Leonによるプロデュース大会『ライオンハート』が2年4ヶ月ぶりに開催され、前日に42歳の誕生日を迎えたLeonはオープニングでファンキーモンキーベイビーズの『あとひとつ』を熱唱。
中森華子とライディーン鋼のシングルマッチは時間経過とともにフォールカウント数が変わるという変則ルールで、鋼がフォールの体勢に入ったところを切り返した中森が1カウントを奪って勝者となる。
KAZUKIは「どうしても出場したいという選手」がいたことからこの日は裏方に専念。代わりにマスクウーマンの偽Leonが久々の参戦を果たし、獅子座で動物占いもライオンだという谷ももはLeonのコスチュームを着て『ももLeon』として登場。ももざんまいならぬ「ししざんまい」のポーズや、逆水平チョップやスピアーを互いに放つ攻防も見られ、偽Leonがマロマ・デ・レオンの形で押さえ込んで3カウント。偽Leonは「やっと初勝利をつかむことができました!」と喜ぶが、会場のファンの拍手の大きさによりベストパフォーマンス賞はももLeonに決定。まだ、話し足りない偽Leonだったが、ももLeonは「敗者にマイクはねぇんだよ!!」と言い放つ。
メインイベントはLeon&久令愛vsAKARI&海樹リコのタッグマッチ。欠場となった大空ちえの代わりに参戦を果たした海樹は、大空のTシャツを腰に付けてリングイン。6・26新木場では秒殺決着のためほとんど当たれなかったLeonと腕を取り合う攻防からアームホイップを応酬すると、ドロップキックを打ち込むなど果敢に立ち向かっていく。LeonがAKARIと海樹を2人まとめてスピアーでなぎ倒すと、久令愛のトラースキックからLeonがバックスピンキックでAKARIを追撃。スピアーからクラッチ・デ・ガオーにつないで勝負を決めてみせた。
カーテンコールでは今月16日にデビュー16周年を迎える中森が、改めて2冠チャンピオンになることを宣言。Leonは海樹に対し「ほぼ初対戦だったけどメッチャいいじゃない! 気に入ったよ。ガツガツ来る選手、大好きなんだよね。久令愛の成長も隣りで感じることができたし、AKARIも成長を感じられたんで、今日はこの試合を組んで良かったと思います!」と笑顔。海樹は「Leonさん、ママと同い年! 今日ずっと闘いたかったLeonさんと闘わせて頂いて本当に嬉しかったですし、負けたのが悔しいのでまたリベンジさせてください!」と呼びかけるが、Leonは「ママじゃないですからね! 心は20代なんで」。選手たちがハッピーバースデーを歌うとリング内にケーキが持ち込まれ、Leonがロウソクの火を吹き消した。
▼欠場となった大空は「今回は大事を取っての欠場ですので、来週からまた頑張らせて頂きたいなと思っております」とあいさつ。
▼ボリショイはLeonのリクエストにより、故・ハヤブサさんの『頑張っているあなたに』を歌い上げる。
▼前回のライオンハートに来場していたという2人。谷は「セコンドで来てた大会に、まさかLeonさんのコスチュームを着て出ることになるとは」。大空は「お客さんとして来てた自分も、まさかここに立ってるとは思わなかったです(笑)」