【レポート】11月23日(水・祝)第70回・特別亀アリーナマッチ 13時

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11月23日(水・祝)第70回・特別亀アリーナマッチ 13時
観衆未発表

1、3WAYマッチ 15分1本勝負
○大空ちえ(6分54秒、2人まとめてエビ固め)谷もも ●、AKARI●
 通算70回目を迎えたPURE-Jの亀アリーナマッチ。第1試合では谷もも・AKARI・大空ちえによる3WAYマッチで、巧みに立ち回った大空は谷とAKARIが背中合わせで尻もちをついたところで、2人を転がして押さえ込み3カウント。先輩2人をまとめて仕留めるという快挙を達成する。


2、シングルマッチ 15分1本勝負
△ライディーン鋼(15分00秒、時間切れ引き分け)中森華子△
 中森華子とライディーン鋼のシングル対決は執拗な腕攻めや蹴りのラッシュを見せる中森に対し、鋼はカウンターのニールキックや高角度のバックドロップで応戦。鋼がラリアットを連発したところで15分時間切れに。




3、タッグマッチ 20分1本勝負
KAZUKI&○久令愛(15分27秒、ユニバース・ジャーマンスープレックスホールド)Leon&海樹リコ●
 メインイベントはKAZUKI&久令愛vsLeon&海樹リコ。初タッグとなるLeonと海樹は好連係を見せ、タイトル戦の機運が高まる久令愛と海樹はこの日も激しく火花を散らす。久令愛のジャーマンを前方回転で切り返す海樹に対し、バックスピンキックを一閃。横回転を加えてから後方に投げるユニバース・ジャーマンで一気に勝負を決めた久令愛は、「おい海樹リコ!! この前(11・13亀有)は私が負けたから、今日は勝ったから言ってやるよ。私のPOP選手権の次の挑戦者はオマエだ。私たちにふさわしい、しかるべき場所とタイミング用意しとくから。それまで待ってろよ」と言い放つ。


 カーテンコールでは谷が4日後の大阪大会での中森戦について、「タワシデスマッチを除くと年明け以来1年ぶりになるので、PURE-Jに入ってこの1年でどれだけ成長したかを受け止めて頂きたいと思います」と意気込み。 続いてKAZUKIは「私事なんですが、来年から地元の岡山に帰ることにしました。引退とか退団ではなく亀アリーナマッチはお休みさせて頂いて、月1回の板橋とかそういう所で試合をさせて頂く不定期参戦という形を、会社のほうと話し合いまして、そういう形を取らせて頂くことになりました。お会いする機会は少なくなると思いますが、引き続き来年も応援して頂けたら嬉しいです」と発表。これを聞いた谷は「私、KAZUKIさんからもっと学びたいこととか、もっとWANTEDでタッグ組みたいとかたくさんあるので。来年もよろしくお願いします。亀アリーナマッチは谷ももに任せてください!」と宣言すると、KAZUKIは「みんなで盛り上げてください」と言葉をかける。



 久令愛は「(海樹に)借りはしっかり返しました。まだに日にちは決まりませんが、次の挑戦者は海樹リコです。そしてあと4日後です。PURE-J久しぶりの大阪大会、ここで私はAKARIと初めてタッグのベルトに挑戦します。私たち2人がこれからのPURE-J、やっぱり引っ張っていかなきゃいけないと思うから。ここで必ず結果を形にして応援してくださる方にも恩返ししたいと思うので…ちょっと遠いですが応援に来てくれたら嬉しいです」と話し、KAZUKIと一緒にJのポーズで大会を締めた。



★KAZUKIのコメント
 ━━地元・岡山に帰ることを決意したのは?
 「さっき言い忘れたんですけど、家庭の事情です。やっぱりこの歳になると常々周りからも言われるんですけど、本格的に考え始めたのは9月か10月に叔母が亡くなって1回地元に帰ったんですよ。その時に自分の両親のこととか…健在ですけど歳も歳なんで、車の運転とかもしてるんですけどやっぱり極力減らしてほしいわけで。いろいろ(高齢者ドライバーによる)事故とかも聞くじゃないですか」
 ━━別の仕事をする予定などは?
 「まったく何も決まってないです。ただPURE-Jに関してはさっき言ったように板橋とかに出させてもらえたらっていう感じでお話ししました。何かするにしても月に1回こっち(東京)に来させてもらうのを了承してもらえる所じゃないと…知り合いのお手伝いとかになるかもしれないですし。もし岡山でプロレスができる所を探せば、逆にPURE-Jを呼んだりもできるかな…?」
 ━━団体では裏方の役割も大きく、戦力ダウンとなってしまうが。
 「どうなんですかね(苦笑)。今、私がやってたことをみんなに振り分けてます。引退や退団ではないので、ちょっと皆さんお会いする機会は少なくなりますけど、引き続き応援して頂けたら嬉しいです」