9月15日(日)板橋グリーンホール 13時
「PURE-FIRE vol.1」
観衆133人
1、ピュアバトル シングルマッチ 15分1本勝負
◯KAZUKI(8分54秒、片エビ固め)チェスカ●
※ダイビングニードロップ
新シリーズ『PURE-FIRE』が開幕。
PURE-Jキャリア最年長のKAZUKIに挑むチェスカは
ヒップアタックやヨーロピアンクラッチなど意欲的に技をつないでいくも、
KAZUKIは随所で放つニーリフトで追撃を許さず。コーナー最上段からのニードロップでとどめを刺した。
2、ピュアバトル シングルマッチ 15分1本勝負
◯中森華子(7分55秒、ビクトリーAクラッチ)ジェンヌ●
8月のデビュー戦から1人ずつ所属選手との対戦が続いているジェンヌは中森華子と初対決。
ブレイジングチョップからボディースラムで投げ切ることに成功したジェンヌは、
長身を生かしてのビッグブーツを連発。
しかしグラウンドに持ち込んだ中森はビクトリーAクラッチに捕らえてギブアップを奪った。
3、タッグマッチ 20分1本勝負
◯AKARI&久令愛(14分53秒、ムイビエン2.0)梅咲遥&炎華●
『クレアカリ』AKARI&久令愛が同期の梅咲遥、POPチャンピオンの炎華とタッグ激突。
梅咲と炎華はAKARIにミサイルキックの連弾を放つと、炎華が丸め込みの連続でフォールを狙うもカウントは2。
しかしラリアットで炎華をなぎ倒したAKARIはムイ・ビエン2.0でギブアップを奪い、
久令愛とともに勝ち名乗りを受ける。
4、デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者組]◯Leon&高瀬みゆき(16分4秒、片エビ固め)ライディーン鋼&チェリー●[挑戦者組]
※エアレイドクラッシュ
※第35代王者が3度目の防衛に成功
セミファイナルでは『RED SOUL』Leon&高瀬みゆきの持つタッグ王座に、
『WANTED☆ウォリアーズ』ライディーン鋼&チェリーが挑戦。
連係技でも互角に渡り合う両チームの闘いはLeonとチェリーに勝負が託され、
Leonがキャプチュード・バスターを放つも、すぐさま体勢を入れ替えてフォールを狙うチェリー。
しかしスピアーを決めたLeonはチェリーを背中に抱え上げると、
エアレイド・クラッシュで叩きつけて勝利し3度目の防衛を果たした。
5、PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
[王者]◯世羅りさ(14分32秒、片エビ固め)大空ちえ●[挑戦者]
※羅紗鋏
※第14代王者が2度目の防衛に成功
メインイベントは王者・世羅りさに大空ちえが挑戦するPURE-J認定無差別級選手権試合。
世羅の希望により「まだ1度しか挑戦していない選手」としてこのチャンスをつかんだ大空だが、
キャリア4年にしてメインでのシングルマッチ自体が初めて。
開始早々にバックを取って投げっぱなしジャーマンを放った大空は、
ドロップキックを連打して先制することに成功。
対する世羅はどっしりと腰を下ろした逆エビ固めから、カンパーナを決めるなど落ち着きを取り戻す。
気迫あふれるファイトで矢継ぎ早に技をつないでいく大空は、
前転から押さえ込むラビストラルを初公開するも3カウントには届かない。
向かい合ってのエルボーの応酬がクロスカウンターになると、
世羅はバックドロップからエアーズロック。最後は羅紗鋏で粘る大空にとどめを刺した。
★メインイベント後のマイク
世羅
「おい小僧~っ!!いや…大空ちえ。もう小僧なんて呼べねぇな。
こんだけ追い詰められたらワシだって。でもチャンピオンはワシだ。
2回目の防衛に成功したぞ~っ!!(会場から大きな拍手)
もう小僧じゃないってことは十分に見せつけてくれたけども、まだまだ敵うわけがねぇんだからよ!
も~っと強くなって…いや、もっともっともっとも~っと強くなってから!
出直してこい。その時はもう1回やってやるよ。
楽しみにしてるからな?
大空ちえ。さぁ防衛したということで次はだ~れだ~っ?」
(Leon&高瀬がリングイン)
Leon
「おい世羅、無差別のベルトもちろん狙ってるけどな、
その前に私はPURE-Jのタッグチャンピオンなんだよ」
高瀬「私たちRED SOULが持つこのデイリースポーツ認定女子タッグのベルトに、挑戦してこいや!!」
世羅
「え~~っ!?
2冠になっちゃっていいの!?(笑)
デイリースポーツの偉いおっさん! 世羅が2冠になっていいの?」
(次回9/23板橋でのタイトルマッチが決定)
Leon「パートナーは誰だよ?」
世羅「そんなのコイツ(夏実もち)に決まってるだろ!」
Leon
「楽しみにしてるよ。
(会場のファンに向けて)4度目の防衛戦決まりました。
絶対にアイツらにはベルトを渡しません!
みゆき、私たちの大切な真っ赤なベルトを守り切ろう!皆さん23日、応援よろしくお願いします!」
以下、各選手のコメント
★RED SOUL
Leon
「3度目の防衛戦だったんですけども無事に…
思ってた以上に手こずってしまったんですけども、きっちり防衛できたんでホッとしてます」
高瀬
「Leonさんの勢いで最後ガッツリ決めてくださったんで。
デカい鋼さんと技術巧みなチェリーさんとで、
なかなか上手く自分の勢いを出し切れなくて苦戦したんですけど、
でも私たちのタッグの力で
勝利につなげることができたんじゃないかなと思ってます!この調子で次の板橋も防衛しましょう!」
━━次の相手が世羅りさ&夏実もちに決まったが。
Leon
「もちろん無差別のベルトを獲り返さなきゃいといけないと思ってるし
狙ってるんですけど、まずは私たちの持つベルトに挑戦してこいと。
あの2人からきっちり守り切って、その先はいろいろ考えてることがあるので。
世羅とは10年以上…まだ彼女が新人時代に対戦した以来ですかね。
夏実とは5~6年…PURE-Jでは対戦してないので久しぶりになります」
高瀬
「私は世羅選手と夏実選手のタッグと闘うのは、もしかしたら初めてな気がするので。
どういうタッグ技をしてくるのか等々含め、
ちょっと研究したいなと思いますね。今いい時代なのでググって調べたいと思います」
★クレアカリ
久令愛
「私は炎華ちゃんとは試合をしたことが1回もなくて、
梅咲ちゃんとはPOP懸けて試合した以来じゃないか?
ってぐらい間が空いてたんですけど、私の中では差をずっと感じてて…。
彼女は自分の団体のシングルのチャンピオンになって
『絶対センター』なんてキャッチコピーも付いちゃって。
ずっと先を行かれてるなって思ってて。
“私だって実力つけてきてんだぞ”っていうのを見せたかったし、
やっぱりその横にはAKARIがいてほしいし、
クレアカリは(8/11)後楽園以来ですけど、
もっともっと息を合わせていかないと、
どういうタッグにも勝てるような私たちにならないとダメだなっていうのは思いました」
AKARI
「炎華さんとはたぶん試合するのは2回目ぐらい。
1年前ぐらいにシングルやって、今はPOP持っててやっぱりちょっと違うけど、
まだまだもっとできる。梅咲選手は2019年デビューの同期で
1番ライバルかもしれない。久しぶりに当たって楽しい。
久しぶりのクレアカリだったけど、私の目標は
絶対今年クレアカリでチャンピオンになります。よろしくお願いします」
★梅咲遥&炎華
梅咲
「自分は久々のPURE-Jさんでした。
女子プロレスで数少ない同期と久々に対戦しました。
やっぱりお互い見てない所で団体のベルトに挑戦したり巻いたりしてる中で、
なかなか交わる機会がなかったので、今回対戦できて良かったなと思いつつ…
やっぱり負けたくないし、自分のほうが上だと常に思ってやってきてるので。
まだまだ負けたくないなって気持ちが改めて再確認できたので、このまま頑張りたいと思います」
炎華
「今日は初めてクレアカリさんと対戦して、
遥さんもみんな先輩ですけど、そんなの関係なしに自分は
PURE-JさんのPOPのベルトも持ってますし、
もっとチャンピオンとして自覚を持ってどんどん勝ちにいける人にならないといけないなって感じました」