【レポート】12月10日(日) 第96回・特別亀アリーナマッチ 16時

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12月10日(日)第96回・特別亀アリーナマッチ 16時
観衆未発表

1、シングルマッチ 15分1本勝負
△AKARI(15分00秒、時間切れ引き分け)久令愛△

後楽園ホール大会を1週間後に控えての亀アリーナマッチ。
AKARIと久令愛の同期&パートナー対決は、AKARIがキックのラッシュからノーザンライト・スープレックス。
カウントで肩を上げた久令愛が変形ラ・マヒストラルから撃ち回し蹴りを放ったところで15分時間切れ。
試合後は笑顔で健闘を称え合う。




2、シングルマッチ 15分1本勝負
○中森華子(9分1秒、片エビ固め)谷もも●
※シャイニングフラワー

谷ももは中森華子を相手に気迫を前面に出してのファイトで善戦。
コーナー上で卍固めを極めるとダブルニーを連発し、さらにはフィッシュ・ストレッチ・スリーパーへ。
しかしハイキックで形勢を入れ替えた中森は、
オーロラ・スペシャルからのシャイニング・フラワーで3カウントを奪った。



3、タッグマッチ 30分1本勝負
●Leon&柳川澄樺(15分19秒、ラ・マヒストラル)ライディーン鋼○&大空ちえ

メインイベントはLeon&柳川澄樺vsライディーン鋼&大空ちえ。
11/23 PURE-J板橋大会と同じ時間にJTO山形大会で神姫楽ミサを破った柳川は、
POP(プリンセス・オブ・プロレスリング)の新チャンピオンとしてPURE-Jのリングでベルト姿を披露した。
柳川とLeonは鋼の側頭部へ立て続けに
バックスピンキックを叩き込むと、Leonがスピアーから4の字ジャックナイフ。
さらに必殺のマロマ・レ・レオンの体勢に入るが、
踏ん張ってこらえた鋼は巨体を生かしてのラ・マヒストラルで押さえ込みLeonからフォール勝ち。
5日前の板橋大会での雪辱を晴らしてみせた。








カーテンコールでは久令愛が

「AKARIちゃ~ん!私はやっぱりアンタが1番好きだよ。あなたがタッグパートナーでホントに良かった。
15分じゃ足んなくなっちゃったね。
後楽園で倉垣翼選手&優宇選手と対戦するんですけど、実は後楽園でクレアカリ初めてなんですよ!
だからその前にシングルできてメチャクチャ嬉しかった。後楽園ではあのデカイ2人に勝ってやろう!」

AKARIは
「5年前にPURE-Jに来て、時間が経つのがすごい早い!
今ちょっと日本語できるけど最初は全然できなかった(笑)
みんながすごいサポートしてくれて嬉しいです。ありがとうございます。
後楽園で初めてクレアカリだから、皆さん応援よろしくお願いします」

谷は
「中森さんに1発カマしてやろうと思ったんですけど悔しいです。
今年初めてCOLOR’Sのベルトを巻くことができて、
この間タッグのタイトルマッチがダメだったんですけど、
来年は必ずPURE-Jのベルトを巻きたいと思ってますので!」と意気込み。

中森は後楽園大会に向けて
「今年は無差別級チャンピオンとして始まって、
最後もチャンピオンとして終わりたいので。必ず防衛したいと思います」と必勝を誓う。

柳川は
「第31代POPの王者として、このリングに戻ってまいりました~!!
さっそく14日にJTOのHisokAと防衛戦が決まっています。
このベルトを獲っての目標は、デビュー4年未満の選手が持てるベルトなので、
来年の11月まで持ち続けて価値をしっかり高めたいと思います」と抱負。

Leonは鋼をにらみつけながら
「1週間後の後楽園、6人タッグマッチで当たるんで。
今日のこの悔しさ、何百倍にもして返してやるからな!?」と通告する。

大空は柳川に対し
「POPのベルトあきらめてないですから。絶対このPURE-Jに私が取り戻してみせます。
後楽園、マドさんとシングル決まりました。
これから先もずっとタッグ組んでいたいので、だからこそ絶対勝ちたいと思います」

最後は鋼が
「前回の板橋で2カウントフォールでLeonさんに負けました。
でも、今日ここでライディーン鋼が勝ちました!後楽園では必ず3人でボコボコにしたいと思います」と連勝を誓った。


★柳川澄樺のコメント

「11月10日にJTOの後楽園があって、初代のJTOガールズ選手権を懸けて
(神姫楽)ミサとシングルをやったんですけど、その時は自分が負けてしまって。
11月23日の山形は初の地元凱旋だったので自分的には絶対負けられないし、
“負けてしまったらもう地元に帰れない”ぐらいの覚悟を持って挑んだので。
友達とかお世話になってる方々の声援もすごく聞こえて、
それがすごい自分の力になったので。勝てた1つの要因かなって思っています」

━━シングルのベルトは初戴冠となるが。
「ベルトの巻き心地より責任のほうが大きくて…
名だたる方々が今まで巻いてきているので、
“この子が巻いたから、あんまり盛り上がってないね”みたいなふうにはなりたくないので。
しっかりたくさん防衛して、返上という形でこのベルトをPURE-Jさんにお返ししたいと思っています」

━━ベルトを懸けて闘いたい相手は?
「やっぱり、急きょではあったんですけどミサの代わりに大空ちえと対戦
(※6/25板橋で神姫楽ミサが体調不良のため欠場となり、代打出場の柳川がタイトル挑戦)して、
その時は負けてしまったので。ちえとは2回かな?
シングルやっていて、同期ですけどまだ勝てたことがないんですよ。
唯一、PURE-JさんでPOPの資格を持ってるのがちえじゃないですか。
今日もすごい突っかかってきましたし、1番意識していますね」