【レポート】6月26日(土)第33回・特別亀アリーナマッチ 17時

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 恒例の亀アリーナマッチ。第1試合ではAKARIがLeonを相手に丸め込みの連続でフォールを狙うが、これを凌いだLeonがスピアーを決めて完勝。

 第2試合は『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼に久令愛&大空ちえが挑むタッグ対決。久令愛&大空は対角線から同時に放つミサイルキックでKAZUKIを攻め込むも、1人で形勢を入れ替えたKAZUKIが久令愛の肩を極めてギブアップ勝ち。

 メインイベントでは中森華子が15周年シリーズの4人目としてマドレーヌと対戦。得意のグラウンドのほかにキックも多用していくマドレーヌはハイキックをクリーンヒットさせるも、最後は中森がシャイニング・フラワーを叩き込んで3カウント。マイクを持った中森は「マドちゃんのいろんなことに挑戦していく姿、本当にリスペクトしてるから。私の15年の中で関わってきた選手、想いがある選手…そして、マドレーヌ選手みたいにこれからもっと関わっていきたい選手に(対戦相手を)お願いしました。今日すごい楽しかったから、またリングでバッチバチにやり合えるのを楽しみにしてます」と言葉をかけて握手を交わす。

 カーテンコールではLeonが次回7・4亀アリーナでの鋼との前哨戦に勝利を誓うと、鋼は7・22&23板橋でともに勝利して2冠王になることを宣言。久令愛は「なんか吹っ切れた! 先週すごいメソメソしてしまったんですけど、結局は私プロレス好きだし、“笑ってしゃべって元気なほうが私らしいのかな?”って思いましたし、これからも私らしく…弱いかもしれないけど、これから強くなってきゃいいだけの話なので応援よろしくお願いします」と決意を述べる。マドレーヌは「PURE-Jが大好きなマドレーヌです。どこの馬の骨かもわかんないような私にも優しくしてくれる中森さんが、15人しかいない内の1人に呼んで頂けて本当に嬉しいと同時に、すごく不安でした。3年目に入るので中森さんのように自団体だけじゃなくて、他団体の後輩にも少しは安心してもらえるような選手になれるように頑張ります」と話した。

★マドレーヌのコメント
 「なんかPURE-Jの先輩はみんな…私なんて他団体じゃないですか。しかも定期参戦してるわけでもないのに来るとすごい温かく迎えてくれて、親身になっていろんなことを教えてくださって雰囲気も良くて。久令愛ちゃんとかAKARIちゃんとか(大空)ちーちゃんもすごい仲良くしてくださって、すごい好き。中森さんが15人っていう枠の1人を私に使ってくれたっていうのが、嬉しいんですけど“いいのかな?”ってホントに不安で…。ウチの先輩の佐藤(綾子)さんとの仲もあるから、いろんな意味で恥ずかしくない選手になんなきゃいけないなと思って非常に緊張しました。…ずっと普通のこと言ってるけどマジメだ! マジメなことしか言えなくなっちゃってる(苦笑)」