【レポート】10月17日(日)板橋グリーンホール 13時

Pocket

 3週間ぶりの板橋大会。PURE-JのAKARI・大空ちえと、ディアナの梅咲遥・マドレーヌがシャッフルしての若手タッグ対決は、AKARIの二段蹴りからマドレーヌが変形の押さえ込みにつないで大空から3カウントを奪取

 久令愛は約2年ぶりの真琴とのシングル対決に、ダブルリスト・アームサルトからトラースキックを放つと変形のラ・マヒストラルであわやの場面を作り出す。しかしカウンターのスピアーで形勢を入れ替えた真琴はハイキックを叩き込むと、ハリケーンドライバーの形で叩きつけて貫録の勝利を上げた。

 中森華子15周年シリーズ9戦目は、中森が生まれ育った団体である『伊藤道場』で同門の先輩だったミス・モンゴルとのシングル初対決。ランニング・セントーンからSTOでなぎ倒すモンゴルだが、2発目のセントーンをかわした中森はカウンターのシャイニング・フラワーへ。最後はハイキックでとどめを刺して成長ぶりを証明すると、「伊藤道場の4年半という時間は私にとってかけがえのないものです。今までほとんど対戦はなかったんですけど、今も昔もこれからも変わらず本当に尊敬している先輩なので、今日闘えて良かったです」と感謝を述べる。

 

 メインイベントは『チェレオ』Leon&チェリーの持つデイリースポーツ認定女子タッグ王座に『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼が挑戦するタイトルマッチ。長いタッグ歴を持つWANTEDが連係攻撃のバリエーションの豊富さでチェレオと渡り合い、最後はLeonと鋼に勝負が預けられる形に。鋼がラリアットの連発で追い込むが、ピンチを凌いだLeonがマロマ・デ・レオンで押さえ込んで2度目の防衛に成功。

 マイクを持ったLeonは「正直WANTEDはメチャメチャ強かったけど、チェリーちゃんとの絆、そして皆さんの応援のおかげで防衛することができました! チェリーちゃん、もっともっと大爆進していきましょう!」。続いてチェリーは「今日2回目の防衛成功したので、目標まであと98回!(笑)。最低でも98回は防衛したいと思いますので。今日チェレオのポートレートが完売してるんです! またたくさん作りますので、ぜひ皆さんポートレートのほうもお買い求めよろしくお願いします!」と笑顔を見せる。Leonは次回10・31板橋大会について「2週間後、AKARIと無差別のベルトを懸けて闘うんですけども、きっちり防衛して、この先も2冠王として走り続けていきたいと思います!」と宣言した。

★Leon&チェリーのコメント
 Leon「やっぱりウチらより長年タッグを組んでて強さもわかってたんですけど、苦戦した部分はあったんですけど(チェリーのほうを向いて)ウチらの絆だよね? きっちり勝つことができてメチャメチャ嬉しいです」
 チェリー「あと目標まで最低98回は防衛しますので、Leonさんと2人でずっとずっとこのベルトを持って、2人でどんどんこのベルトを輝かせていけたらなと思います! 頑張ります!(笑)」

★ミス・モンゴルのコメント
 「よく先輩から私も言われてきたけど10代だったわけですよ。あの子、本当に頑張り屋で練習も皆勤賞とかで、気も強くてね…女子プロ向きだなと思ってたんですけど、こうやってJさんのエース格になって強くなって。やっぱり嬉しさでもあるけど、一個人レスラーとして負けるのは悔しいな。でも、そういう人になってくれたっていう嬉しい気持ちと半分半分かなって。私もこのまま負けてたくないから、今度は私がハナにチャレンジしていきたいなって思ってます」