3週連続の亀アリーナマッチ。今大会は中森華子が仙台での試合出場のため欠場となり、谷もも・AKARI・久令愛・大空ちえの4人によるヤングプロデュース大会に。
第1試合はKAZUKIと久令愛による丁寧語マッチで、ハリセン係は青い久令愛Tシャツを着たAKARIが担当。KAZUKIは「『くれあかり』じゃん! そんなのズルイよ!」と抗議するが、AKARIは久令愛にも容赦なくハリセンを叩き込むと、最後はKAZUKIが丸め込んで3カウントを奪う。
第2試合には毎週土曜日に配信されているPURE-J『ヤング放送局』をいつも聞いているというマドレーヌが登場し、Leon・ライディーン鋼との3WAY戦。マドレーヌが上から2人を押さえ込んで勝利すると、敗れたLeonと鋼にはメインイベント終了後にヤング考案の罰ゲームを受けることが宣告された。
休憩時間にリングに上がったボリショイは、ロープワークから現役時代に得意としていた619のフォームを披露。「今日は619の日。これはやっとかないと」と笑顔を見せ、最新曲『プロレス少女のブルース』を歌い上げる。
メインイベントはAKARI&久令愛vs谷もも&大空ちえのタッグマッチで、AKARIと久令愛は同じように髪を結び、谷と大空はデビュー時のコスチュームでリングイン。この4人で試合をするのは初めてという闘いは、両チームとも連係攻撃や合体技を多用し動きの止まらない攻防を繰り広げる。谷のニーから大空がAKARIにフィッシャーマンズ・スープレックスを放つが、追撃を試みる大空に久令愛がカウンターのトラースキックを一閃。すかさずムイ・ビエンにつないだAKARIが大空からギブアップを奪った。
試合後、第2試合の罰ゲームとしてリング上にセンブリ茶が用意されると、まずは「試飲」として勝者のマドレーヌが飲まされることになり悶絶。続いてLeonと鋼もあまりの不味さに顔をしかめる。
カーテンコールでは翌週26日の新木場大会での『同期愛タッグトーナメント』に向けて各選手が意気込み。KAZUKIは「藪下とトータルキャリア50年。まだまだ若い者には負けないというところを見せつけたいと思います」。SAKIとタッグを組む鋼はチーム名を『ワイルドサンダー12´s』と発表(※2012年デビューが由来)。Leonは「米ちゃんは最高のパートナー。絆と格の違いを見せつけて優勝したいと思います」と話す。
大空は「キャリアの差がなんであろうと、リング上ではそんなの関係ないと思ってますので、リコと力を合わせて絶対優勝目指して頑張りたいと思ってます」、谷は「今日4年ぶりぐらいにデビュー戦のコスチュームを着たんですけど、いろいろその時の思い出とか気持ちが蘇ってきたので。また新しい気持ちで、もともと同じ団体だった『あーみん』(網倉理奈)と『もも☆あーみん』で頑張りたいと思います!」、久令愛は「すごい久しぶりに2試合をしたので過酷でしたけど、改めて感じることができました。私はプロレスが大好きだーっ!! この勢いのままAKARIと同期愛タッグトーナメント、勝ち進んで行きますので応援よろしくお願いします」。これを聞いたAKARIは「もっとできる。もっと頑張ろう!」と久令愛に呼びかけ、最後はヤングたちの音頭によるJのポーズで締めた。