【レポート】12月20日(日)亀アリーナマッチ

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PURE-Jの選手たちが12・13後楽園大会を前にTwitter上での“いいね”の数を競う『いいねバトル』を展開。合計数の1番多かった中森華子が今大会のプロデュース権を獲得した。

第1試合は後楽園でタッグ王座に挑戦した大空ちえと真琴のシングル対決。真琴がWWニーから狙いすまして放ったブレイジングキックで3カウントを奪う。続く第2試合ではLeonとAKARIが、それぞれ中森のコスチュームを着て登場。互いに中森のレパートリーの技を繰り出していき、AKARIのラ・マヒストラルを切り返したLeonがフォールを奪う。

 メインイベントではプロデューサーの中森華子が春日萌花とのタッグで『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼と激突。中森と鋼が激しく火花を散らす中で20分時間切れのゴングが打ち鳴らされると、マイクを持った中森は「春日さん、今日は同じコーナーに立って新しい景色を見たかったんですけど、引き分けという悔しい形に終わっちゃって…。でも、私もまだまだやりたいことたくさんあるし、春日さんだって同じ気持ちだと思うし。今日から第2章が始まったと思ってます! だから来週の板橋大会も来年も、もっともっとPURE-Jで暴れてください。私も負けないです」と呼びかける。

 カーテンコールでは中森に扮したAKARIが「キック難しい。ごめんなさい(笑)」、Leon「個人的にヒラヒラコスチュームが着れて嬉しかったです。また機会があったらやってみたいと思います」とコメント。KAZUKIは年内最終戦となる12・27板橋について、米山との決着と11月に敗れている春日の名を挙げ、「どちらにも借りも返したい。でも1大会しかない」。すると春日は「KAZUKIさん、私現在ボリショイCLASSに通ってるんですよね。つまり私はボリショイ・チルドレンの1人と言っても過言ではない!…ということは!? 米山選手と春日萌花がタッグを組めば万事解決~!!」。KAZUKIは「ボリショイ・チルドレンでいいんですか?」と問い正すと、ボリショイは笑顔でOK。「今年の借りは今年中に返したいと思います」というKAZUKIに、春日は「その言葉、そっくりそのまま返します」と返答した。
 最後に中森は「昨日ディアナさんに参戦して、佐藤綾子選手の持つシングルのベルトに挑戦したんですけれども、ベルトを巻くことはできませんでした。やっぱりディアナという団体を背負ってる選手…気持ちがちょっと私より上で、私のほうが弱かったから負けたんだと思います。だけど佐藤綾子選手から“タッグのベルトに挑戦したい”と言われて、どこかで実現したいと思います」と話し、12・27板橋で中森&Leon vs 鋼&佐藤による前哨戦をアピールした。
★春日萌花のコメント
 「華ちゃんはズルイですね。試合中は殺伐とした雰囲気で“彼女に負けたくないな”という気持ちで気力を保てるんですけど、終わった後に本人わかってるのかわかってないのか定かではないんですが…可愛らしい彼女が出るじゃないですか。それに私は引っ張られて素が出てしまったなというのはありました」
 ━━ボリショイ・チルドレンであると表明したが。
 「こちらはフリーランスなので、どんなパターンとしてでもカードには入っていかないといけないので。KAZUKIさんの言葉尻(じり)を捕らえてボリショイ・チルドレンと言い張れば、米山さんとタッグを組むことも不自然ではないだろうと。PURE-Jとの闘いの難しいところは、つぶしたいんだけど尊敬してるんですよね。KAZUKIさんとは何回かシングルして1回私が勝ってて、こないだはお客さんの投票で勝ったという形で。あそこで“華やかさ”という項目を削ると、実は私はKAZUKIさんに負けていて(※パワーなどの項目ではKAZUKIの得票が上回っていた)。だからあそこで決着がついたとはまったく思ってないので。あの場面では確かに勝ったけれども、PURE-Jの先輩として選手を引っ張ってる存在のKAZUKIさんは、あんなもんではないと思っています。再々戦はこちらも望んでいたので、乗っかりたいなというところですね」
▼亀有のご当地アイドルユニット『coco亀』がオープニングアクトを担当。メンバーは全員が小学生。