◇4月27日(日)大阪・淀川区民センター 12時半
「PURE-J大阪フェスティバル2025~春の陣」
観衆124人
3ヶ月ぶりのPURE-J大阪大会。入場式では谷ももがマイクを持ち、
「私は今、活動拠点が関西になるんですけれども、私のホームはPURE-Jです! なので関西の皆さんにPURE-Jの試合を見て頂けるのが、すごく嬉しく思っています」と元気良くあいさつした。
1、タッグマッチ 15分1本勝負
○KAZUKI&チェリー(9分52秒、センセイ固め2)レディくらら&レディせりな●
第1試合は『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&チェリーがスペル・デルフィン率いる『2point5女子プロレス』の新鋭・レディくらら&レディせりなと対峙。
明るいファイトで持てる技をぶつけていくくらら&せりなだが、2人を分断するとKAZUKIがセンセイ固め2でせりなを仕留める。
2、タッグマッチ~ジェンヌ復帰戦~ 15分1本勝負
○Leon&マドレーヌ(14分39秒、片エビ固め)ジェンヌ●&フェアリー日本橋
※百獣のスピアー
第2試合はLeon&マドレーヌvsジェンヌ&フェアリー日本橋というマスクウーマン4人が勢ぞろい。
4ヶ月ぶりの復帰戦となるジェンヌはキレの良い動きでLeonと渡り合うと、復帰後初参戦のフェアリーは自己紹介から魔法を繰り出す。
マドレーヌはこの日は欠場となった中森華子が得意としている、助走をつけてタメてからのローキックを放っていく。
マドレーヌのフェイマサーからLeonがスピアーにつないでジェンヌから3カウントを奪った。
3、ピュアバトル シングルマッチ 15分1本勝負
○AKARI(10分16秒、ソル・ナシエンテ
)大空ちえ●
PURE-J同士の闘い“ピュアバトル”としてAKARIと大空ちえがシングル対決。
キャプチュードからエルボーを連打していく大空だが、AKARIはカウンターのローリングラリアットを叩き込むとダイアモンドボム。
最後は下から絞めあげるソル・ナシエンテでギブアップを奪う。
休憩時間明けにPURE-J代表のコマンドボリショイがリングに上がり、恒例となっているPURE-DREAM基金の贈呈式。
「PURE-Jがこうして大阪で大会ができるのは集まってくださる皆さんのおかげです。ここ十三は私にとって特別な会場です」とあいさつする。
4、(株)KSRプレゼンツ KSR選手権 30分1本勝負
○[王者]○フライング・ペンギン(11分34秒、変形ラ・マヒストラル)スーパーW●[挑戦者]
※第2代王者が2度目の防衛に成功
セミファイナルは関西圏の女子プロレスを盛り上げるために設立されたKSR選手権試合で、2代目王者のフライング・ペンギンがスーパーWの挑戦を受ける2point5の同門対決。
コーナー最上段からクロスボディーを放つスーパーWだが、フォールの体勢を切り返したペンギンが辛くも勝利を上げ防衛を果たしてみせた。
マイクを持ったペンギンは「2回目の防衛、成功しました! 2point5立ち上げ以来、私が“プロレス”の“プ”以下の時からあなたがいました。
新人のドロップキックを何回も何回も受けてくれました。今それを後悔しても遅いですよ? でも今日の勝ち方じゃなくて、もっともっとスーパーWさんが“コイツ強うなったな”って思える試合ができるように。
いつもPURE-Jさんのリングを貸して頂いて、みんなに応援して頂いて、それにふさわしい選手になっていくんで。これからもよろしくお願いします!」と意気込みをアピール。
5、スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
ライディーン鋼&●谷もも(15分17秒、エビ固め)久令愛○&ドレイク森松
※ビッグブーツ
メインイベントは『WANTED☆ウォリアーズ』ライディーン鋼&谷ももと、久令愛&ドレイク森松の異色タッグが激突。
連係で上回るWANTEDが久令愛を相手に大技を立て続けに浴びせていくが、ドレイクが両腕でのラリアットで2人を分断。
谷と久令愛による丸め込みの応酬から、走り込んできた谷にビッグブーツを叩き込んだ久令愛が3カウントを奪った。
マイクを持った久令愛は「大阪のみんな、今日は来てくれてありがとう!! 今回はドレイクさんと初めてタッグを組ませて頂いて、たくさん助けて頂いてありがとうございました。
ももさん! 全然試合をする機会がなくてちょっと寂しかったので、嬉しかったです。また熱い試合してください。ありがとうございました」と話し、次回9・14大阪・生野大会をPRして大会を締めた。