【レポート】5月14日(日) 板橋グリーンホール 18時

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5月14日(日)板橋グリーンホール 18時
「GO!GO!レインボーマウンテンvol.3」
観衆80人



今月3回目となるPURE-Jの板橋大会。
まずは6/4 板橋で開催される『ソウルフル1DAYタッグトーナメント』の公開抽選が行なわれ、
1回戦、2試合とシード2チームによる組み合わせが決定する。



1、ピュアバトル シングルマッチ 15分1本勝負
●谷もも(10分17秒、GuiTArrA) AKARI○



第1試合では所属劇団の舞台公演のためこの試合を最後に3週間ほどの欠場に入る谷ももがAKARIとシングル対決。
フィッシュ・ストレッチ・スリーパー、ウラカンラナと攻め込む谷ももだが、
蒼魔刀をかわしたAKARIはムイ・ビエンへ。
ロープに足を伸ばしてエスケープした谷に対し、AKARIはスペル・クレイジーから教わったという新技を初披露。
ギターのように相手を抱えて絞めあげる「ラ・ギターラ」でギブアップを奪った。



2、ピュアバトル シングルマッチ 15分1本勝負
○ライディーン鋼(12分25秒、エビ固め) 久令愛●
※ライディーンボム



第2試合はライディーン鋼vs久令愛。
ジャーマン・スープレックスを放った久令愛はキックの連打で追撃すると、
タイガー・スープレックスの体勢に入るが鋼は阻止。
ラリアットからバックドロップを放った鋼がライディーンボムでとどめを刺した。



3、スペシャルシングルマッチ 15分1本勝負
●KAZUKI(7分6秒、逆さ押さえ込み)チェリー○



KAZUKIとチェリーのシングル戦では、試合前にチェリーが
「今日は正々堂々、KAZUKIさんの胸を借りたいと思いますので、よろしくお願いします」とあいさつするも、
KAZUKIは「信用できない」と拒否。
チェリーは「私の誕生日なのに、ひどいよ~」とウソ泣きで会場からのKAZUKIコールをあおる。

2人の攻防に巻き込まれたレフェリーのブラインドをついて、
ロープに足を乗せながらの逆さ押さえ込みで3カウントを奪ったチェリーは
「KAZUKIさんはどちらかというと『ゴキゲンBBA』なんじゃないですか?
 よかったら入れてあげてもいいんですよ?」と勧誘。

KAZUKIは「そんな汚い手を使うようなヤツらの所には行きません!」と拒否するも、
チェリーは「だったら今度のタッグトーナメントでお互いが決勝まで勝ち上がって、
      その時、正々堂々やってやりますよ。
      勝ったら、オマエをゴキゲンBBAに加入させるからな!?」と要求。

KAZUKIは「わかった。決勝で待ってろよ」と受けて立つ。
続いてハッピーバースデーの曲が流れ、
ボリショイからチェリーにバースデープレゼントとしてお菓子の首飾りが贈られた。



4、POP選手権 30分1本勝負
[王者]○大空ちえ(13分28秒、ロールスルークラッチ)ななみ●[挑戦者]
※第28代王者が2度目の防衛に成功



セミファイナルでは大空ちえがディアナの高校生レスラー・ななみを挑戦者に迎えてのPOP選手権試合。
ショルダータックルの連打からダイビング・ボディープレスなど攻め込んでいくななみは、
丸め込みでフォールを狙うも大空はキックアウト。
延髄斬りからロールスルー・クラッチにつないで勝利した大空が2度目の防衛に成功する。



5、スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
○中森華子&春日萌花(19分10秒、雁之助クラッチ) Leon●&小林香萌



メインイベントでは無差別級王者・中森華子が、姉への腎移植ドナー手術を控える春日萌花とタッグを結成。
PURE-Jからの壮行試合ともいえるカードで、Leon&小林香萌がその対角に立つことになった。
3年以上組んでいないというLeon&小林だがダブルのドロップキックからガオーポーズを決めるなど好連係。
春日はLeonとのエルボーの応酬からコルバタを放つと、ダイビング・フットスタンプを突き刺していく。
中森とLeonによる丸め込みの攻防となり、中森が雁之助クラッチで3カウントを奪った。



★メインイベント後のマイク



中森「タッグチャンピオンのLeonさんから直接勝ちました!
   (6.4 板橋について)佐藤綾子とのタッグ『綾華』は絶対勝ち進むし、
   『RED SOUL』のベルトだって必ず奪いに行くからな!!」

Leon「上等じゃねぇかよ!決勝で待ってるからな!」

春日「さすがはPURE-Jさん。試合中も試合が終わっても、本当にずっと殺伐としていて、
   自分もその空気に鍛えさせてもらったところがあります。
   でも、今日はおそらく欠場前の最後のPURE-Jさんの試合だったので、
   お2人にちょっとしゃべらせてもらってもいいですか?(会場から拍手)
   
   まずはLeonさん。Leonさんっていう壁がなかったら、私はもっともっと成長できない…
   変わらない自分だったと思います。フォールを取らせて頂いたことはありますが、
   それでも超えられたなんてまったく思っていません!今日の試合中も“強いな、高い壁だな”って
   思いながら闘ってました。私は引退するわけではないので、必ずPURE-Jの高い壁、
   強いLeonさんで居続けてください!私のずっとあこがれでいてください。お願いします!



   そして中森華子!試合が終わった後にマイクで締めるまでは、
   あなたはPURE-Jの中心として怖い中森華子で居続けたこと、私は本っ当にカッコイイと思ってます!
   たぶん私が知っている以上に、お客さんに見えている以上にあなたは
   背負っているモノがあって重圧も感じていて。今はPURE-Jの顔だから
   “自分がしっかりしなくちゃ”っていうその姿勢が…私は、あなたを尊敬してます。
   
   でもリングを下りた後は誰よりも、自分の名前を象徴するような可愛らしい女の子です。
   華のような可愛らしさ、森のような穏やかさで、
   いつもいつも悩んでいる、迷っている私を助けてくれました。ありがとうございました!
   タッグベルトの争いもずっと見てます。シングルの行方もずっとずっと見てるので。
   これからもPURE-Jのセンターとして、顔として、最高の試合を見せ続けてください!



   そしてボリショイさん。ボリショイさんが自分に厳しく、選手に厳しく、
   ずっとずっといてくださったおかげで、本当にPURE-Jの方たちはスキルが高く本当に…
   言葉が出て来ないですけど、素晴らしいと思ってます!だからもっともっと団体が大きくなって、
   これからも100年200年とPURE-Jが続くように頑張ってください!

   香萌ちゃん…そんなスキルの高いJさんの中で並び立つようなステキな選手でいて、
   私は勝手にお節介でいつもあなたを心配してて。だから今1番幸せになってほしい選手が香萌ちゃんです。
   必ず必ず、花を咲かせてください!すみません、こんなに長くしゃべらせて頂いて…
   でも、私がプロレスをやってる理由は、みんなを笑顔にすることなので!
   これからも関わらせて頂いた皆さん、最高のプロレスを見せて
   お客さんみんなを笑顔にしてください!ありがとうございました!(会場から大きな拍手)」



中森「春日さん、今日はありがとうございました。春日さんの大きな決断、本当にすごいと思ってるし、
   すべてのことが上手くいくように私は祈っています。
   そして復活した時はまたPURE-Jに上がってもらえるように…
   上がりたいと思ってもらえるような熱いリングにして、
   ずっと待ってるので!その時はまた闘ってください。ありがとうございました!」