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亀アリーナ通信

【レポート】8月11日(月・祝) 後楽園ホール大会 11時半

8月11日(月・祝)後楽園ホール 11時半
「レインボーマウンテン 2025~PURE-J 8th Anniversary」
観衆656人

PURE-Jの旗揚げ8周年記念日に開催となった後楽園ホール大会。
入場式では選手を代表して中森華子がマイクを持ち、
「本日はPURE-J後楽園ホール大会にお越しくださいまして、誠にありがとうございます!
8周年記念大会の今日、中森華子、復帰しま~~~す!!
復帰戦からタッグチャンピオンになって、
またPURE-Jのド真ん中に立ってやりたいと思います!
9年目のPURE-Jも皆さんに愛される団体になるように、熱い闘いとピュア・スピリットをお届けします!」とあいさつ。

1、True Colors War タッグマッチ 20分1本勝負
●ジェンヌ&NØRI(9分1秒、片エビ固め)羽多乃ナナミ&しのせ愛梨紗○
※シャイニングウィザード

オープニングマッチではジェンヌがNØRIとタッグを組み、
羽多乃ナナミ&しのせ愛梨紗と対峙。
デビュー1周年を迎えたジェンヌは中森から受け継いだコスチュームで登場すると、
NØRIと交互に放つチョップやコブラツイストなど得意技をつないでいく。
しかしシャイニング・ウィザードを炸裂させた愛梨紗がジェンヌを仕留め、勝利には届かなかった。




2、焼肉ともんじゃ一+一プレゼンツ
世羅姐さんから小僧への刺客③ シングルマッチ 20分1本勝負
●大空ちえ(9分9秒、片エビ固め)真琴○
※盛艶のうねり

大空ちえは世羅りさが送り込む刺客の3人目として真琴とシングル対決。
デビュー当時から関わりを持つ間柄となるが、
この日の真琴は大空のコール時に奇襲を仕掛けると、
大空のロープ渡りの際にスゴーレフェリーと入れ替わるなど、いつもと違う闘いで揺さぶりをかけていく。
カカト落としから盛艶のうねりにつないだ真琴が貫録の勝利を上げた。


3、(株)イーキューブ&カラオケ愛夢プレゼンツ
虹色クロスオーバー タッグマッチ 20分1本勝負
○KAZUKI&チェリー(13分44秒、片エビ固め)AKARI&久令愛●
※ダイビングダブルニードロップ

第3試合は『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&チェリーと、
この試合をもってタッグを解消することを発表した『クレアカリ』AKARI&久令愛が激突。

奇襲を仕掛けるようとするも息が合わないWANTEDに、
クレアカリはいつもと変わらず連係攻撃を次々に繰り出してペースを握る。
しかし勝負どころで前後からのキックをかわしたWANTEDは、
チェリーのチェリトーンボム、
KAZUKIのコーナー最上段からのダブルニーを立て続けに浴びせて久令愛から3カウント。
有終の美を飾ることができなかったクレアカリはリング下で抱き合うと、それぞれ別の方向へ引き上げていく。




4、虹の絆 スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
○谷もも(11分52秒、八ツ橋)本間多恵●

谷ももはアクトレスガールズ時代の同門で
デビュー戦の相手でもある本間多恵と一騎打ち。

谷は入場曲を手掛ける『5%BERMUDA』(ごぱーせんと・ばみゅーだ/福永ありさ&JUNA)による
『モモノハナビラ』のパフォーマンスからリングイン。

10月に引退を控える本間に対し“ももざんまい”のアピールや、
得意のヒザ攻撃を次々に放っていく谷は、
本間の正面から抱きついて後方回転しながら丸め込む『八ツ橋』でフォール勝ち。
恩師でもある先輩からの初勝利に感極まった。




5、(株)イーキューブ&カラオケ愛夢プレゼンツ
デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者組]●春日萌花&まなせゆうな(14分20秒、路上)○中森華子&小林香萌[挑戦者組]
※第38代王者組が初防衛に失敗
※中森&小林組が第39代王者となる

セミファイナルは7/20新木場で新タッグチャンピオンとなった
ガンバレ☆プロレス春日萌花&まなせゆうなに、
同じ名字を持つ『小林組』中森華子&小林香萌が挑戦するタイトルマッチ。
ヒザの手術を経て4ヶ月ぶりの復帰戦となる中森は、気迫あふれるファイトで王者と応戦。
小林がトペ・スイシーダで場外のまなせを足止めしている間に春日を丸め込んで勝利し、
早くもタッグのベルトを奪取してみせた。
試合後も中森とまなせがヒートアップし、ガンプロとの抗争が継続することとなった。








★セミファイナル後のマイク

中森
「小林組、チャンピオンになったぞ~っ!!
いっぱい言いたいことあるんだけど、
オマエらガンプロとの闘いはこれで終わりじゃない。今日が始まりなんだよ!」

まなせ
「おい、ガンプロと始まり?
当たりめぇだろ!!!
8月の16と31(ともに板橋大会)は防衛するつもりで空けてんだよ!私たちを呼べ!」

中森
「ボリショイ社長、いいですかね?
(両腕で○を作って快諾)楽しみになってきた。
ちなみに私は26日のガンプロ後楽園ホール大会も空いてるよ?」

まなせ
「こういうのはな、リングで言っちゃえば決まるんだよ。
26日、ガンジョのカードは決まってない。中森華子、私と試合しろ」

中森
「やってやるよ。約束だよ。楽しみにしてるからな!」

6、(株)イーキューブ&カラオケ愛夢プレゼンツ
PUREーJ8周年記念・歴代女王の極上競炎 SP6人タッグマッチ 30分1本勝負
SAKI&●ライディーン鋼&世羅りさ(15分44秒、マロマ・デ・レオン)Leon○&米山香織&DASH・チサコ

メインイベントは無差別級王者・SAKIの強い希望により
2012年デビュー組のライディーン鋼、世羅りさとのトリオが実現。
対角にはLeon、米山香織、DASH・チサコという
歴代の無差別級王者が集まる豪華6人タッグマッチとなった。

試合前から喜色満面の2012年組は関節技の競演から、
勝負をかけた鋼がムーンサルトプレスを狙うも自爆に。
今度は米山、チサコ、Leonの順でコーナーから連弾を放つと、鋼とLeonが丸め込みの応酬に。
マロマ・デ・レオンで押さえ込んだLeonが試合を決めてみせた。







試合後、SAKIはLeonを次の挑戦者に指名し、
8/31板橋での無差別級タイトルマッチが決定。
谷も名乗りを上げ、9/14大阪で初の無差別級王座挑戦が決定した。

★メインイベント後のマイク

Leon
「皆さん、勝ったぞ~っ!!皆さんの熱い応援のおかげです!
本当にありがとうございます!
今日メインで勝った歴代の女王たち…
私にとって最高のライバルだし、
これからもこのメンバーで競い合っていきたいと思います。
9年目のPURE-J、このLeonが引っ張っていくぞ~っ!!」

SAKI
「歴代女王のタッグマッチ…
改めてこのベルトの重みを感じることができました。
でも私、せっかく2人と組めて夢のタッグなのに…!
負けてめちゃくちゃ悔しい。
だけどさらに今、大きな夢ができました。
PURE-Jの選手全員と防衛戦がしたいって言ったけど、
そのあと歴代チャンピオン全員と防衛戦がしたい。まずはLeonさん、あなたを指名します」

Leon
「望むところだ!こっちもそのつもりなんだよ!いつだって準備できてんだよ」

SAKI
「じゃあ私が次、参戦決まってるのは
8月31日・板橋グリーンホール大会だから、その時にお願いしま~す!(笑)」

Leon
「8月31日・板橋、私にとってはとても大切な大会…
永遠のタッグパートナー・Rayのメモリアル大会で、
私はオマエからその無差別のベルトを奪ってみせるからな?しっかりベルトを磨いとけ!」


「ちょっと待ってくださ~い!!
私は今、関西でPURE-Jを盛り上げるために頑張ってるんです!
私もそのベルトに挑戦させてください!
9月14日にPURE-J大阪大会があるんです。
なのでその時に、どっちでもいいので私に挑戦させてください!」

ボリショイ「両方OK!関西を盛り上げていきましょう!」
谷「みんな、大阪来てね~っ!!!」
SAKI「オマエ8月31日、どっち応援すんだよ!?」
谷「どっちでもいいです!!!8月31日、私も出ますので皆さん応援よろしくお願いします!(笑)」

以下、各選手のコメント

★SAKI&ライディーン鋼&世羅りさ

SAKI「念願のタッグ組めてメッチャ嬉しかったけど…」
鋼「ゴメンね、負けちゃった(苦笑)。とにかく同期で組めて嬉しいでしょ?」
SAKI「勝つまで組みたい!」
世羅「え?最後じゃないの!?」
鋼「私はもう1回組みたいと思う。何回でも」
SAKI「勝つまで組みたいよ」
世羅「来年1月に引退するし。“どうしても”っていうなら、いいよ?」

★Leon&米山香織&DASH・チサコ

Leon
「歴代の無差別を巻いたことのある選手がそろった
6人タッグだったんですけども、
隣りもすごいし対角もすごいしメチャメチャ刺激もらいました。楽しかったです」

米山「私の活躍のおかげで、良かったです」

チサコ
「自分は震災の時にPURE-Jさんにすごくお世話になって、
それからベルトを獲って華(中森)と髪を懸けて試合した思い出があって。
こうやって8周年になって皆さんと同じコーナーに立って、
対角にも今のチャンピオンと鋼と世羅さん。
すごく心に響くカードだったので。
まだまだこれから自分も頑張っていかなきゃなっていう気持ちになれました」

★中森華子&小林香萌

小林「華子さん、復帰おめでとうございます!(笑)」

中森
「ありがと~っ!!
もう今日は香萌ちゃんのおかげでチャンピオンになることができました。
試合前から香萌ちゃんが
“プレゼントを贈る”って言ってくれて、今日は最大のプレゼントを頂いたと思ってます! 」

小林「やっとベルトっていうプレゼントを渡すことができて、ホントに嬉しいです」

中森
「小林組がチャンピオンになったってことは、
これからPURE-Jがもっと熱く盛り上がっていくってことなので。
私も今日復帰したし!今日からチャンピオンとしてPURE-J引っ張っていきます」

小林「小林組の応援、よろしくお願いします!」

★春日萌花&まなせゆうな

春日
「いや~完全に読まれてました!
Leonさんもあの技で取ってるから…
ハルヒズ・レインボーっていうお天気の名前をつけて虹をかけすぎて…。
中森は欠場中もずっとプロレスから気持ちが離れてなかったんだなって。
欠場してる間も私の動きを見ていて…私の完敗です」

まなせ
「タッグは2人で1つなんで。
中森華子、ガンプロとまだまだやりたいって言ってたみたいだけど、
そんなの当たり前ですよ。勝ち逃げなんて絶対させませんし!!
8月26日・ガンプロ後楽園、私が中森華子を入れておきます!
春日さんにとってはPURE-Jも大切かもしれないですけどね、
あんなに宣戦布告されちゃったら私はもう黙ってなんていられないですし!
ガンバレ☆プロレスのまなせゆうなとして
PURE-Jの中森華子を倒すまでやりますよ、私は!!!!! 小林香萌、オマエも覚えとけよコラ!!!!!」

★谷もも&本間多恵

本間「クソ~!どうだった?最後のシングルマッチだったね」


「はい。やっと…7年かかったんですけども、
デビュー戦の相手である多恵さんに勝つことができて。メチャクチャ嬉しいです!(笑)」

本間
「私はメチャメチャ悔しいですね、これ!
でも谷はホントになんもできなくて…(笑)
運動神経もないし、もっともっと内気だったので
自分の気持ちとかを表に出すこともできなくて。
私あんまり怒んないんですけど、
谷にはちゃんと怒る瞬間がけっこうたくさんあったんじゃないかなっていう…。
怒るっていうか“感情をムキ出しにして伝える”ってことをしてきた
後輩の数少ない1人で、思い入れがあって。
私の教えた技を…デビューの時に教えたよね?
最初に教えたことをずっと大事に使ってくれるっていうのは、
とてもとてもすごく嬉しい!
メチャメチャ悔しいけど、自分が教えた技で
大好きな可愛い後輩が自分を超えていくことは、
本当に幸せなことなんだなって。引退前にももから教えてもらったよ。
“プロレスってやっぱりいいな”って思う瞬間が、今日もたくさん散りばめられてたなと思いました」


「多恵さんはプロレスラーとしても尊敬してますし、
1人の女性としてもすごく尊敬していて。
ホントに自分はデビューの時に
プロレス全然向いてなくて、何もできなくて。
でも“ももざんまい”とか
お客さんの記憶に残るような技を一緒に考えてくださったりとか。
苦手なことが多い中で“ヒザの技が似合うんじゃない?”って教えて頂いたりとか、
今日最後に取らせて頂いた『八ツ橋』って丸め込みも
多恵さんから教わった技ですし。
蒼魔刀も八ツ橋もデビュー戦から。
デビュー戦も多恵さんとチェーン(レスリング)から始まってますし、
レフェリーもTommyさんだったので。
7年かかってしまったんですけど、Tommyさんにも成長した姿を見て頂けたっていうのはすごく嬉しく思います」

本間
「私はまだ10月まで頑張るので、
引退してもプロレスを見に来たりすると思うので。
(谷に対して)また強くなって…私に勝ったんだから、もっともっと夢を叶えていってください」

★KAZUKI&チェリー

チェリー「リーダー、今日快勝でしたね!」

KAZUKI
「そうね、私たちの連係もバッチリ決まったしね。でも途中、私の上に乗ってきたりしなかった?」

チェリー
「いや、あれは攻撃の1つなので…。
リーダーほどの人間凶器はいないですよ。
これからも『WANTED☆ウォリアーズ』4人で頑張っていきましょう!」

KAZUKI「はい。解散したいヤツは勝手にすればいいし…」
チェリー「我々の絆は永遠なんで」

★AKARI

「今日でクレアカリ最後だけど、
サヨナラじゃなくてまたいつかもう1回やる。
私もっと強くなりたい。
いつかクレアカリに戻るけど、私が考えてるのはお互いにもっと強くなってから。
このままなら何も変わらないから1回辞める。
すごい楽しいんだけど、私はもっといい未来ほしい。
PURE-Jをもっと上げたいから頑張る。いつかもう1回クレアカリ戻ります!」

★久令愛

「お互い離れようって決めてから、
ホントになんかいろんなこと考えて…でも将来のための発展的解散。
でも一部には、それも誤解して捉えてる人もいるかもしれない。
それはお互いがこれからデカくなって証明すればいいかなって思ってるから。
いろんな意味で悔しい。
私は今までと変わらず今まで以上に
心を燃やしていこうかなって思ってます。これでお別れじゃないから、AKARIまたね」

★大空ちえ

「私の5年分の全力をここに詰め込んだんですけども…
やっぱり真琴さんは強くてキレイで、私にとって特別な先輩です!
私の目標とする道しるべでもあります。
デビューしてからずっと真琴さんは私のことを気にかけてくれていて…(涙)
いつか超えたい存在だと思ってるんで、
私は真琴さんみたいになれるかはわかんないですけども。
ビジュアル面も含めて隣りに並び立つぐらいになったら、
また対戦もしてほしいし組んでほしいと思ってます。今日はいろいろ私にとって学びの場でした」

★真琴

「私は長きに渡って“大空ちえは素材がとてもいい。ダイヤの原石”。
私だけじゃなくてビジュアルで勝負してる人たちはみんな言ってます。
“大空ちえはもったいない”って。
本人がその気がないんだったら私も言わないけど、
絶対ちえさんの心の中には何かが灯(とも)ってるはず。
私はそう信じてます!
言ってくれればメイクとかもしてあげるし、
松澤さんのビキニも貸してあげるし(笑)。
絶対ちえさんにはもっといい思いしてほしいから、
頑張って自分の殻(から)を破り捨てて!
(両手で服を破く仕草で)ハルク・ホーガンみたいに。待ってますよ?」

★ジェンヌ&NØRI

NØRI
「この前闘ったジェンヌさんと組ませて頂いて、
私がしっかりと最後カット入れなくて、タッグの力不足で…。
対戦相手のナナミ選手としのせ選手、初対戦なんですけど…
ディアナの選手はエルボーがメチャクチャ重くて、
ちょっとビックリしちゃって。
しのせ選手もあんな可愛らしい見た目で、
けっこうヘビーな打撃をやってくるなと思って。また2人とも対戦したいなって思います(笑)」

ジェンヌ
「日々勉強で、大きな舞台で闘えることを
ホントに感謝しながら、またよろしくお願い致します。LLさんともどんどん闘いたいです!」

★羽多乃ナナミ&しのせ愛梨紗

ナナミ
「後楽園大会の1本目ということで、
しのせ愛梨紗がジェンヌから3カウント取ってくれました。
そもそも(愛梨紗と)初めて試合するんですけど、
見てても一緒にやってても楽しかったんで。
これから組むのも闘うのもやってみたいなと思いました。NØRIさんもジェンヌさんもいい選手ですごかった」

愛梨紗
「嬉しいです、ありがとうございます!
記念すべき第1試合を任されたということは、
けっこうプレッシャーやばかったですけど。これからもっともっと一緒に頑張っていきましょう!(笑)」

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