1月19日(日)BASEMENT MONSTAR王子 15:30
~SPRING Fight 2020 Vol.1~
2020年第2戦となる王子大会。シルバーの新コスチュームで登場した久令愛は、前週の新木場で敗れている谷ももとのシングルマッチに挑むも、ダブルニーの連発で押し切られて勝利はならず。
第2試合はマリ卍が小林香萌と初対決。多彩な切り返しで落ち着いた試合運びを見せる小林が、丸め込みの応酬からラ・マヒストラルにつないでキャリアの差を見せつけた。
ライディーン鋼とAKARIのPURE-J純血対決は、AKARIの持てる技を受け切った鋼が、ブレーンバスターからラリアットへ。最後はブレーンバスターの体勢で抱え上げてからネックブリーカーの形で叩き落とす『昇天・改』で3カウントを奪った。
セミファイナルは新木場での勝愛実の対戦要求から実現した水波綾との一騎打ち。中盤以降は壮絶なラリアットの撃ち合いとなり、エルボースマッシュからイナズマバスターを決めた勝だが3カウントに届かず。スピアー、裏投げとたたみかける水波がコーナー最上段からのギロチンドロップでとどめを刺した。
メインイベントは米山香織からの提案を受ける形で、昨年抗争を繰り広げてきたKAZUKIとのタッグが実現。中森華子&Leonを相手に序盤から連係攻撃を決めると、2人で「オー!」のアピールなど意外にもスムーズなタッグワークを展開する。しかし少しずつ2人の間にズレが生じ始め、誤爆から仲間割れしたスキを突かれてKAZUKIが中森にフォール負け。マイクを持った中森が山下りなとのタッグでタイトル挑戦を表明すると、米山とKAZUKIが待ったをかけた。
★メインイベント後のマイク
中森「私は山下りなとタッグのベルトを狙っていって、2冠チャンピオンとしてPURE-Jをもっともっと盛り上げていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」
米山「ちょっと待って! 私たちもタッグのベルト狙ってる!」
KAZUKI「そうだよ。私たちだって狙ってるんだからな」
米山「ちょっとKAZUKIさん、申し訳ないんですけど私の言う“私たち”っていうのはKAZUKIさんのことじゃなくて、私とAKARIとか香萌ちゃんとか『ボリショイ・チルドレン』のことなんで、今日は組んで頂いてありがたかったんですけど…すいません。ごめんなさい(苦笑)」
KAZUKI「そんなのわかってんだよ! こっちだってなWANTEDのこと言ってんだよ。最初は調子いいと思ってたけどやっぱりダメだ。オマエとはな、組むより対戦していったほうがいい。今年はオマエと必ず勝負つけてやるからな!」
米山「KAZUKIさん、ラブコールありがとうございます。じゃあ、この決着はゆくゆく…(笑)」
中森「じゃあ次の大会で、どのタッグが挑戦者にふさわしいか…決めましょうよ。(Leonが参加を表明すると)Leonさんはもうカードが決まってるじゃないですか。だから3人で3WAYで、勝ったらタッグに挑戦ということで」
米山「じゃあ2月2日、よろしくお願いしま~す♪」