◇10月25日(日)亀アリーナ大会 16:00 「第13回40人限定特別亀アリーナマッチ」 ~鋼Happy Birthday&HALLOWEEN~ ライディーン鋼のリアルバースデーに開催となった亀アリーナマッチ。オープニングマッチは“中森華子のお友達”の姫華(ひめか)が亀アリーナに初参戦し、Leon、偽(にせ)Leonと異色の3WAYマッチ。姫華の持つ人形も含めた4WAYの様相となるが、勝機にカットに入られたLeonは怒って人形をリング下に投げ捨ててしまう。姫華が探しに行っている間にLeonが偽Leonを丸め込んで勝利した。敗れた偽Leonは「今日、本家に3カウントを取られるという失態を犯してしまいました。ですので、責任を取ってこのマスクを脱ぎたいと思います!」と自身のマスクに手をかけ、セコンドたちがあわてて制止。Leonは「本気で言ってるのか!? マスクマンにとってマスクは命の次に大事なんだよ。簡単に“脱ぐ”なんて言うな!」と諭すが、それでも脱ごうとする偽Leonをセコンド総出で控室へ連れ戻した。
第2試合は大空ちえがライディーン鋼のデビュー時のコスチュームを着用し、1日限定で『ライディーン小鋼(こがね)』として登場。鋼を相手にパロスペシャルを初公開するなど意欲的なファイトを見せるが、アルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げられると無念のギブアップ。 休憩時間には欠場中の久令愛が椎名林檎さんの歌を披露し、続いてボリショイ&久令愛によるトークショー。ボリショイの『雨のち晴れ』で久令愛が初めて手話に挑戦する。
メインイベントのコスプレタッグマッチでは中森華子がAKB、AKARIがチャイナドレス、KAZUKIがバナナ、主役の鋼は『千と千尋の神隠し』のカオナシに扮してリングイン。序盤で早くもお面が剥がれてしまった鋼がカオナシのコスチュームを脱ぎ捨てると、中には制服を着込んでおり二段構えだったことが判明する。AKARIが丸め込みからエルボーを連打していくと、鋼は急角度のバックドロップからフライングニールキックを一閃。最後は横須賀カッターでとどめを刺した。試合後、観客の拍手の大きさで選出される「ベストコスプレイヤー賞」も僅差ながら鋼の勝利となった。
カーテンコールではLeonが11・3新木場大会について、「鋼のパワーと勢いをすべて受け止めた上で私が防衛しますので、皆さんぜひ見届けてください」、大空は「鋼さんのデビュー当時のコスチュームを借りて小鋼(こがね)になりきってやりました。これからもっと成長して鋼さんにも追いつけるように頑張りたいと思います!」と意気込み。中森は山下りな戦に向けて「約1年前に無差別のベルトを懸けて闘いました。私自身もすごい楽しみです」。KAZUKIは「鋼がこんなに頼もしくなってくれて私は本当に嬉しいです。私は44歳なんで、私の年齢ぐらいまで頑張ってください!」とエールを贈る。鋼がマイクを持つとハッピーバースデーのBGMが流され、サプライズでケーキが登場。ロウソクの日を吹き消した鋼は「29歳になりましたー!! 20代最後になりますが、自分の誕生日で試合ができて本当に嬉しいです。29年生きてきて良かったと思います。ありがとうございました!」と話し、Jのポーズで大会を締めた。
▼久令愛とリングアナSakiもハロウィン仕様のゾンビメイク