【レポート】1月21日(日)BASEMENT MONSTAR王子 12:00

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1月21日(日)
BASEMENT MONSTAR王子 12:00
「PURE-J女子プロレス~レインボーシリーズ

2018年、新シリーズ第2戦は王子大会。オープニングマッチはビジュアルハンター・藤ヶ崎矢子がアクトレスガールズの清水ひかりと初対決。ダイビング・ボディープレスから旋回式の一撃で余裕の勝利を上げる。

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再結成2戦目となるKAZUKI&ライディーン鋼はアイスリボンの宮城もち&藤田あかねを相手に肉弾戦を展開。最後はKAZUKIがコーナー最上段からのダブルニードロップであかねを仕留めた。

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勝愛実は5月に引退を控える飯田美花とシングル対決。飯田の腕関節に苦しめられながらも、ラリアットからオレンジ☆ブロッサムにつないで3カウントを奪った。マイクを持った勝は「私にとって飯田さんていうのは、ほかの先輩とはちょっと違う特別な存在です。私がまだデビューして1~2ヶ月ぐらいのド新人の時にシングルをさせて頂いて、そこで他団体の先輩に勝つことができました。そして私がカムバックした時の年賀状には“戻ってきてくれて嬉しいよ”って書いてくださった心優しい先輩でもありました。引退の知らせを聞いた時は寂しかったし、心に穴がポッカリと空いてしまった。だけど私は飯田さんへの想いも今日の闘いも、思い残すことはないです。こんな私が言うのもなんですけども、最後まで全力でケガだけはしないでください。“大好きです!”って言葉に偽りはありません! 引退したら一緒に飲みに行ってください!(笑)」。対する飯田は「今日は試合してくれてホントにありがとう。勝とはデビューした時からいっぱい一緒に練習して、試合もして、でも最後まで勝てなくて…弱い先輩でホントごめんね。(勝が)引退する時“寂しいな”って思ってたけど、戻ってきてくれて本当に嬉しいなって思ってるから。私がこうやって逆の立場になった時に、試合してくれてホントにありがとう。これから頑張ってください!」とエールを贈った。

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セミファイナルは『P-Ray-L』(プレイエル)コマンドボリショイ&Leonに、マーベラスの門倉凛&田中ミキがチャレンジ。インフルエンザのため欠場となった桃野美桜の代わりに参戦が決まった田中は、桃野のコスチュームで登場。上から振り下ろすように放つエルボーや足の甲への踏みつけ、後ろから頭を叩いてバカにするなど桃野になりきってファイトするも、ボディーアタックは相手に届かず会場の笑いを誘う。ボリショイの619からスピアーにつないだLeonが、マッド・スプラッシュで門倉にとどめを刺した。試合後、ボリショイは田中に対し「どう見ても桃野選手に見えないから! 今日は急きょ代わりに出てくれて、まずはありがとう。次はきちんと田中選手にオファーして、PURE-Jに上がってもらいたいと思います。その時は私のもう1つの顔、ボリショイキッドで」と再会をアピール。

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メインイベントは中森華子と希月あおいの一騎打ち。2・18大阪でDASH・チサコとのリターンマッチが決まった中森、そしてPURE-Jの主役になることを宣言している希月は、互いに譲らぬ真っ向勝負を繰り広げる。コーナー上での攻防を制した希月は、中森の背後からダイビング・ラリアットを叩き込むと、クロスアーム・スープレックスへ。カウント3寸前でキックアウトした中森はハイキックから側頭部へキックを叩き込んで、両者ともダウン。10カウントで起き上がることができず、両者KOで幕を下ろした。試合後は握手を交わした両者だが、ダメージが大きくそのまま退場。中森不在のカーテンコールで、ボリショイは「来週は中森と安納サオリ選手がタッグのベルトに挑戦してきます。少しでも万全の状態の挑戦者から防衛したいと思ってます」と中森の身を案じつつ、防衛を誓った。

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★門倉凛&田中ミキのコメント
田中「今日は『お正月でちょっとタテにも横にも大きくな桃野美桜』として闘わせて頂いたんですけど、“同期タッグ”は初めてですか?」
門倉「同期? 同期じゃないですけど…(苦笑)。組むのは初めてです」
田中「なんか楽しかったです。やったことのない技にも挑戦してみたりして。最近ずっとコミカルな試合を多くしてたんですけど、すごい新鮮でした」
門倉「後輩と組むのがたぶん初めてなんですよね。ずっと先輩とばっかり組んでて。1年しか変わらないですけど、最初は“引っぱらなきゃいけない”って思ったんですけど、ちょっとキャラ違うし“適当にやって”と思って(笑)。桃野の欠場は残念だったんですけど、またどこかでリベンジしたいと思います!」
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