【レポート】5月5日(木・祝)板橋グリーンホール 18時

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 板橋3連戦の最終日。握手からスタートしたAKARIと久令愛の同期対決は、久令愛の旋回式ダイビング・ボディープレスをキックアウトしたAKARIが、ラリアットから丸め込みの連続でフォールを奪いに行くと、最後はクロスフェースロックでギブアップ勝ち。試合後は抱き合って健闘を称える。


 KAZUKIと大空ちえのシングルマッチは開始早々からロープ渡りを繰り出す大空がドロップキック、ロープを使ってのパロスペシャルと先制。丸め込みの連続で勝利への執念を見せるが、KAZUKIのセンセイ固め2にギブアップを奪われた。


 谷ももは前日にLeonとのタイトルマッチを終えた優宇と初対決。果敢に食らいついていく谷だが歴然とした体格差を攻略できず、キャノンボールを叩き込んだ優宇がコーナー2段目からのダイビング・ボディープレスで圧殺。


 セミファイナルでは2日前にタッグマッチで対戦したデビュー10周年イヤーのライディーン鋼とSAKIがシングル初対決。100kgの鋼に真っ向勝負を挑むSAKIは、鋼のムーンサルトプレスをかわすとコーナー最上段からのカワイルドニードロップを発射。すかされたところに鋼のスライディングラリアットを食らうも、背中で押さえ込んだSAKIが3カウントを奪い2日前のリベンジに成功する。


 メインイベントではLeon&米山香織が今年2月以来の同期タッグを結成し、『真華不思議』中森華子&真琴は3年ぶりの同期タッグとなるスペシャルタッグマッチ。各選手が連戦の疲れも感じさせない好ファイトで会場を沸かせると、米山が中森への米ーZOUを狙うも真琴がチョップで阻止。すかさずシャイニング・ウィザードを叩き込んだ中森は、Leonのスピアーを米山に誤爆させると鎮魂歌ドライバーへ。勝利を確信する中森だったが、クルリと体勢を入れ替えた米山が逆転勝利を飾ってみせた。


 試合後にマイクを持ったのは関口翔。ダメージが大きく話ができない米山を相手に腹話術のように1人で話を進め、5・29浅草花劇場では中森&中島安里紗の保持するタッグ王座への挑戦者決定戦が行なわれることになった。

★メインイベント後のマイク
 関口「米山さん! 勝ちましたね!! しかもタッグのベルトを持ってる中森選手から3カウントを取ったじゃないですか! これはやっぱりタッグのベルトを欲しいってことですよね!? 翔とタッグを組むしかないんじゃないでしょうか? ね? 米山さん! (関口:うん!) 今、米山さんから了承を得たんで、タッグのタイトルに挑戦させろ!!」
 Leon「ちょっと待て! 『チェレオ』(Leon&チェリー)でオマエ(中森)からベルトを獲られたことを、忘れてねぇからな? 次、挑戦するのはチェレオだ!」
 中森「正直、今日こんな結果になって、このままじゃ終われないし…どっちもベルトを懸けて闘いたい思いはあります! だから29日の花やしき大会で決定戦やってください! 勝ったほうとベルトを懸けて闘いたいと思っています。楽しみにしてるからな! (真琴に対し)久々に組めて私はすごく嬉しかったです。今は別々のタッグチャンピオンだけど、これからもお互い頑張っていきましょう。今日はありがとう!」