10月22日(火)板橋グリーンホール 18時半
「PURE-FIRE vol.3」
観衆102人
1、シングルマッチ 15分1本勝負
●ジェンヌ(9分27秒、地獄へようこそ)チェリー◯
1ヶ月ぶりのPURE-J板橋大会。
ジェンヌはチェリーを相手に上から振り下ろすダブルチョップやサーフボード、
コブラツイストなどで攻略を試みるも、
グラウンドテクニックで差を見せつけたチェリーは春夜恋から『地獄へようこそ』に移行してギブアップを奪う。
2、ピュアバトル タッグマッチ 20分1本勝負
●KAZUKI&チェスカ(12分35秒、体固め)AKARI◯&久令愛
※ AKARIニースマッシュ
『クレアカリ』AKARI&久令愛とKAZUKI&チェスカによるPURE-J同士のタッグ対決。
ひときわ大きな声を出して気迫を見せるチェスカに、
KAZUKIも水車落としからダブルニー・ドロップでAKARIを追いつめる。
しかしピンチを脱したAKARIは、
KAZUKIに対しカウンターのラリアットからニースマッシュを叩き込んで3カウント。
PURE-Jキャリア最年長のKAZUKIを仕留めて、堂々の勝ち名乗りを受ける。
3、シングルマッチ 20分1本勝負
●大空ちえ(10分48秒、雁之助クラッチ)真琴◯
大空ちえは真琴とのシングル対決。
大空が場外に落ちると真琴のマネージャー・松澤さんも介入し、
キャメルクラッチに捕らえた真琴は大空に口紅を塗って精神的な揺さぶりをかけていく。
奮起した大空は持てる技をぶつけていくが、丸め込みの応酬を制した真琴がフォール勝ちを収めた。
4、タッグマッチ 20分1本勝負
◯中森華子&小林香萌(13分11秒、片エビ固め)ライディーン鋼&高瀬みゆき●
※シャイニングフラワー
セミファイナルは中森華子&小林香萌とライディーン鋼&高瀬みゆきによる異色タッグ対決。
中森と高瀬が激しい応酬を繰り広げると、高瀬がラリアットからえびす落としを放つもカウントは2。
走り込んできた高瀬にカウンターのシャイニング・フラワーをヒットさせた中森が勝利し、
名字が小林という共通点を持つ2人に軍配が上がった。
試合後も収まらない高瀬が中森につかみかかり乱闘を展開。
マイクを持った中森は、
「よっしゃ『小林タッグ』勝ったぞ~っ!!全国の小林、聞いてるか!?
香萌ちゃん、今日ほぼ初めて組んで確信したよ!
私たち、もっともっとテッペン目指して、ベルトとか狙うタッグにしていこうよ!」と呼びかけると、
小林も
「メチャメチャいいじゃないですか、小林華子さん!最高でしょ。タッグのベルト狙っていきましょうよ!」と呼応。
中森は「全国の“小林”背負って闘うから!」と宣言する。
5、PUREーJ認定無差別級選手権 30分1本勝負
[王者]◯世羅りさ(17分44秒、片エビ固め)Leon●[挑戦者]
※羅紗鋏
※第14代王者が3度目の防衛に成功
メインイベントはPURE-J認定無差別級選手権試合として、世羅りさの持つシングル王座にLeonが挑戦。
世羅の独走を止めるべく
最強のチャレンジャーとして立ちはだかったLeonはスピアー、
キャプチュード・バスターと大技を立て続けに繰り出すとエアレイド・クラッシュを狙うが、
世羅が阻止して丸め込みの応酬へ。
バックスピンキックを食らいながらも背中に担ぎ上げた世羅は、
この日2発目の羅紗鋏(らしゃばさみ)で叩きつけて3カウント。
セコンドや凶器を使わずに3度目の防衛を成し遂げた。
マイクを持った世羅は
「3度目の防衛に成功したぞ~っ!!
Leonとは初シングルで初タイトルマッチ…でも、あんな熱いヤツだと思わなくて。
もう全身ヤケドしてるけど、またやりてぇなぁ、Leon。
タッグでもシングルでもなんでも、またやろうや!!
…ということで、防衛したんですよ、デイリースポーツの偉いおっさん!
(コミッショナー今野氏に対し)次の板橋でも防衛戦、やってあげてもいいよ?
ステキなステキな偉いおっさん、よろしくよ!
まだPURE-Jの中で1度も当たったことねぇヤツがいるんだけど…
(チェスカとジェンヌが臨戦態勢となるが)うん。…ゴメン。頑張れよ。
(AKARIを見て)オマエだよ、オマエ!AKARI、次はオマエとやってやるよ」と次期挑戦者に指名。
AKARIは「やってやるよ」と応じてみせた。
各選手のコメント
★世羅りさ
「V3ということで、ちょっと今までで1番危なかったんじゃないかなって思いますね。
最初Leonの思いっきりのエルボーがアゴに入って“ちょっとヤベエかな”って思ったんですけど、
それのおかげでスイッチ入ったというか、もう完全に戦闘モード、一気に入って。
逆にそのおかげで勝てた気がします。Leonは敵に塩を送ったと思いますよ?ある意味ね。痛みだけどね。
でも、ちょっともう1回やりたい。もっとやりたい、Leonとは。
まだまだ刺激的なことができると思ってるので、シングルでもタッグでもやっていきましょう。
そしてAKARIね。まだ1回も絡んだことないヤツで、ホントに未知なのよ。
ずっとやってみたくて、今回防衛したら絶対指名してやろうと思ってたら、
意外とやったことねぇヤツいっぱいいたんだなって感じ。
AKARIはホントわかんないけど、わかんないからこそ楽しみながら
チャチャッと防衛してやろうかなと思ってます。その先に誰が来るのかも楽しみにしてます」
★AKARI
「KAZUKIさんに勝つのは3回目なんだけど、クレアカリの力を見せられて嬉しい。
絶対今年タッグチャンピオンになれる。だから頑張ります。
私の1番の目標は今年クレアカリでタッグチャンピオンになることだけど、
中森さんと(4/28)浅草橋で(無差別級の)タイトルマッチやって負けてすごいショックだったけど、
世羅さんが何回も防衛して悔しいからやります。
メッチャいいチャンス。ダブルチャンピオン(2冠王)になれればいいんじゃないですか?
世羅選手はすごい強いんだけど、チャンスなのでベルトをPURE-Jに戻します。
私、力ある。スピードある。スタミナある。絞る技もいっぱいある。だから勝つチャンスはあります」
★真琴
「皆さん気づいてますか?大空ちえってメッチャ美少女なんですよ、実は!
なんかボーイッシュに逃げてる…私から言わせたら逃げてるけど、
私が大空ちえの顔だったら今の3倍、ポートレート売れてます。
この前も化粧をせずに先輩に会ったら“顔ぜんぜん違うね”って普通に言われるぐらい、
化粧でなんとかなってる存在なんですけど、ちえさんは違うじゃないですか。
素材がメチャメチャいい。ボーイッシュに逃げたくなる気持ちはわかるんですよ。
個人的にはラスエゴに入れて変えてあげたいっていう気持ちは、私の中にはあるんです。
もったいない。実は本心では可愛くなりたい気持ちはあると思います」