【レポート】4月24日(日)板橋グリーンホール 13:00

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試合前にはJWP入団以降、初の負傷欠場となるLeonが「首のケガのためしばらくの間欠場させて頂くことになりました。すごく悔しい気持ちでいっぱいなんですけども、しっかり治してまた元気な姿にリングに立ちたいと思いますので、それまで待っていてください」とあいさつ。DSC07770

第1試合はKAZUKIが藤ヶ崎矢子に快勝するが、問題となっているドロップキックは見せずじまい。マイクを持った矢子が「ドロップキックできるんですか? できないですよね?」と迫ると、KAZUKIは「できるよ!」と譲らず。矢子はゴールデンウイークの板橋大会で、ドロップキックからしかフォールが認められないルールでの再戦を要求した。DSC07796 DSC07855

コマンドボリショイはMIZUKIとシングル初対決。アッパーブローやえびす落としをカウント2でキックアウトするなど粘りを見せるMIZUKIから、最後はサブミッションでギブアップを奪った。DSC07986

『アルティメット☆ぴゅあふる』として本格始動したラビット美兎&勝愛実は田中盟子&藤田あかねと対戦。若さと勢いにあふれるぶつかり合いで会場を沸かせ、勝がオレンジ☆ブロッサムから盟子をフォール。2人で会心の笑顔を見せる。DSC08009 DSC08055 DSC08087 DSC08098

セミファイナルは『全力バタンキュー』の中森華子&DASH・チサコが、帯広さやか&SAKIと対戦。帯広の変則的なペースに惑わされながらも、中森がデスティニー・ハンマーで3カウントを奪い、ボリショイも加わった3人でシェーのポーズを作った。DSC08222 DSC08295

メインイベントでは中島安里紗の持つJWP無差別級王座にライディーン鋼が挑戦。中島の激しい打撃の数々に、鋼も重いラリアットやアルゼンチン・バックブリーカーなどで中島の腰を攻め立てていく。しかし勝負をかけたムーンサルトプレスをかわされてしまうと、エルボーの連打でペースを握った中島
がドラゴン・スープレックスで3カウントを奪取。DSC08311 DSC08440 DSC08466 DSC08472 DSC08513

マイクを持った中島は鋼に対し「無差別は遠かったかよ? 近かったか…? 私は無差別のチャンピオンとしてJWPを背負ってるよ。でもアンタもジュニアのチャンピオンとしてJWP背負ってんだろ? ウチらは未来じゃなくて今を背負ってんだよ。今、JWPを背負ってるこのメンバー…私はな、JWPを女子プロレス団体、1番のい団体にしたい!(会場から拍手)どこに出ても“JWPだ”って堂々を言える、誇れる団体にしたい! だから私もオマエもまだまだ…まだまだだよ。また無差別を懸けて闘う時は、女子プロレスすべてのトップの闘いになるように。お互い頑張ろう」とアピール。さらに、ゴールデンウイークの板橋大会では「隣りに立とう!」とタッグ結成を呼びかけた。DSC08533 DSC08562

以下、各選手のコメント

★中島安里紗
「いや~メチャクチャ強くなったんじゃないですか?“なった”というか、もともと持ってたものを出せてなかったっていうのが1番だと思うので。でもそれは鋼に限ったことじゃなくて、誰でも半分出せればいいほうっていうぐらいだと思うので。たぶん二通りに分かれると思うんですよね。出来てたことも出せない人と、出来てなかったはずのことがリングに上がった時に出来ちゃう人。鋼は本当に…1つ何かわかったような、扉を開けたという感じがしますね。以前、川崎でシングルやった時にその感じがあって、でも大事なのは継続でと思ってたので。あまり言わなかったけれども、こないだのタッグのタイトルマッチにしても今日にしても2週連続でJWPのメインに立つというプレッシャー…タイトルマッチというプレッシャーに、ベルトこそ獲れなかったけど打ち勝って闘ってたと思うので。気持ちを持って闘っていくことが大事だと思うので、目指すべき場所というのが明確になったのはいいことなんじゃないかなと思います」
━━タッグ結成を呼びかけたが?
「毎年やってますけどゴールデンウイークの3DAYS…お祭り的な感じもあるので、今回は特別に隣りに立つというのもおもしろいんじゃないかなと思います。AB型との相性が、もしかしたらいいのかもという気持ちがあります。つっかもAB型で鋼もAB型なので(笑)。」
━━JWPが1番の団体になるために足りないものは? どうしていくべきか?
「練習!…何もかも練習だと思うんですよね。やっぱり自信を持つというのも練習あってこそだし、個性を出しただけじゃ意味はないし。個性を出すだけだったらタレントとかアイドルになればいい。闘いがあって、その上に個性だと思うので。とにかく練習! あと、闘いというものに慣れていくというか…」DSC08602

★ライディーン鋼
「もう全然です…。調子に乗ってたんですけど中島さんは強かったですね。調子に乗りすぎたかもしれないです、自分が」
━━中島は高評価だったが。
「自分の中では変わってはない気がするんですけど、意識をして“絶対変わってやろう!”って。“中島安里紗にギャフンと言わせてやろう”ってずっと思ってたんで。そうやって評価してくれるんでしたら変わったのかな…? でも、まだまだですけどね。振り返ると、ずっとメインで私が試合をしてるんですね。メインに立てるってことは滅多にないことで、私が3回連続メインに立つってことはどれだけみんなに期待されてるかってことだと思うので、もっともっと期待されるように。メインにずっと立てるようにやっていきたいと思ってます」
━━自分に1番足りないと感じているものは?
「やっぱり気持ちもそうだし、体力もつけないといけない。このままずっと突っ走って、また無差別に挑戦します!」

★アルティメット☆ぴゅあふる
美兎「楽勝だったよね?」
勝「いや~すごい楽しかった! 田中盟子選手の勢い、私はあれを求めてましたよ! もうすごく気持ちと気持ちでぶつかるプロレス、大好物なので。これから絡んでいきたい選手の1人ですね。アルティメット☆ぴゅあふる、良いスタートを切れたんではないかなと。これでゴールデンウイーク板橋3連戦…」
美兎「全勝で! いくしかないですよ」
勝「いい風景しか見えてないですから、私たちには。今日の勢いのまま突っ走っていけたら素晴らしいですね!」
━━連係技も増えていたが。
勝「そうですね。試行錯誤しながら開発していけたらなと思います。まだ手探り状態なので、これといったものがないので。試合をしながら、重ねていきながら作り上げていけるものだと思うので、楽しみにして頂ければと思います」
美兎「私たちにしかできない連係、まだまだあると思うので。今日からスタートしたばかりなので、板橋3連戦に向けてこれから考えていきたいなと思ってます!」
━━ゴールデンウイークはタッグチームとして活躍している3チームを迎え撃つが。
美兎「初日はブリバトですけど、私たちよりタッグチームとしてやってきてるので…3連戦、負けられないよね?」
勝「負けないよ!?」