緊急事態宣言の発令により、急きょ無観客&ツイキャス生配信での開催となった亀アリーナマッチ。約1年ぶり2回目の亀アリーナ参戦となるマドレーヌは久令愛との対戦に、以前『クレアーヌ』としてタッグを組んだことがある楽しい思い出を語りかけて懐柔を狙うが、久令愛はだまされず。変形の丸め込みで3カウントを奪った久令愛が同期対決を制した。
KAZUKIと大空ちえのシングル対決は、試合中にロープエスケープするとお仕置き係のLeonからタワシでゴシゴシされるという特別ルール。ロープに体が触れただけでもゴシゴシするLeonに2人の悲鳴が響き渡るが、Tシャツをめくられた大空がLeonから腹にタワシ攻撃を受けると、KAZUKIがKクラッシャー、Kソードとたたみかけて試合を決める。
続いてギターを持ってリングに上がったボリショイは、この日の有観客での開催と板橋3連戦の中止を報告すると、「これが最後の緊急事態宣言になるように、みんなで頑張っていきましょう。今、人の流れを抑制するということで1人でいる人も多いと思いますが“1人じゃないよ”ということで、今日は『素顔のハート』を歌わせて頂きたいと思います」と自身の入場テーマとしても使用されていた曲を歌い上げた。
メインイベントはライディーン鋼&梅咲遥 vs 中森華子&AKARIのタッグ対決。4人ともチャンピオンベルトを持って登場し、タッグ王座を懸けて闘う鋼と中森、POPのタイトルマッチが決まっているAKARIと梅咲という2つの前哨戦が同時に行なわれることに。丸め込みの応酬を制した梅咲がAKARIを仕留め、前哨戦は挑戦者チームが勝利を飾った。マイクを持った梅咲は、「鋼さんのアシストがあったから今日勝てたんですけど、次はシングルなので。しっかりAKARI選手から勝てるように、やってやりたいと思います!」。鋼は「今、この緊急事態宣言が出てますけど、私たちはこうやって皆さんに笑顔と元気と勇気を与えられるように配信をしていきたいと思うので。これからも応援よろしくお願いします!」と大会を締める。試合後、梅咲は「POPのベルトは大好きな先輩のSareeeさんが巻いたベルトだし、何より自分の大好きなピンク色のベルトなので。絶対に獲ってやろうと思います!」と王座奪取を誓った。