【レポート】10月4日(日)第11回40人限定特別亀アリーナマッチ 16時

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10月4日(日)亀アリーナ大会 16:00
「第11回40人限定特別亀アリーナマッチ」
※オフィシャル記者寄稿
 新型コロナウイルス対策のため、観客数限定での開催が続く亀アリーナマッチ。第1試合でKAZUKIに挑んだ大空ちえは裏アキレス腱固めからヒザ十字に移行するなど奮闘するも、KAZUKIがコーナー最上段からニードロップを投下して3カウント。KAZUKIは大空の健闘を称えて握手を交わす。




 第2試合では勝愛実、ライディーン鋼、マリ卍が、禁止技が設定される変則ルールでの3WAYマッチで対戦。勝が禁止技の書かれた紙を引くと「エルボー」。2対1で不利な闘いを強いられる鋼だが2人をまとめてなぎ倒すと、強引に丸め込んでフォール勝ちを収める。




 メインイベントはLeon&AKARI vs 中森華子&春日萌花。LeonとAKARIに立て続けにハイキックを放った中森が、フィッシャーマン・バスターでAKARIを仕留めてみせた。




 マイクを持った中森は「無差別のベルトをLeonさんから獲られて2ヶ月半経ちました。その間タッグのチャンピオンになって、やっぱりまだまだ2冠チャンピオンとしての夢はあきらめてません! Leonさんのベルトを獲りにいけるのは私しかいないと思ってるし、私が取り返したい。だから私に挑戦させてください!」。すると鋼が「ちょっと待って! 私だって無差別のベルト欲しいんだよ」とアピール。Leonは「オマエたちの気持ちよくわかったよ。次の(10・18)板橋、シングルで闘って勝ったほうの挑戦を受けてやるよ。それで11月3日の新木場で防衛戦やってやる」と応じる。
 カーテンコールではボリショイがマイクを持ち、「今日欠場している久令愛は順調に回復をしているので皆さんご安心ください。そしてもう1つ、皆さんにお伝えしなければいけないことがあります。何度も話し合いをしましたが、私の想いは伝わることはありませんでした。愛卍から大切なお知らせです」。勝は「突然の発表で申し訳ございません。18日の板橋大会をもちまして、勝愛実とマリ卍はPURE-Jを退団させて頂くこととなりました。ホントに急な発表で驚かせてしまったと思うんですけども、この決断になるまで何度も何度も団体とも話し合いを重ねてきました。だけど、私たちがやりたいことっていうのも変わることはなかったので、この決断にさせて頂きました。板橋では愛卍対決としてカードが組まれているので、PURE-Jでの所属ラストマッチを皆さんに見届けて頂きたいなと思っています。最後まで応援よろしくお願いします」とあいさつ。
 続いてマイクを持ったLeonは、「皆さん不安にさせてしまってすみません。でも、PURE-JにはこのLeonがいるから大丈夫です! 誰が挑戦してこようがこの無差別級チャンピオン・Leonが防衛して、これからのPURE-Jを引っ張っていきます!」。最後は中森が「私は旗揚げした当時から“PURE-Jをこの世で1番の団体にする”っていうのを心に決めてるので。PURE-Jをこれからも背負って守っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」。
 中森は春日に対し、「お誕生日おめでとうございます。ちょっと早いんですけど…」とハッピーバースデーが歌われる中、花束を贈る。春日は「サプライズだったので急にマイクを渡されて…言うことが思いつかないのですが…PURE-Jは本当に実力者がそっろっていると思うので。私は今PURE-Jのベルトを巻いていないですけれども、ほかで実力を積んでいるつもりです。だからこそ今すぐにでも、PURE-Jのタッグのベルト、そして…まずはタッグのベルトなので、そちらを奪還したいと思っています」と意気込みを語った。