【レポート】2月23日(日) 板橋グリーンホール 18時

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2月23日(日)板橋グリーンホール 18時
「レインボースネーク vol.3」
観衆134人

1、シングルマッチ 15分1本勝負
●KAZUKI(6分9秒、春夜恋)チェリー○

今月2回目のPURE-J板橋大会の第1試合は、
『WANTED☆ウォリアーズ』の同門であるKAZUKIとチェリーのシングル対決。
あの手この手で揺さぶりをかけるチェリーに苦笑いしながらの応戦を強いられるKAZUKIだったが、
ボリショイレフェリーとぶつかりそうになり動きが止まったスキを突いて、
KAZUKIを転ばせたチェリーが丸め込みで3カウント。

「リーダー…我々『WANTED☆ウォリアーズ』の絆、しっかり深まりましたね!
3月2日もこの調子で力を合わせてやってやりましょう!」と意気揚々のチェリーに、KAZUKIはやる気なさそうに同意する。

2、シングルマッチ 15分1本勝負
大空ちえ(11分5秒、無効試合)夏実もち
※両者がレフェリーの制止を振り切り反則行為を続けた為。

打倒プロミネンスの先頭に立つ大空ちえが夏実もちと一騎打ち。
場外戦や凶器で試合を優位に進めるもちに対し、正攻法で反撃していく大空。
しかし、もちの振り回すムチがスゴーレフェリーに炸裂してダウンすると、
第1試合に続いてボリショイがレフェリーとしてリングイン。
ムチを手放さないもちにアッパーカットを叩き込んで阻止するも、
今度はムチを奪い取った大空がボリショイの制止を振り切って大暴れ。
収拾がつかないとの判断から無効試合が宣告された。


怒り心頭の大空が
「納得いかねぇよ!もう1度このカード組んでくださいよ!あと世羅とのシングルも!」とアピールすると、
ボリショイは3/2蒲田大会で、ライディーン鋼&大空vs世羅りさ&夏実もちのタッグマッチを通告し、
「今日と同じような結果にならないように」と釘を刺す。

大空は「同じ結果にはさせないんで、絶対応援に来てください!」と会場のファンに呼びかけた。

3、タッグマッチ 20分1本勝負
○中森華子&世羅りさ(12分28秒、路上)SAKI&清水ひかり●

刺激を求める中森華子が敵対するプロミネンスの世羅りさとのタッグを呼びかけ、SAKI&清水ひかりと対峙。
中森への不信感をぬぐえない世羅は、
誤爆と見せかけて中森に攻撃を加えるなどチームとして機能しないものの、
世羅がSAKIを足止めしている間に、中森が清水との丸め込みの応酬からフォール勝ち。






マイクを持った中森は
「負けると思いました、本当に!でも勝った。
結果を残すことができるタッグだと今、証明されました。
もし次に組むようなことがあればタイトルマッチでしょう!またな!」と、またしても仰天発言。
これに世羅は「もう組まねぇよ!」と即座に拒否する。

続いて中森は最後のPURE-J参戦となった清水に、
「引退までひかりちゃんらしく、最後まで駆け抜けてください。ありがとうございました!」と花束を贈呈。

清水は
「最後まで清水ひかりをリングに上げてくださって、本当にありがとうございます。
華子さん!『ぎゃらぱん』に勝ったんですから、2人でベルトを巻いてください。
その時はファンとして応援に駆けつけます!PURE-Jさん、ありがとうございました~っ!!」と叫んだ。

4、タッグマッチ 30分1本勝負
ライディーン鋼&●マドレーヌ(20分2秒、LA・Guitarra)AKARI○&久令愛

セミファイナルはライディーン鋼&マドレーヌと、
タッグ王者『クレアカリ』AKARI&久令愛が対角に立つという異色カード。
激しい闘いを通して上を目指していくことで合意している鋼とクレアカリだが、
1年ぶりの参戦となるマドレーヌはそんなことはお構いなしにマイペースな闘いを展開。
AKARIに対してフェイマサーや腕関節など繰り出していくが、
ラリアットからラ・ギターラで絞め上げたAKARIがギブアップを奪った。








5、チャーシュー力プレゼンツ
Leon25周年記念・三番勝負 第二戦 シングルマッチ 30分1本勝負
○Leon(18分26秒、片エビ固め)高瀬みゆき●
※エアレイドクラッシュ

メインイベントではLeonが25周年記念三番勝負の2戦目として高瀬みゆきと一騎打ち。
力比べからスタートすると、逆水平チョップの応酬など力と技の真っ向勝負で高瀬も一歩も退かず。
Leonのキャプチュード・バスターをカウント2でキックアウトする粘りを見せる高瀬は、
ラ・マヒストラルからカウンターのラリアットへ。
しかしスピアーからエアレイド・クラッシュにつないだLeonが貫録の勝利を上げると、
マイクを持ったLeonは高瀬の成長に目を細める。






★メインイベント後のマイク

Leon
「みゆきは私にとって最高のパートナーであるとともに…!
真っすぐで熱くて強い、最高のライバルだ!
私のプロレス人生25年の中にみゆきの存在はとても大きい!
今日、三番勝負の第2戦で闘えて本当に良かった!ありがとう!
今日この闘いで私たちの絆はより深まったと思うし、
年末に獲られたタッグのベルト、まだまだあきらめてないよな!?」

高瀬「当たり前です!!」

Leon
「これからも競い合って、そして燃えたぎって『RED SOUL』もっともっと最高のタッグチームにしよう!」

高瀬「闘ってくれてありがとうございました…でも次は勝ちま~す!!」
Leon
「それでこそみゆきだ!ありがとう!

(3/15板橋での25周年記念試合、Leon&桜花由美vs中森華子&AKINOを発表して)

桜花選手は私がまだ新人時代、ジュニアのベルトで何度か対戦経験があるし、
1つキャリアは下なんですけども競い合ってきました。
それで隣りに立ってもらいたいなと思いました。
対戦相手は私の師匠の1人であるAKINO選手!
そしてもう1人は中森華子。もちろん受けてくれるよな?
中森とはJWP時代から今までずっと競い合ってきたんで、
対角に立ってもらいたいと思います。皆さんぜひ見に来てくださいね!」

★Leon&高瀬みゆきのコメント

Leon
「RED SOUL対決、3年ぶりだったんですけれども、
もう3年前のみゆきとは比べものにならない別人で強かったです。
最後ホントにヤバイところもあったんですけど、意地ですね。
まだまだみゆきには負けたくない気持ちが強いんで、なんとか勝てました」

高瀬
「悔しいです。今日はLeonさんの度肝を抜くつもりで全力で行ったので…
惜しかったですよね!?惜しいところもありましたよね!?
“よし決まった!”って思ったところが2~3回あったんですけど、
やっぱLeonさんの底の深さというか、
私が食らったことない技も今回たくさん出てきて。
まだまだ成長するLeonさんは偉大な先輩でパートナーだなと思いましたので、
私も止まらずにもっともっと進化していこうと思います。
そして次は勝とうと思います!タッグのベルトもまた獲り返しましょう!」

Leon
「もちろん! ホントにみゆきみたいな真っすぐ追いかけてくる強い後輩がいるから、
私も25年経つんですけれども、もっともっと進化していかなければならない。
衰えてる場合じゃないんで、もっともっと進化していきたいと思います。
RED SOULとしても個々としても高め合って、
今日の試合で絆も深められたと思うんで、またタッグのベルトも狙っていきたいと思います!」