【レポート】8月22日(月)板橋グリーンホール 18時半

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台風の影響により交通網が大幅に乱れた中で開催された板橋大会。第1試合の若手選手によるタッグマッチは、藤ヶ崎矢子がダブルリスト・アームサルトから変形のリバース・ゴリースペシャルにつないでRiNOからギブアップ勝ち。

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小林香萌を迎え撃ったコマンドボリショイは走り込んでの掌底から、グラウンドで足を固めながらドラゴンスリーパーを極める複合技で快勝。

 

5年半ぶりのシングル対決となるLeonと大畠美咲は、丸め込みの応酬から大畠が最後までキャプチュードバスターを決めさせずに15分時間切れ。Leonが主宰していた獅子の穴のメンバーだった大畠が成長を見せつける形となった。

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セミファイナルは対戦する機会の多い中島安里紗とKAZUKIのシングル対決。左右のエルボー連打からドラゴン・スープレックスで勝利した中島は、マイクを持つと「今日も元気でしたね、ひざ小僧。おかげで私の“ひじ小僧”も喜んでるよ」。対するKAZUKIは「ベストフレンズ、歌の通りかわかんないけど離れそうになったり、また元に戻ったり…結局うまくいっちゃってるよね? 私と鋼…最近うまくいってないのよ。言うこと聞かなくて。ちょっと内緒なんだけど鋼さ、つっかに興味あると思うよ? だから無差別って言ってんじゃない?」と密かな悩みを打ち明けて会場を笑わせる。中島は「私を倒してつっかを? つっかのベストフレンズは私だし、そこに鋼の入る余地はないし…WANTEDは長く組んでるし、うまくやってったらいいと思う。今度、話聞きますよ。KAZUKIさんのおごりで」と笑顔を見せた。

 

メインイベントは8・14両国大会でベストフレンズを破り、新たな2冠タッグ王者となった中森華子&木村響子が米山香織と『全力バタンキュー』でのトリオを結成。その両国大会で早くも王座挑戦を表明したラビット美兎、勝愛実、ライディーン鋼の3人と激突した。序盤から戦場を場外に移すと、その後も6人が入り乱れる攻防が多く見られ、最後は中森がキックの連打からディスティニー・ハンマーで勝から3カウントを奪取。試合後は木村の提案により、全力バタンキュー同士の2冠タッグ戦が急浮上した。

 

★メインイベント後のマイク  中森「残念だったな、ぴゅあふる! 今日は完勝だけど何度でも何度でも…何度だってやってやるよ!」  木村「オマエら、今のままじゃ何度やったっておんなじだぞ。若さと勢いだけで勝とうと思うんだったらな、今の100倍の勢いで来やがれコノヤロー! 全力が足りねぇよ全然。ウチらは全力の人間と、全力の闘いをやりてぇんだよ。だから、全力バタンキュー同士でベルト懸けたってかまわないですよ?」  米山「全力バタンキュー同士?」  木村「全力の闘いやらないと、全員悔いが残るんじゃないですか?」  米山「全力バタンキューの全力対決! どちらかがバタンキューするまで!」  ボリショイ「よし! 全力で、私はいつでもやってやるよ。木村がいっさい悔いが残らず引退できるように。全力でバタンキューするまでやってやるからな! JWPの後輩たちもまだまだかもしれないけど、ヤツらも全力で駆け上がってくると思う。だから木村なりの受け方で、全力で闘えよ。ひと試合でも多くJWPで見せてくれ」