【レポート】12月29日(日)浅草花やしき内 浅草花劇場 13時

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12月29日(日)浅草花やしき内 浅草花劇場 13:00
「PURE-J CLIMAX 2019」  超満員を記録したPURE-Jの2019年最終戦。入場式では地元・浅草出身の勝愛実があいさつを務め、DASH・チサコ&松本浩代戦に向けて「年内最終戦の相手にふさわしいと心底思っておりますので、真っ向勝負でぶつかっていきたいと思っております」と意気込みを語った。
 第1試合では久令愛がタッグ王者の真琴にチャレンジ。得意の腕十字で攻め込むが、真琴はスピアーから無気力キックを放った真琴はネックハンギングボムでとどめを刺す。
 KAZUKIと米山香織の迷勝負数え歌は、WANTED軍とボリショイ・チルドレンによる軍団抗争として6人タッグマッチでの決着戦。KAZUKI&ライディーン鋼にはKAZUKIに憧れる谷ももが加わり、AKARI&米山香織にはボリショイからの秘密特訓を受けた小林香萌が、ボリショイのコスチュームを身をまとって参戦。場外おにぎり完食ルール会場が笑いに包まれる中、KAZUKIと谷がダブルの蒼魔刀を放つと、最後は谷がダメ押しの一撃でAKARIをフォール。勝利した谷は『WANTED☆ウォリアーズ』への加入が決まり、喜びを爆発させた。
 Leonは山下りなと一騎打ち。強烈なラリアットに苦しめるもカウンターのスピアーを叩き込んで勝利すると、「山下りな、メチャメチャ強かったですけど、皆さんの声援のおかげで勝つことができました! 来年4月29日、後楽園ホールで私のデビュー20周年記念大会をさせて頂きます。皆様に感謝の気持ちを表す大会にしたいと思っていますので、皆さんぜひ応援に来て頂けたら嬉しいです!」とあいさつ。
 セミファイナルは『愛卍』勝愛実&マリ卍の2番勝負・第2戦でセンダイガールズのタッグ王者『令和アルテマパワーズ』チサコ&松本と激突。それぞれのデビュー戦の相手との久々の対戦に燃える勝とマリだったが、合体ドロップキックから松本が勝に剛腕を叩き込むと、必殺のロックドロップで3カウントを奪取。キャリアの差を見せつけた。
★セミファイナル後のマイク
 チサコ「PURE-Jのリング久しぶりだ。帰ってきました! 愛実、卍、おもしろかったね。ウチらセンダイガールズのタッグチャンピオンなんですけど…防衛戦もおもしろいよね? 視野に今日は入ったかな(笑)。何かきっかけがあればいいけど…。また次回」
 勝「自分たちでチャンス作る! そしたらベルト懸けてやってくれ」
 チサコ「よろしくお願いします」
 松本「プロレスラーが言葉にした以上、ウソつけねぇぞ!」
 勝「つくつもりもねぇよ!!」
 松本「特にマリ! オマエが1番変わんなきゃいけねぇんだよ。時間がない。自覚持て! PURE-J背負うんだろ? だからこの2番勝負やってんだろ!? オマエが1番成長しなきゃダメなんだよ。誰に言われなくてもオマエが1番わかってると思うけど…ごまかすんじゃねぇよ。プロレスにウソつくんじゃねぇ。やるなら本気でやれ! プロレスラーは、プロレスはそういうもんだ。私らが懸けてる人生、ナメんじゃねえ!」
 メインイベントは中森華子の持つPURE-J無差別級王座に、春日萌花が満を持して挑戦。フットスタンプの連発からバリエーション豊かな丸め込みで勝機を見出そうとする春日に対し、中森はキックの連打から2発目の鎮魂歌ドライバーで仕留め虎の子のベルトを守り抜いた。

★メインイベント後のマイク
 中森「春日萌花、PURE-Jの中心はこの私なんだよ! でも、アンタみたいにPURE-Jの選手でもないのにPURE-Jの中心狙うとか言ったり、ベルトへの想いだったり…そんな人、オマエしかいないと思う。私は春日萌花ともっともっと闘っていきたい。今日は勝ったけど、まだまだこんなもんじゃない。だから来年からもPURE-Jのリング、上がってください」
 春日「2019年! 私がPURE-Jの選手でもないのにPURE-Jのセンターを取って…その無差別のベルトを獲って終わるつもりだったんだよ。だけど今年1つだけ、やり残しができてしまいました。それは来年、叶えたいと思います。アンタが言ってくれたようにPURE-Jのリングに上がり続けて、たった1つできなかった“そのベルトを獲る”ということを、来年ずっと狙っていきたいと思います。今日はなんかPURE-Jファン対春日ファンみたいな構造になっちゃったけど、今日初めて来てくれた人も久しぶりに来てくれた人も、もっとPURE-Jと私を追いかけてください! それをできるような選手になってから、もう1回アンタのベルトに挑戦させてください!」
 中森「いつでも待ってるよ! またいつか春日萌花とベルトを懸けて闘う日まで、私はこのベルトをもっともっと輝かせ続けたいと思います。今日は本当にありがとうございました!」

 カーテンコールでは勝が「私たち『愛卍』は2019年、たくさん悔しい思いをしてきたました。どれも結果は出せずに、すごくすごくたくさん悔しい思いをしてきたんです。だけど2020年に結果として晴らしてみせたいと思います。マリもさっき松本浩代に言われて悔しくないの?」。マリは「悔しいに決まってんだろ…!!(号泣) 悔しいですよ! 2020年、自分たちでチャンスをつかみ取れるように頑張りたいと思います!」と宣言。最後は中森のかけ声で締めくくられた。

★中森華子のコメント
 「PURE-Jの選手でもない春日に、ずっと今年1年PURE-Jの中心に居られて本当にあせりを感じた年でもあったので。今日みたいに満員のお客様の前でしっかりと防衛することができて、本当に良かったと思っています」
 ━━2019年を振り返って。
 「そうですね。やっぱりボリショイさんの引退っていうのがすごく私の中で大きくて。もっと強くなっていかなきゃいけないと思ったし、しっかり上を目指して…激動のあっという間の1年でしたね。このベルトを防衛していくことはもちろんですし、タッグのベルトも巻きたいと思っているし…。“PURE-Jを大きくしたい”とか口で言うのはホントに簡単だと思うんですけど、毎大会で今日みたいにチケット完売にして、たくさんの人に見て頂けるように、私はどんなことだってしていきたいと思っています