年内最後のJWP道場マッチ。第1試合ではリング中央に置かれたクリスマスツリーを倒したら負けとなるルールに、中島と美兎が初挑戦。ツリーを挟んでのエルボーの応酬から、美兎が中島を小バカにした態度で挑発すると、怒った中島がツリーを蹴り倒して美兎に襲いかかり、美兎の作戦勝ちに。
第2試合の6人タッグマッチには倉垣翼が春山のコスチュームを着て特別参戦。コーナー最上段からのニードロップでKAZUKIが矢子に勝利するが、試合後はまたしてもドロップキックをめぐってKAZUKIと矢子が舌戦。矢子が「私はドロップキックに、とことんこだわります! 鋼さんのお腹へのキック、あれドロップキックって言えるんですか?」と言えば、KAZUKIは「あれはわざとお腹を狙ってるジョン・ウーって技なんだよ!」と、どちらも譲らない。
春山とLeonのシングルマッチはサミングからの丸め込みで春山が秒殺勝利するが、ジャンケンで勝ったLeonが再戦する権利を得て再びゴングが鳴らされる。ダイビング・ギロチンから何発ものラリアットを受けたLeonだが、丸め込みの応酬を制して3カウントを奪取。マイクを持ったLeonは「引退1週間前ですけど、最後に春山さんとシングルできて本当に良かったです。ありがとうございました! 春山さんには本当にいろいろお世話になったし、大好きな先輩です。本当に寂しいんですけれども春山さんが笑顔でリングを下りるというのなら、自分たちも精一杯応援します」と感謝を述べる。対する春山は「Leonがシングルがしたいってすごい言ってくれて、ずーっとできなくて空いてたのが今日で…。最後の道場マッチ、楽しく終わりたいなって思ったけど熱い気持ちが嬉しいなと思ってシングルをしました。練習とかそういうのに関してはLeonに言うことは一切ありません。すごい努力をしてる、それは1番身近でわかってます。1つ気になるのは、1人で努力するんじゃなくて後輩と一緒に努力してください。そしたらJWPは間違いなくみんなムキムキのすごいスピードのあるメンバーになると思うんで」とアドバイスを送り、握手を交わした。
メインイベントは出場選手がサンタクロースに扮してのバトルロイヤル。入場時に1人ずつ「サンタさんへの願いごと」を発表し、優勝者の望みが叶えられるという条件が付けられた。各選手の願いごとは、矢子「ディズニーの可愛いグッズがほしいです」、鋼「チューハイ3ケースください!」、美兎「春山さんのコスチュームがほしいで~す」、中森「私はパソコンがほしいです!」、KAZUKI「若さと美貌と堂本光一くださ~い!!」、Leon「高級シャンパンがほしいです!」、ボリショイ「夢の常設・JWPアリーナを作るために、新しいパソコンがほしいで~す」、春山「たくさん宝くじくださ~い!!」。
大ラビストラルで鋼を破って優勝した美兎は「この勢いで後楽園のバトルも優勝するぞーっ!!」と春山にコスチュームをねだると、それを着て後楽園に出場することを宣言。しぶしぶ了承した春山は「私は最後ですけど、JWP来年もどんどん楽しい道場マッチをやるので、ぜひ見に来てください」と締めた。