手という異色カード。男盛りと小仲がやり合っている間に、鋼がコーナー最上段からのボディープレスで結奈を圧殺すると、試合後は鋼と男盛が握手を交わした。
 セミファイナルはKAZUKIと勝愛実の一騎打ち。試合前の握手を勝が拒否して、いつものように両者が激しい攻防を展開。KAZUKIの「オー!」を阻止した勝は、雪崩式のブレーンバスターからスライディング・ラリアット、トラースキックと追い込んでいくが、KAZUKIは巴投げからそのまま押さえ込んで3カウントを奪う。
 メインイベントはシングル王者の中森華子とタッグ王者の春日萌花がタッグを結成し、Leon&本間多恵と激突。6日後にタッグ王座を争う春日とLeonに勝負が預けられる形になると、春日の丸め込みによる猛攻を凌いだLeonがスピンキックからスピアー。最後はキャプチュードバスターでとどめを刺し、Leonが前哨戦を制した。カーテンコールではPURE-Jの選手が1人ずつマイク。久令愛は「本日はホントに最後までありがとうございました。…悔し~~い!! また負けた! いいところを見せたかった! でも負けたってことは、次の勝ちまでもっと頑張れるってことですよね? マリさんから勝てるようにもっともっと精進するんで、これからも久令愛のことよろしくお願いします!」と意気込みを語った。
★久令愛のコメント 「地元でカッコイイとこ見せたかったんですけど、また負けてしまって…。あいさつの時にリングに上がったら、目に入るところにだいたい知ってる人たちとか、お世話になった人の顔があったので…安心するのと同時にすごい緊張しましたね。自分は今、好きなことでご飯食べてて、その姿を見せれるところでもあったので。試合の後に“カッコ良かったよ”とか“すごい頑張ってるんだね”とか言ってもらえてホントに嬉しかったです。デビューから1ヶ月経ったっていう実感がないぐらいあっという間で、すごい濃密な時間を過ごさせてもらってるっていう…。まだ6戦目ぐらいですけどホントに充実してます」
▼打ち上げイベントはROLLING MANでのアコースティックライブ。