2週連続の北千住大会。KAZUKI&久令愛とライディーン鋼&大空ちえによるPURE-J同士のタッグ対決は、久令愛と大空に勝負が託される形となり、互いに大技を応酬するもKAZUKIと鋼がカットに。久令愛がダブルリスト・アームサルトを放ったところで時間切れのゴングが打ち鳴らされる。
第2試合はAKARIとチェリーがオンリーギブアップルールで対峙。コーナーに上ったチェリーを619で蹴り落としたAKARIは、チェリーの足に的を絞って攻め込んでいくがムイ・ビエンもエスケープを許してしまう。チェリーが春夜恋から両肩を極める『地獄へようこそ』でギブアップを奪ってみせた。
セミファイナルは中森華子と関口翔のシングル初対決。ドロップキックを軸にエルボーや投げ技を繰り出していく関口は、STOで中森をなぎ倒すもカウントは2。中森がシャイニング・ウィザード、シャイニング・フラワーと立て続けに放って3カウントを奪う。
メインイベントは無差別級王者・Leonと所属2戦目となる谷ももがタッグを組み、『よねやまこと』米山香織&真琴と激突。トップクラスの選手に囲まれての闘いとなった谷だが、Leonと一緒に「ももざんまい」のポーズを決めると、その後も得意のヒザ攻撃を軸に奮闘。しかし真琴が2人まとめてのスピアーでLeonと分断されると、米山がコーナーからのセントーンを放って谷を仕留めた。
マイクを持った米山は「谷もも画伯…私のTシャツのデザインのイラストを描いてくれてから“画伯”って呼んでます。今日が画伯にどうしても伝えたいことがありました。私が言うのもおこがましいんですが、PURE-Jに入ってくれてありがと~~~っ!!(会場から拍手) とってもとっても嬉しいです! 所属のみんなのこと、よろしくお願いします! 特にLeonとKAZUKIさん、手がかかると思うのでよろしくお願いします!」。不服を訴えるKAZUKIとLeonを尻目に、谷は「米山さん、ありがとうございます。今日、私も言いたいことがありまして…米山さんにはまったく関係ないんですけども。PURE-Jに入ったからには強くなりたいので、私はPURE-Jの選手全員とシングルマッチがしたいと思っています! ボリショイさん、総当たりをお願いできないでしょうか?」とアピール。リングに上がったボリショイは「いいね。谷ももPURE-J入団記念7番勝負、次の大会からさっそく始めていきましょう!」と快諾する。
また、カーテンコールではKAZUKIが「米ちゃんってさ、明日もウチの亀アリーナ使うしさ。もしかしてYMZでPURE-J乗っ取ろうとしてないかな!?」と疑惑の目を向けると、米山は「なんでそれを…!!?」と一目散に逃走。最後はLeonの音頭によるJのポーズで大会が締められた。