12月13日(日)後楽園ホール 11時半
「PURE-J CLIMAX 2020」
①デイリースポーツ認定女子タッグ選手権試合・30分1本勝負
(王者組)中森華子&山下りな vs 大空ちえ&真琴(挑戦者組)
PURE-Jの2020年最後のビッグマッチとなる後楽園ホール大会。中森華子が今大会でデイリースポーツ認定タッグ王座の防衛戦を希望するも、山下りなは夜に大阪での試合が決まっていたことから、なんとオープニングマッチでタイトルマッチが実現することになった。中森は対戦相手に同期の真琴の名を挙げるが、そのパートナーに名乗りを上げたのが8月にデビューしたばかりのPURE-J生え抜き第4号・大空ちえ。パートナーの調整に難航していた真琴は「これはもう“ちえさんを選べ”という、天からのおぼしめしなのだと私は思います。運も実力のうちです」とコメント。大空は「無謀と言われるかもしれませんがパートナーに選んで頂いた以上、勝ちを狙う以外の道はありません」と意気込みを語っている。
②2カウントフォールマッチ・20分1本勝負
PURE-J最年長のKAZUKIが18歳のアイスリボンシングルチャンピオン・鈴季すずを迎え撃つ一戦は、JWPから長い伝統を持つ2カウントフォールマッチ。「中年の星として同世代に活力を与えられる人になりたいと闘ってきましたが、すず選手のお母さんより私の方が年上だという事が判明しまして、カルチャーショックを受けました。2カウントルールはスピードより攻撃力が勝敗の要だと思うので膝爆弾を投下して勝ちます」と話すKAZUKI。2度目のPURE-J参戦となるすずは、「自分のお母さんより年上の選手と試合すること、すごく不思議な気持ちです! KAZUKI選手がデビューされた年の1997年は自分はまだ生まれてもいなかったのです! 2カウントルールはやったことないですが、アイスリボンを背負っているICE×∞のチャンピオンとして、母と試合をするつもりでしっかり勝って名を刻みます!」と勝利を誓う。
③Univerce Dreamsスペシャルタッグマッチ・30分1本勝負
セミファイナルにSareeeと橋本千紘のプレミアタッグが登場。WWEカウントダウンとして渡米を控えるSareeeとセンダイガールズのシングルチャンピオンである橋本はベルトを懸けての激戦を繰り返し、自他ともに認めるライバル同士であるとともに、女子プロレス界を牽引しているメインイベンターだ。その2人に挑むのは団体生え抜きのライディーン鋼とAKARI。100kgの巨体を誇る鋼は、その持ち前のパワーをアピールするには橋本は絶好の相手となるだろう。そして今秋2度に渡ってSareeeと闘ったAKARIはプロレスに対する研究熱心さが知られているが、心技体ともに充実している今のSareeeを攻略することができるか!?
④PURE-J認定無差別級選手権試合・30分1本勝負
11・3新木場大会でPURE-J全体に対して宣戦布告した春日萌花は、亀アリーナマッチへの全戦参加をアピール。KAZUKIとライディーン鋼を連破するとボリショイCLASSでトレーニングに励むなどして、再び無差別級王座への挑戦権を獲得するに至った。一方のLeonにとってはコロナ禍にほんろうされたデビュー20周年イヤーを締めくくる大一番となる。PURE-Jの主役の座への並々ならぬ執念が春日を勝利へと導くのか? 絶対王者を目指すLeonがチャンピオンとして2020年を締めくくり、新たなステージに歩を進めるのか?