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亀アリーナ通信

【レポート】9月20日(土) 板橋グリーンホール 18時半

9月20日(土) 板橋グリーンホール 18時半
「ピュアスピリットvol.4」
観衆97人

1、シングルマッチ 20分1本勝負
○AKARI(8分44秒、ムイビエン)しのせ愛梨紗●

20日ぶりのPURE-J板橋大会は、
AKARIとしのせ愛梨紗のシングル初対決からスタート。

グラウンドで優位に試合を進めるAKARIは連続の丸め込みを凌ぐと、
ラリアットからムイビエンにつないでギブアップを奪う。


2、迷勝負数え歌~秋の陣~ シングルマッチ 20分1本勝負
○KAZUKI(2分18秒、横入り式エビ固め)米山香織●
(再試合)
○KAZUKI(4分18秒、片エビ固め)米山香織●
※巴投げ
※通常ルールに加え柔道着を着用して試合を行う。

KAZUKIと米山香織の迷勝負数え歌、
この日は両者ともに柔道着を着用して登場。

KAZUKIは背中に大きく『松本』と名前の書かれた柔道着で、
これはライディーン鋼の物であることが判明する。

投げ技の稽古からKAZUKIをリングに投げつけた米山が気を抜いた瞬間に、
KAZUKIが丸め込みで3カウント。

通常のプロレスルールだと知った米山は、
「大外刈で1本取ったと思うんですけどダマされた~~っ!!」と再戦を要求。

帯を凶器に使うなどして攻め込んだKAZUKIが、
巴投げから押さえ込んで3カウントを奪った。



3、タッグマッチ 20分1本勝負
SAKI&チェリー●(13分6秒、片エビ固め)Leon○&ライディーン鋼
※エアレイドクラッシュ

Leon&ライディーン鋼が無差別級シングル王者のSAKIとチェリーを迎撃。

チェリーは同じ『WANTED☆ウォリアーズ』のメンバーでもある鋼を
そそのかしての合体攻撃を見せたかと思えば、だまし討ちを狙うなど姑息な試合運び。

終盤は4人が激しい応酬を繰り広げ、
Leonがスピアーからのエアレイド・クラッシュでチェリーを仕留めた。





4、世羅姐さんから小僧への刺客5 シングルマッチ 20分1本勝負
○大空ちえ(12分47秒、フォールを切り返してエビ固め)夏実もち●

世羅りさが送り込む刺客との対戦が続く大空ちえは、
5人目の相手として世羅と同じ『プロミネンス』の夏実もちと対峙。

ムチを使ってのラフファイトで大空をほんろうするもちは、
カウンターのボディーシザースで体重を浴びせていく。

しかし体勢を入れ替えた大空は上から押さえ込んで3カウントを奪い、
キャリア10年上の先輩選手から勝利を上げてみせた。


★セミファイナル後のマイク

もち
「オマエさぁ、なにちゃっかりスリー取ってんだよ!
“刺客”っていう意味わかる?
私、オマエを倒すために送り込まれたの。空気読めよ!
オマエさぁ、PURE-Jもっと盛り上げろよ!
華子、Leon、KAZUKI…そういう先輩の後ろにいっつも隠れてんだろ。
先輩を押しのけて“私が引っ張る”とか言えねぇのかよ!?いつまでも遠慮してやってんじゃねぇよ!」

大空「そんなこと言われなくてもな、こっちは最初からそのつもりでやってんだよ!」

もち
「試合ちょっとおもしろいなと思ったんだけど…
マイク、マジでつまんねぇな(苦笑)
今日闘って少しだけおもしろいと思った大空ちえ、オマエに私からのオファーがある。
10月11日・新宿FACE、15周年記念興行やるの。オマエ出ろよ。おもしろいことしてくれよ!」

大空
「私は世羅の姐さんは好きだけど…
オマエのことは大嫌いなんだよ!!
ボリショイさん!…この大会、出てやるよ!」

もち
「オマエのそういう変なトコ、私は好きだよ。
好きになってきた。満員の箱でやらせてやるから楽しみにしとけ」

(もちが退場すると、Sakiリングアナが世羅りさからのメッセージを代読)

世羅
「おい小僧。プロミネンスを十分に味わえたようだな。
さて、ワシからの刺客も次で6人目だ。
過去5人から吸収したすべてをぶつけるにふさわしい人物を用意した。
現PURE-J認定無差別級王者のSAKI。
ただ、まだシングル王者になれるほど現実は甘くない。いいか?挑戦するなよ?絶っ対に挑戦するなよ!?」

(SAKIがリングに上がる)

SAKI
「世羅ぽんからの6人目の刺客は私で~~す!!(笑)
ちえちゃんも刺客をたくさん送り込まれて、
大変なのを乗り越えてるじゃん。
私もいま目標があって、PURE-Jの全選手と防衛戦がしたいの。
…挑戦しない?
せっかくのシングル、なかなかないシングル。私はちえちゃんと防衛戦がしたい。挑戦しない…?」

大空「……ぜひ挑戦させてください!!」

SAKI「最高だね!5人も乗り越えてハートもすごい強くなってるね。楽しみにしてます!」

5、デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
【王者組】中森華子&○小林香萌(18分56秒、120%スクールボーイ)久令愛●&杏ちゃむ【挑戦者組】
※第39代王者組が初防衛に成功。

メインイベントは
『小林組』中森華子&小林香萌の持つデイリースポーツ認定女子タッグ王座に、
『BAD BUTTS』久令愛&杏ちゃむが挑戦するタイトルマッチ。

BBはセコンドにYappyを帯同し、序盤から場外戦に持ち込むと凶器を使って大暴れ。
その後もスゴーレフェリーが巻き込まれたり、
Yappyの介入などで手を焼かされる小林組だったが、久令愛との攻防を制した小林が120%スクールボーイで勝利。
初防衛に成功した小林組は次期挑戦者に『米Leo』を指名した。











★メインイベント後のマイク

小林
「防衛したぞ~っ!!ちょっと待ってよ、PURE-Jさん。
久令愛ちゃん、こんな悪い子になっちゃってるの聞いてないよ~(苦笑)
どういう教育しちゃったんですか、ちょっと。
どんな卑怯な悪いヤツが来ようと、怪物が来ようと
テクニシャンが来ようと…私たちでこのタッグのベルトは一生守り続けましょう!」

中森
「今日はベルト巻けなくて残念だったな。
タイトルマッチなのに好き勝手やりやがって!
でもオマエらがそのやり方で
PURE-Jのリングに上がりたいんだったら、上がってもいいよ。私が何度だってつぶしてやるよ」

杏ちゃむ
「いいじゃん。じゃあPURE-Jのリングを壊しにきてやります」

中森「できるもんならやってこいよ!特に久令愛だよ!わかってんのかオマエ?」

久令愛「やったりますわ~」

中森
「楽しみにしてるよ!(BBが引き上げると)
小林組が次にやりたいタッグは『米Leo』!!
もうずっと私はやりたかったんですよ。
JWPの頃から“すごいタッグだ”ってずっとずっと思ってて!ベルト懸けて渡井たちと闘ってください!」

Leon
「望むところだよ!ウチらはタッグチャンピオン返り咲き、狙ってんだよ。なぁヨネ!」

米山
「今日すごい試合だったけど…
私、柔道は初心者だけどプロレスは
25~6年やってるから、まぁまぁ得意なほうだと思うから。いけると思う!」

中森「10月5日の板橋大会でタイトルマッチお願いします!」

★小林組のコメント

中森「香萌ちゃんのおかげで防衛することができました!」

小林
「これでやっと正真正銘、
華子さんにしっかりベルトをプレゼントできた気がして。
有言実行できた気がしてホッとしてるのと、
久しぶりにあんな強烈なイスとか食らって…
脳天ブチ抜かれて頭飛んでくかと思いましたよ(苦笑)どういう教育したんですか久令愛ちゃんに!」

中森
「なんにもしてない。
勝手にアイツがああいうふうになったんだよ、いきなり。
でも久令愛がPURE-J以外で最近イキイキしてて、
あんなに大きいこと言ってたけど、そこまででしょ。
アイツにはベルトはまだ早い。チャンピオンの器もまだないと思うし。
でも久令愛があのスタイルでやっていくっていうんだったら、
私は何度だってやってやりますよ。
おもしろいか、おもしろくないかわかんないけど
“PURE-Jに新しい風が”とかいうけど、私だっていろいろやってきたんだよ、今まで!」

小林
「あのぐらいのキャリアって試行錯誤しますよね。
それもすごい伝わったし、ある意味、自分を見てるようでもあったというか。
でも久令愛ちゃん、技術は確かっすよ。
さすがPURE-Jで育った若手、油断はできないなと思いました。
今日は絆で勝ったと思ってますので、このまま一生防衛していきましょう」

中森
「杏ちゃむは初めてで、これで終わりはつまんないなっていうのは正直あるので。またやりたいなと思います」

━━米Leoについて。
中森
「JWPの頃からホントにすごいタッグだと思ってて、
何回もたぶん対戦してるけど1回も勝ったことないタッグで。
欠場中(5月)にタッグチャンピオンになって“倒さなきゃいけない”って思ってたので指名しました」

小林「1人ずつからは実は勝ったことがあって、すごいタッグなのは重々承知ですけど勝機はあると思ってます」

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