【レポート】11月13日(日)第69回・特別亀アリーナマッチ 17時半

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11月13日(日)第69回・特別亀アリーナマッチ 17:30
観衆未発表

1、シングルマッチ 15分1本勝負
●KAZUKI(10分52秒、サルタヒコ固めを切り返し)中森華子○
※通常のプロレスルールに加え、1カウントフォールが入ると早口言葉を言い、完全に言えないと勝てない特別ルール。
早口言葉:赤坂サカスにサーカスが来たX3
 PURE-J恒例の亀アリーナマッチ。KAZUKIと中森華子のシングルマッチは両者がリングに上がったところでルールが発表され、相手からフォールカウントを1つ奪い、その後に早口言葉を正しく言えれば勝利となる条件マッチが告げられる。1カウントの後の早口言葉に思いのほか両者とも苦戦を強いられなかなか決着がつかず、中森が「赤坂サカスにサーカスが来た」を3回連続で成功させて勝者に。


2、3WAYマッチ 15分1本勝負
○AKARI(8分42秒、横十字固めからの押さえ込み)ライディーン鋼●
※もう一人はLeon
 Leon・ライディーン鋼・AKARIによる3WAYマッチ。鋼のスライディングラリアットはAKARIがかわしてLeonにヒットすると、すかさずAKARIが鋼を丸め込んで3カウント。11・27大阪でタッグ王座挑戦が決まっているAKARIが弾みをつける結果となる。



3、タッグマッチ 20分1本勝負
谷もも&久令愛●(14分23秒、ユニバーススープレックスをカサドーラで丸め込み)大空ちえ&海樹リコ○
 メインイベントは意外にも初タッグ結成となる谷もも&久令愛と、同期タッグ『Sea Sky』大空ちえ&海樹リコが激突。谷のコーナーからのダブルニー、久令愛の旋回式ダイビング・ボディープレスを立て続けに受けてピンチを迎えた海樹だが、久令愛がとどめのユニバース・ジャーマンを狙うと前方回転で切り返して逆転のフォール勝ち。






 勝ち名乗りを受けてマイクを持った海樹は久令愛に対し、「オマエの持ってるPOPのベルト、ずっと狙ってんだよ!! 南月(たいよう)さんも(中島)安里紗さんも巻いてきて、自分が巻かないわけにはいかないんだよ!! いつもスカしてるけどな」。対する久令愛は「スカしてるとかはどうでもいいんだよ。結果は結果だから、悔しいけどこれで1勝1敗(※10・16FBW名古屋でのタッグマッチで久令愛が海樹から勝利)。リコの気持ちメチャクチャ伝わった。だからこそ私はあなたとの防衛戦はしかるべき場所、しかるべきタイミングで必ず実現させたいと思ってる。だけどこのままじゃ気に食わないから、必ず今日の借りは返す」と返答する。


 カーテンコールではKAZUKIが「今日のルール…私、ただでさえ滑舌悪いのに、試合中にあんなの無理ですよ。試合はけっこう押してたと思うんですけど、今日はルールに負けた」と苦笑い。Leonが「いやいや、そういうルールだから。負けを認めてくださいよ」と割って入ると、KAZUKIは「じゃあオマエやってみろよ!」と次週のKAZUKIとLeonによる早口言葉ルールでの対戦が決定する。AKARIは前日のアイスリボン道場、この日の昼のディアナ道場に続いての3連勝に「メッチャ嬉しいです」と笑顔を見せると、11・27大阪でのタッグ王座挑戦について「そのベルト欲しいです」。谷は大阪大会について「私は関西で生まれ育っていて両親やおじいちゃんおばあちゃんも見に来るので、ここから2段階3段階パワーアップしたところを見せれるように頑張りたいと思います!」。


 久令愛は「今日の負けは今日の負けだけど、“そんなことでヘコたれるようなPOP王者じゃございません”というのを、ちゃんと示しておきたいので。これも自分が強くなるための一歩。チャンピオンだというところを見せたいなと思います。大阪では初めてタッグのベルトに挑戦します。必ずベルトを獲って2冠になろうと思ってるので応援よろしくお願いします!」と、それぞれ意気込みを語った。