極寒の中での開催となった亀アリーナマッチ。第1試合はLeon&AKARIとライディーン鋼&久令愛によるタッグ対決で、Leonと久令愛はこの試合が復帰戦。バックスピンキックから変形ラ・マヒストラルでLeonを丸め込む久令愛だが、これを凌いだLeonが背後からのスピアーでなぎ倒すとテキサス・クローバーホールドでギブアップ勝ち。
中森華子とKAZUKIは“バレンタインデートを想定した服装”でのコスプレマッチで、試合中に汚い言葉を使うとLeonからハリセンでお仕置きされる特別ルール。KAZUKIがLeonのハリセンを奪い取ったことから3人がもつれる展開になると、Leonのスピアーを食らったKAZUKIを中森が丸め込んで3カウントを奪ってみせた。
メインイベントでは谷ももが入団記念7番勝負の4戦目として大空ちえと対峙。丸め込みの応酬を経て外道クラッチで押さえ込んだ谷が勝利し、久々の勝ち名乗りに笑顔が弾ける。一方、敗れた大空は声を上げて悔しさをムキ出しにした。
カーテンコールで久令愛は「無事こうして復帰できましたので、これからまた頑張らせて頂きます。来週、もも選手と7番勝負やらせて頂きますが、今までシングルは全戦全敗。私は貪欲に純粋に勝ちにいきます」、Leonは「この1ヶ月間、私にとってすごく長く感じたんですけども、やっぱり私はリングの上が大好きだし1番輝ける場所だと再確認しました。これから無差別級王者として強い百獣の女王を見せていくんで、皆さんついてきてください」と意気込み。谷は「今年初勝利でした! ちえとは1年前のPOPのトーナメントでシングルマッチをしたんですけども、もうホントに1年前とは全然違う…メチャメチャ強くなっててホントにビックリしました。最後は外道クラッチで取らせて頂いたんですけども、もう外道でもいいんです! 勝てばいいんです! 久令愛に言われましたけど、勝ちには貪欲に。とりあえず勝てればいいと思ってるんで。(久令愛に対し)次シングルよろしくお願いします」と話し、初めて締めの音頭を務めた。