【レポート】2月5日(日)第76回・特別亀アリーナマッチ 13時

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【レポート】2月5日(日)第76回・特別亀アリーナマッチ 13時



1、世紀の早口言葉対決!1カウントシングルマッチ 15分1本勝負
△ライディーン鋼(セコンド谷もも)(15分00秒、時間切れ引き分け)Leon(セコンドSaki)△

※通常のプロレスルールに加え、
1カウントを奪うと、奪った選手のセコンドが早口言葉を完璧に3回言えると勝ちとなる。



第1試合は早口言葉を3回成功させれば勝利となるルールでLeonとライディーン鋼が対峙。
相手から1フォールカウントを奪うと、セコンドについた谷もも(欠場中)と
Sakiリングアナが早口言葉に挑戦するという形式だったが、
谷とSakiがそれぞれ考えて相手側に渡した“お題”は長文の難問が多く、
両者とも成功させられないまま15分時間切れで決着つかず。



2、バレンタインコスプレ シングルマッチ 15分1本勝負
○中森華子 (12分19秒、路上) KAZUKI●
※バレンタインデートに行く事を想定した服装で試合を行う。



中森華子とKAZUKIはバレンタインデートを想定してのコスプレ対決に挑み、
両者ともアイドルソングに載ってリングイン。丸め込みの応酬を制した中森が3カウントを奪う。



3、タッグマッチ 20分1本勝負
AKARI&○久令愛(16分14秒、ストレッチプラム)大空ちえ●&朝陽



メインイベントは『クレアカリ』AKARI&久令愛と、『晴れのち晴れるヤ』大空ちえ&朝陽のタッグ対決。

序盤から大空が捕まる苦しい展開も、タッチを受けた朝陽は2人を相手に反撃開始。
息を吹き返した大空もミサイルキックやエルボーの連打で攻め込んでいくも、
クレアカリは連係を生かしての合体フェースクラッシャーへ。
AKARIが朝陽にラリアットを叩き込んで2人を分断すると、
久令愛がドラゴンスリーパーからストレッチプラムにつないで大空を仕留めた。




カーテンコールでは谷が
「先週ここで松葉杖をついていたんですけども、なんと自分で立てるようになりました!
 早く復帰のお知らせができるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せると、

Sakiリングアナは次週の王子大会について「出場する予定だった試合のリングコールしてみませんか?」と提案。
谷は「ぜひ教えて頂きたいです!」と快諾し、
AKARI&松下楓歩vs大空ちえ&神姫楽ミサ戦の特別リングアナを務めることに。



KAZUKIは「今日の私の敗因は入場曲を間違えてかけられちゃったことですかね?
     それで動揺しちゃって(苦笑)」と弁明。

中森は「バレンタインデートということで、朝陽選手がメッチャ可愛いと思ってマネしてみました」と
髪をツインテールにした理由を明かすと、「私はこれからこういう感じでいきたいと思います」と会場を笑わせる。

大空は「タッグ名も付いて組むのは今日が2回目なんですけど、
    不甲斐ない結果を残してしまって朝陽選手に申し訳ないんですが、
    また絶対2人でリベンジしたいと思ってますので」と悔しさを露わに。



朝陽は「アイスリボンにいると2017年デビューでまだ二十歳の自分が上に行かないといけない立場になりました。
    だけどPURE-Jさんに参戦させて頂くと、自分より歳も…(PURE-Jの選手たちからにらまれて)
    すみません(苦笑)。歳とキャリアが上の選手がたくさんいらっしゃって、
    ちえちゃんは自分の後輩で年上なんですけどすごい動けて、
    自分がまだまだ未熟だなっていうのをすごく痛感しています。
    また機会があれば3度目の参戦をさせて頂きたいです!またよろしくお願いします」



AKARIは「ちょっと久しぶりのクレアカリで今日勝った。もっと一緒に試合をやりたいです。
     いつかタッグのベルトをやりたいので一緒に頑張ります」と意気込み。



久令愛は大空に対し
「不甲斐ないって言ってたけど、そんなことはないと思うよ。
 あなたが1番そういう気持ちをぶつけて倒すことができるのって、悔しいけど私だと思うのね。
 だからこれからもっともっと私たち若いのが頑張ろうよ。
 私とAKARIもそのためにもっともっと成長してやりましょう」



続いて会場のファンに
「私はPOPもなくなって私自身こそ不甲斐ないと思いますけど、
 それも含めてプロレスだと思っているので。
 これからも皆様の前で頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。



★朝陽のコメント



━━2度目のPURE-J参戦だったが。



「(大空)ちえちゃんも久令愛ちゃんもAKARIさんも、私より後輩だけど年上なんですよ。
 でもアイスリボンでいうと私って“先輩だけど年下”で、キャリア的に上に行かないといけないような立場で。
 でも自分が小柄ですし、後輩に対して壁になるっていうよりは共闘しちゃう感じになるんですね。
 でもPURE-Jさんに来ると体が大きくて鍛えられてる方がいっぱいいて、
 歳も上でキャリアも自分より全然あって。その試合を見て“こういうテクニックもあるんだ”とか刺激になったり、
 盗むモノがたくさんある場所だなって思ってます。
 
 今日はちえちゃんが序盤に捕まってしまって、私が助けに行こうとすると久令愛ちゃんが出てくる。
 そういうタッグワークっていうか、ちえちゃんとは最近組み始めたんですけど
 “組み始めたばかりだから上手くいかなかったね”で終わらせたくないのが正直なトコで。
 でも今日、上手くいかなかったのは事実なので悔し涙ですね。
 試合終わってから泣くことって最近まったくなかったんですけど…
 大みそかの後楽園(※ICE×∞選手権試合、vs 安納サオリ)以来。
 やっぱり他団体がらみなんですよね。他団体に出たら“悔しい!”っていうのが出てきますね」

━━試合内容に対しての涙だった?
「それもありますし、後輩(大空)が自分より頑張ってる姿に。
 ちえちゃんは自分で不甲斐ないって言ってたけど“私のほうが不甲斐ないな”って思っちゃったし。
 それに対して久令愛ちゃんは否定してたけど、その久令愛ちゃんの自分自身の強さみたいな…
 一貫して持ってると思うんですけど、それがすごいなって。私にはまだないものだなって思いました」

▼大会終了後、4日後に29歳の誕生日を迎えるAKARIが主役のパーティーが開催された。