【レポート】12月22日(日) 板橋グリーンホール 18時

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12月22日(日)板橋グリーンホール 18時
「PUREーJ2024年最終戦」
観衆85人

1、シングルマッチ 15分1本勝負
●大空ちえ(10分55秒、変形エビ固め)春日萌花◯

PURE-Jの年内最終戦となる板橋大会。
大空ちえは春日萌花を相手に手数の多さで渡り合うも、延髄斬りからのロールスルークラッチはカウント2。
追撃を凌いだ春日は初公開だという丸め込みからフォール勝ちを飾った。



2、タッグマッチ 15分1本勝負
AKARI&久令愛◯(12分35秒、片エビ固め)チェリー&マコトユマ●
※旋回式ダイビングボディプレス

タッグ王者となった『クレアカリ』AKARI&久令愛は、チェリー&マコトユマを迎え撃つことに。
ジェンヌの欠場で緊急参戦となったマコトはチェリーにアイテムのように扱われながらも、
ミサイルキックやタックルなどを撃ち込んでいく。
しかしチェリーを分断したクレアカリは合体フェースクラッシャーから、
AKARIがダイビングエルボー、久令愛が旋回式ダイビング・ボディープレスとたたみかけてマコトを仕留めた。





3、シングルマッチ 15分1本勝負
△Leon(15分00秒、時間切れ引き分け)小林香萌△

3年半ぶりというLeonと小林香萌のシングル対決は、スピーディーでテクニカルな攻防で両者とも譲らず。
丸め込みの応酬からLeonがスピアーで浴びせ倒したところで15分時間切れのゴングが打ち鳴らされる。



4、シングルマッチ 15分1本勝負
◯中森華子(6分28秒、片エビ固め)米山香織●
※シャイニングフラワー

セミファイナルでは中森華子と米山香織がシングルマッチで対峙。
声援の大きさ対決を挑んだ米山は、鼻をつまんで変顔を作るなど揺さぶっていくも、
中森はキックの連打からグラウンドに持ち込む。
ハイキックからシャイニング・ウィザードを放った中森は、カウンターのシャイニング・フラワーを叩きこんで3カウントを奪った。



5、タッグマッチ 30分1本勝負
●ライディーン鋼&KAZUKI(15分6秒、片エビ固め)世羅りさ&柊くるみ◯
※ダイビングボディプレス

メインイベントは『WANTED☆ウォリアーズ』ライディーン鋼&KAZUKIと
『プロミネンス』世羅りさ&柊くるみの対抗戦。
1/12蒲田での無差別級選手権試合が決まっている鋼とくるみの前哨戦が行なわれた。
レフェリーのブラインドを突いて竹刀を使った攻撃を繰り出す世羅に、鋼とKAZUKIは己の肉体で応戦。
しかし場外戦を生かしながら得意とするラフな攻防に持ち込んだプロミネンスは、
世羅がKAZUKIを足止めしている間に、
くるみがラリアットからのダイビング・ボディープレスで鋼から堂々の3カウント。







マイクを持ったくるみは
「オイオイオイオイ!チャンピオンよぉ!そんなもんなのか!?なんか言ってみろよ」と挑発すると、
鋼は「いい加減にしろよオラ!」と突っかかりセコンドも入り乱れてのつかみ合いに。

プロミネンスが引き上げると、年内最終戦とあって選手たちが1人ずつあいさつ。
大空は
「プロミネンスにやられてばっかではいられないので、私も来年は一矢むくいたいと思います!」

AKARIは「今日は来てくれてありがとうございます」
久令愛は
「来年はクレアカリがひっかき回していくんで、そこんところもよろしくお願いします!」

Leonは
「1年間PURE-Jの応援、本当にありがとうございました!
来年はタッグのベルトを取り戻すのはもちろん、無差別ももちろん、2冠王に絶対なってみせます」

中森は
「私は今ディアナのタッグチャンピオンですが、
もちろん私だってPURE-Jのチャンピオン返り咲きを狙ってます。
皆さんの度肝をぬく年にしたいと思ってますので、来年も応援よろしくお願いします!」

KAZUKIは
「2024年の最後を勝って締めれなかったのはホントに悔しいんですが、
鋼が必ずやり返してくれると思うんで。来年も応援よろしくお願いします」

鋼は
「どんなやり方でアイツらが来ようと、私は必ず防衛します。皆さん応援よろしくお願いします」。

最後はボリショイ代表がリングに上がり、
「あっという間な1年間だったんですが、選手は日々成長しています。
来年も皆さんの応援して頂けるような
熱い闘いをたくさんできるように頑張っていくので。
2025年のPURE-Jもぜひ応援よろしくお願いします」と呼びかけ、Jのポーズで大会を締めた。

各選手のコメント

★ライディーン鋼

「アイツら何なんですかね、ホントに。
いっつも試合荒しやがってホントムカつくんですけど…!
くるみとのタイトルマッチ、絶対私が勝ってベルトを防衛します」

━━くるみとの対戦について。
「シングルとかほとんどないので初めてぐらいだと思うんですけど…
アイスリボンにいた時とまた違ってるので。大きくもなってるし。
でも大きさでもパワーでも負けない。絶対につぶしてやる。
どんなやり方で何してこようと私は絶対にベルトを守る。アイツらをぶっつぶすのが私の目標」

━━2025年はどんな年に?
「まずはプロミネンスをつぶして、もっともっと強くなって
いろんなヤツと闘っていって、絶対王者を目指していきたいと思うので」

★柊くるみ

「前哨戦、呼んでもらってありがたいんですけど…なんでしょうね?
あまり手応えがなかったといいますか、余裕の勝利だったかなとは思いますね。
試合後に言ったんですけど、特に何も向こうから言葉なく終わったんで…
“ホントにヤル気あんのかな?”っていう感じはあります。
今のところ余裕で勝てそうなんで、あのベルト引っぺがしてプロミネンスに持って帰りたいと思います」

━━鋼と当たっての印象は?
「う~ん…前に当たった時はたぶん自分が中学生か
高校生ぐらいの時だったんで、自分より全然デカかったし。
でも自分も成長して追いついてきた部分はあるんで当たりがいがあるというか、楽しさはありましたね」

━━PURE-Jとプロミネンスの抗争はこれまで世羅や夏実が表に立っていたが、どう見ている?
「やっぱりプロミネンスの一員としてPURE-Jとの対抗戦はおもしろいし、
突っかかってくるヤツがどんどん出て来るし…。
こっち的にはやりがいがあって暴れやすいし、いいんじゃないですかね」

━━シングルのベルトに挑戦するのは久しぶり?
「うん、久々です。ヤル気はもちろんあるし、
ここでベルトを獲ってどんどんPURE-Jを引っかき回していけたらいいなとは思ってます」