前回に続き、場外にプールが設置され『六木マリーナ』としての道場マッチ。2日前にデビュー4周年を迎えたラビット美兎は、リング中央に仮想プールが設置された中でボリショイと一騎打ち。互いにプールに入らないようギリギリの攻防で沸かせるが、ボリショイがボディースラムでリング中央に叩きつけ“水没”させる。
メインイベントでは6人の選手が「ビーチでデートするようなイメージ」のコスチュームでリングイン。激しいプールへの落とし合いが展開される中、最後はLeonが大きく助走をつけたスピアーで春山もろともプールに一直線。1人残った中島が勝者となるが喜んでいるところを春山からプールに落とされ、全員仲良く水びたしになった。
試合後はボリショイ、美兎、KAZUKIが横浜に移動。瀬谷いちょう通り商店街で行なわれた夏祭りに参加した。広場に設置されたステージ上で、19時半過ぎよりコマンドボリショイのライブが行なわれ3曲を披露。地元出身のラビット美兎も司会者とのトークで会場を和ませた。最後の曲『雨のち晴れ』では美兎とKAZUKIが手話で参加し、16日の後楽園大会をPRして終了。4年前に中学を卒業してプロレス入りした美兎が、地元・瀬谷区でパフォーマンスを行なうのは今回が初めてだった。
以下、ラビット美兎のコメント
●瀬谷に凱旋
「地元でこういうことが出来るなんて思ってもなかったんで、ホントに嬉しく思ってますね。知り合いの方や先輩のおかげなんで感謝してます。音楽の好きな人たちがエントリーしてライブをしていくっていう毎年やってるイベントで、中学まで毎年お祭りには来てました。瀬谷は平和な楽しい…優しい町で名物はシュウマイです。次は試合でJWPを見せたいですね」
●デビュー4周年
「ボリショイさんと2年連続、周年でシングルさせて頂いて、ホントにまだまだ敵わない…ぶ厚い壁の先輩だなっていうのを改めて感じることが出来たんですけど、その壁を必ず超えたいですね。4年は長かったようで短かったし…短かったようで長かったっていうのが正直な気持ちで。辛いことも楽しいことも、悲しいこともたくさんあったんですけど、やっぱりこうやって4年間続けられたことですごい自分も成長できたし、応援してくれる人もたくさんいるんで。辞めずに続けてこれて良かったなって思いました」
●ジュニア卒業
「ジュニア卒業(※JWPの規定でデビューから満4年)になって、まだ何も“新しい目標に向かって”っていうのは、そんな簡単に決めれないことなんで、少しずつ考えていこうかなと。今はゆっくりあせらず、自分のペースでやっていこうと思ってます。ジュニアのことは鋼や矢子に全部任せて、私は新たな道へ進んでいきます」