1月24日(金)板橋グリーンホール 18時半
「レインボースネーク vol.1」
観衆74人
1、シングルマッチ 15分1分勝負
◯大空ちえ(9分24秒、フィッシャーマンズ・スープレックスクラッチ)しのせ愛梨紗●
2025年初のPURE-J板橋大会。
大空ちえは20歳の誕生日を迎えたばかりのしのせ愛梨紗を相手に、
カウンターのローリングエルボーからダイビング・ショルダータックル。
最後はフィッシャーマンズ・スープレックスから押さえ込んでキャリアの差を証明する。
2、迷勝負数え歌 ’25 シングルマッチ 15分1分勝負
◯KAZUKI(0分31秒、クイズ正解)米山香織●
Q:米山の一番好きな食べ物は? A:納豆
【再試合】
◯KAZUKI(6分16秒、クイズ正解)米山香織●
Q:米山が今日履いている靴下の色は? A:黒
※通常ルールに加え、1カウントが入るとお互いのクイズが出題され、
正解するまで試合が続く特別ルール。
装いも新たに『迷勝負数え歌’25』となったKAZUKIと米山香織の定番対決。
この日は1フォールカウントを奪うと
相手に関するクイズが出題され、正解すれば勝利となる特別ルールに。
開始早々に1カウントを奪ったKAZUKIは
「米山の一番好きな食べ物は?」に「納豆」と答えて早くも正解。
以前の亀アリーナマッチと同じ問題を出題してしまった米山は
「このままじゃ終われねぇよぉ~!」と再試合を要求。
その後は難問・珍問の数々で会場の笑いを誘うと、
「米山が今日履いている靴下の色は?」を「黒」と当ててみせたKAZUKIが勝者となった。
3、シングルマッチ 15分1分勝負
◯Leon(8分9秒、クラッチ・デ・ガオー)アレックス・リー●
LeonはかつてREINAに所属していたアレックス・リーと7年ぶりのシングル対決。
重量感あふれるキックを主体に攻め込んでいくアレックスだが、
スピアーからのクラッチ・デ・ガオーでLeonが快勝。
マイクを持ったLeonは
「私は今年3月でデビュー25周年を迎えます!
次の2月2日・板橋から『25周年記念3番勝負』を行ないます!
この3人は私がやりたい相手を選ばせてもらいました。
3人ともバッチバチな熱い闘いをして、26年目に進んでいきたいと思います。
そしてリアル25周年記念日である3月15日、
ここ板橋グリーンホールでLeon25周年記念大会『獅子道(ししどう)』を開催します!
皆さん絶対に見に来てくださいね!?
私の師匠の1人であるAKINO選手に参戦して頂きたいと思っております!」と発表した。
4、タッグマッチ 20分1本勝負
●中森華子&神姫楽ミサ(14分22秒、79.5MHz2.0(仮))春日萌花◯&真琴
セミファイナルでは中森華子&神姫楽ミサと『1st Impact』春日萌花&真琴が激突。
2人同時のイノシシアピールから攻撃を繰り出していくなど意欲的に試合を進める中森&ミサ。
一方の春日は79.5MHz(ナックファイブ)とフットスタンプを交互に浴びせて中森に攻め込んでいく。
真琴のスピアーから変形の79.5MHzで絞め上げた春日が、中森からギブアップを奪ってみせた。
試合後は右手を差し出して握手を求める春日だったが、中森はその手を振り払う。
5、デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者組]AKARI&◯久令愛(17分00秒、ユニバース・ジャーマンスープレックスホールド)ライディーン鋼●&チェリー[挑戦者組]
※第36代王者が初防衛に成功
メインイベントは『クレアカリ』AKARI&久令愛の持つデイリースポーツ認定女子タッグ王座に、
『WANTED☆ウォリアーズ』ライディーン鋼&チェリーが挑戦するタイトルマッチ。
キャリアで上回るチャレンジャーはクレアカリの同士討ちを誘うと、
鋼が久令愛にヨコスカ・カッターからムーンサルトプレスを発射するも、久令愛が身をかわして自爆に。
合体攻撃でペースをつかんだクレアカリは、
AKARIのニースマッシュから久令愛が鋼のバックを取ると、
横回転を加えてから後方に投げるユニバース・ジャーマン・スープレックスで3カウント。
鋼からの初勝利でタッグ王座防衛に成功した久令愛は、
鋼の持つ無差別級シングル王座への挑戦を訴えた。
★メインイベント後のマイク
久令愛
「板橋のみんな!私たちがデイリースポーツ認定女子タッグ、初防衛に成功したぞ!
しかもこのPURE-J女子プロレスの無差別級チャンピオンから取ったよ」
鋼「だからなんだよ?」
久令愛
「鋼さんだけが、このPURE-Jで2冠王狙ってるんじゃないですよ。
私もこのPURE-Jのド真ん中…センター狙ってるんで!
あなたが持ってる無差別のチャンピオンベルト、挑戦してもいいですよね?」
鋼「受けてやってもいいよ。でもな、今日の借りは次の板橋で…オマエをぶっ潰すからな!!!」
久令愛
「2月2日・板橋グリーンホール、楽しみにしてるよ!
(会場のファンに対し)
私が2冠王になるところ、応援よろしくお願いします!
まだ初防衛なんで、これからもクレアカリもどうぞよろしくお願いします!」
★AKARI&久令愛のコメント
久令愛
「最初は大田区(1.12蒲田)で“選抜メンバーだ”ってふざけてたんで、
正直“ホントにこの人たち獲りたいのかな?”とか、
後輩ですけど思っちゃってたんですけど…試合してみたらガッツリ伝わりましたね。
王者として誰かを迎え撃つっていうのはPOPでは経験済みですけど。
タッグってまた全然違うので。難しさも知りましたけど楽しさもすごいあったなって思いました」
AKARI
「鋼さんは今、無差別を持っててすごい力はわかったんだけど、
初めての防衛戦だから絶対負けない。
簡単じゃないんだけど、一緒にクレアカリの力で防衛できたから嬉しい。まだまだ何回も私たち防衛します」
━━2冠宣言があったが。
久令愛
「今までは正直、欲がないっていうか目の前の試合をしっかり闘って、
自分の経験積むことしか意識がなかったんですけど。
タッグベルト持ってPURE-Jのド真ん中に立ってる人から勝っちゃったら、
やっぱ欲しくなっちゃいますよね。
大口たたいてるって思う人もたぶんいると思いますけど、
これが私の今、自信をつけさせてくれてるものなので。
その自分の気持ちのまま今、
行っちゃったほうがいいなと思って挑戦表明して“2冠王になってやるよ”なんて言いましたね」
━━鋼とのシングルマッチについて。
久令愛
「やっぱりあのデカさ…
私もPURE-Jでは鋼さんの次にデカいと思うんですけど、
なんか1個足りなくてそこをずっと超えられないまま…
今日が初めて鋼さんから勝つっていう経験だったので。
勝率で言ったら圧倒的に不利ですけど
“できないことはない”って、
AKARIと一緒にタッグ組んだことで知ったので。
もうこのまま自分のこと信じきって挑戦したいと思ってます」