【レポート】4月5日(土) 板橋グリーンホール 18時

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4月5日(土)板橋グリーンホール 18時
「レインボースネーク vol.5」
観衆101人

1、スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
●KAZUKI(9分39秒、エビ固め)SAKI○
※ビッグブーツ

3週間ぶりの板橋大会はKAZUKIとSAKIのシングル対決からスタート。

「オー!」のポーズを先に仕掛けようとするSAKIに
憤慨するKAZUKIは、ニ-リフトを連発。
巴投げから押さえ込むサルタヒコ固めを仕掛けるが、
SAKIは体勢を入れ替えてしまう。
走り込んできたKAZUKIに
カウンターのビッグブーツを叩き込んだSAKIが3カウントを奪った。

2、スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負
○Leon&米山香織(12分48秒、クラッチ・デ・ガオー)チェリー●&小林香萌

3年ぶりの結成となる
デビュー25周年の同期タッグ『米Leo』Leon&米山香織は、
チェリー&小林香萌と対峙。

試合前から敵軍に勧誘される米山だったが、
Leonとのタッグワークはブランクを感じさせず。
チェリーのバックを取った米山の後方回転から
スピアーでなぎ倒したLeonは、クラッチ・デ・ガオーに固めて勝利をもぎ取った。

3、デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
〈王者組〉AKARI&○久令愛(17分11秒、変形ラ・マヒストラル)中森華子●&世羅りさ〈挑戦者組〉
※第36代王者が二度目の防衛に成功

セミファイナルでは『クレアカリ』AKARI&久令愛の持つ
デイリースポーツ認定女子タッグ王座に、中森華子&世羅りさが挑戦。
パートナーへの不信感をぬぐえない世羅を
中森が鼓舞しながらの試合運びとなるが、
連係技を狙うも意思疎通はできず。

それでも個々の力で久令愛を追い込んでみせるが、
中森がバズソーキックから破天荒の体勢に入ると、
AKARIがカウンターのニースマッシュで救出。
すかさず変形ラ・マヒストラルで
丸め込んだ久令愛が中森を押さえ込んで、からくも勝利を飾った。

2度目の防衛を果たした久令愛は
マイクを持つと、次期挑戦者としてLeon&米山を指名する。

★セミファイナル後のマイク

久令愛
「クレアカリ、2度目の防衛に成功したぞ!
でも見ての通り、満身創痍です。
私たちにはまだあの2人みたいな絶対的強さがないです。
だけど2人で力を合わせれば、やれないことはありません。
3度目の防衛戦…もう、やりたい相手を決めてました。
場所は5月6日・浅草橋ヒューリックホール大会。
そこでこのベルトに挑戦してきてほしい人は…
Leonさん、そして米山香織選手です。
私はこの2人が伝説のタッグだと
思ってるので、そんな2人からこのベルトを防衛したいです」

(Leon&米山がリングに上がる)

米山
「え~っ!? “伝説のタッグ”だって!
伝説になるほど歳とってないから~っ!!
でも私も挑戦したいと思ってたの!
挑戦するってことはそのベルトくれるってことだもんね。ありがとうございます!」
Leon
「言っとくけど伝説にも、
思い出作りにもさせる気はさらさらねぇからな!?
私たち25周年、タッグとしても
もっともっと進化して強くなって、
そしてオマエらからそのベルト獲り返すから!覚悟しとけよ?」

久令愛
「覚悟ならね、2人の名前を挙げた時から
できてるんですよ。5月6日はよろしくお願いします」

米山「わ~!チャンピオンになったぞ~っ!!(Leonと2人で手を上げる)」

4、PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
〈王者〉○ライディーン鋼(9分37秒、体固め)大空ちえ●〈挑戦者〉
※100kgムーンサルトプレス
※第15代王者が三度目の防衛に成功


メインイベントでは
ライディーン鋼の持つPURE-J認定無差別級王座に大空ちえが挑戦。

背後から奇襲を仕掛けた大空は
鋼の体をコーナーに押しつけてのロールスルークラッチから、
馬乗りになってのエルボーを連発。
さらにエプロンから場外へのボディーシザースを浴びせていく。

その後も矢継ぎ早に攻撃を繰り出す大空だが有効打を与えることはできず。
チエストラルの連発をキックアウトした鋼は、
ライディーンボムからのムーンサルトプレスで圧殺しV3を達成した。

マイクを持った鋼は
「3度目の防衛したぞ!ちえ、なかなかやるな!
5月6日・浅草橋、私は
タイトルを懸けて試合したい相手がいます。同期であるSAKI!やろうじゃねぇか」とアピール。

リングに上がったSAKIは
「嬉しい。挑戦するってことは、そのベルトくれるってことだもんね?」
と笑顔を見せると、鋼は
「私は必ず防衛します。同期だろうがバチバチに行くんでよろしくお願いします」と勝利宣言。

SAKIは
「鋼っちが持ってるそのベルト
ずっと欲しかったから嬉しい
ありがとう大好き愛してる!ありがとう!」と最後まで鋼への愛を訴え続けた。

★中森華子&世羅りさのコメント

中森「負けましたね…」
世羅「なに負けてんだよ~」
中森
「でも私、もう落ち込んでなんてないんで。
負けは認めないと次に進めないから。
今日は私のせいで負けた。
あとクレアカリの執念かな?負け“だけ”は認めますよ。
(世羅に)オマエのせいじゃないから。気にしないで。
だからまたオマエと組んでやってもいいよ。いつでも呼んで」

世羅
「いや呼ばないよ。なんで呼ばなきゃいけないの?
そっちが呼んでくれるならいつだって組んでやるよ」

中森
「やってやるよ。悔しいしね、ちょっと。
ガウンも似合ってたよね。羽根、合わせてきて…」
世羅「合わせてない! 意識したわけじゃないから(苦笑)」

(大空ちえが割って入る)

大空
「世羅選手、私は今日、無差別のタイトルマッチで
ベルト獲ってあなたの挑戦を受けるはず
だったんですけども、負けてしまって…。
でも、あなたとのシングルあきらめてなくて絶対やりたいんで!
5月6日・浅草橋ヒューリックホール大会でシングルよろしくお願い致します!」

世羅
「“ベルト獲ったら”って約束だったからね?
それはわかってる?
…まぁでも、こんなに言われたことないんで。  “世羅とシングルやりたい”って再三、
こういうことを言ってもらったのは初めてなんで。
場所も提示してくれたわけだから、いいよ? やろう、シングル」

大空「お願いします! 絶対勝ちます!!」
世羅「勝つ気で来てください」
大空「もちろんです!!」