◇11月13日(木)板橋グリーンホール 18時半
「ピュアスピリット vol.6」
観衆108人
1、ピュアスピリットバトル シングルマッチ 15分1本勝負
●AKARI(12分9秒、タイガースープレックスホールド)久令愛◯

5週間ぶりとなるPURE-Jの板橋大会は、8月にタッグチームを解消したクレアカリ対決からスタート。
久令愛はヒールバージョンではない通常コスチュームで登場すると、
後から入場してきたAKARIが奇襲を仕掛けて、いきなりの場外戦へ。
カウンターの撃ち回し蹴りから
ユニバース・ジャーマンを放つ久令愛だったが、AKARIはカウント2でキックアウト。
再びAKARIのバックを取った久令愛は久々に繰り出すタイガー・スープレックスでライバル対決を制してみせた。




2、ファイティング・ストーム タッグマッチ 20分1本勝負
◯Leon&ライディーン鋼(11分00秒、片エビ固め)まなせゆうな&しのせ愛梨紗●
※マッドスプラッシュ

第2試合はLeon&ライディーン鋼vsまなせゆうな&しのせ愛梨紗。
ただ1人若手ながら積極的なファイトを見せる愛梨紗だが、
まなせとのサンドイッチ攻撃が誤爆により鉢合わせになると、Leonがスピアー。
最後はマッド・スプラッシュでとどめを刺した。





マイクを持ったLeonはまなせに対し、
「オマエとはな、まだまだやり足りないんだよ。もっともっとバチバチやり合いたいんだよ!」
12/14後楽園でガンジョとの対抗戦を訴え、「ウチらがオマエら3人まとめて相手してやるよ」と豪語。

まなせは
「もうスケジュール空けてありますよ!Leonさん!
アンタのことはちょっとだけ尊敬してるから!
春日さんはPURE-J大好きでいっぱい上がってるからみんな知ってるよね?
でも1人、私にも手に負えない女がいるんだよ!
ナンバーワン暴れんぼう赤ちゃんのYuuRIだ!私の言うことはなんも聞かない。
私はアイツのことを信じてる!
YuuRIと私と春日さんだったらPURE-Jvsガンジョ前面対抗戦、こっちが勝ってやるよ~っ!!!」と絶叫。

Leonは「相変わらず熱いな! 私はそんなヤツが大好きなんだよ!!」と応じた。
3、スペシャルタッグマッチ 20分1本勝負
◯中森華子&小林香萌(10分43秒、雁之助クラッチ)米山香織●&チェリー

タッグ王者『小林組』中森華子&小林香萌と『ゴキゲンBBA』米山香織&チェリーが対峙。
チェリーのフットスタンプ、
米山のセントーンとコーナーからの連弾を受けてピンチを迎える中森だが、
小林の延髄斬りによるアシストからシャイニング・フラワーを発射。
チェリーのバックブローが誤爆したところを丸め込んで、米山からフォール勝ちを収めた。




4、世羅姐さんから小僧への刺客FINAL シングルマッチ 20分1本勝負
●大空ちえ(12分1秒、片エビ固め)世羅りさ◯
※羅紗鋏

セミファイナルは『世羅姐さんから小僧への刺客』の最終戦として、
大空ちえと世羅りさが最後のシングルマッチ。
「刺客を乗り越えた成果を見せてみろ!」と世羅から鼓舞された大空は、
これまでの連戦で相手選手が使っていた技を繰り出すなど
意外性を見せながら、左右のエルボー連打も繰り出していく。
ロールスルークラッチやチエストラルであわやの場面を作り出す大空だったが、
ファルコンアローからの羅紗鋏が世羅の貫録勝ちとなった。




★セミファイナル後のマイク

世羅
「ちえ!今日が最後のシングルマッチだったね…。
まだまだオマエの壁で居続けたかったけど、
こんなギリギリ勝つようじゃ、もうオマエは“小僧”っていうんじゃなく、
ワシの隣りに対等に立ってくれる“蒼焔継承”すべきパートナーだよ。
(会場のファンに対して)蒼焔継承のTシャツはちえが作ってくれました。ありがとう。トートバッグもあるよ」
大空「(涙)」
世羅
「私には10年以上前からずっと組んでるパートナーがいて
『アジュール・レボリューション』っていう、
それもまた青を基調にした大切なタッグパートナーがいるんですよ。
私の引退興行で“ラスト・アジュール・レボリューション”をやるんですが、
その相手になってはくれないでしょうか?
可愛い可愛い後輩である大空ちえ、そしてもう1人、
ディアナの美蘭っていうんですけど…
あなたは宿敵かもしれないけど、その2人でタッグ組んでワシを見送ってよ!
まだ、どうしても外せない仲間がいて…
ライディーン鋼!オマエも大切な同期なんだよ。
だから3WAYタッグでやりたいから、
私の最後のタッグの相手になってくれるかな?
(鋼が快諾すると)ありがとう!もう1人はこの後メインイベントに登場するSAKIでお願いします!」
大空
「せっかくタッグ組ませて頂いてので、もう1度タッグのベルトに一緒に挑戦してくれませんか…!?」
世羅「いいよ、やろう!」
大空「チャンピオンさん…」
世羅「(大空の首根っこをつかんで)“チャンピオンさん”じゃないから。出てこいや!」
大空「チャンピオン出てこいや~っ!!」

(中森&小林がリングイン)
中森
「オマエ(世羅)との闘いもたぶん最後になるだろうから。12月14日の後楽園ホール大会でやってやるよ!」
世羅「12月14日、そのベルトを獲らせてもらって、1月12日・引退試合。それ、コイツと2人で巻いて出てやるよ」

5、PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
[王者]◯SAKI(14分27秒、チョロイルド)KAZUKI●[挑戦者]
※第16代王者が5度目の防衛に成功

メインイベントはSAKIの持つPURE-J認定無差別級王座に、
PURE-Jキャリア最年長のKAZUKIが挑戦するタイトルマッチ。
実に5年ぶりの無差別級王座挑戦となるKAZUKIは、
あらゆる角度からのヒザ攻撃を見せると、
至近距離から細かいヒザを連打してSAKIにダメージを与えていく。
しかし走り込んできたところに
カウンターのビッグブーツを浴びせたSAKIが、背後を取って押し倒して覆いかぶさり3カウント。
PURE-Jの選手たちを相手に5度目の防衛を果たしてみせた。




★メインイベント後のマイク

SAKI
「防衛しました~っ!
私のためにはるばる岡山から挑戦しにきてくださった
KAZUKIさんに、とても深く感謝しております。
ありがとうございます!
まだ私の目標への途中の道のり、PURE-J全選手と防衛戦。残すは…」
(久令愛がリングイン)
久令愛
「今まではチャンピオンから声かけてましたけど、
私は指名される以前に立候補する。
大空ちえやAKARIも挑戦してきて、
私はまだなんですよね、SAKIさんとのタイトル戦。
なんで私のこと、ここまでとっといたんですか?
もしかして避けてました?てっきり久令愛のこと怖いのかと思ってた」
SAKI「なんか勘違いされてるようなんですが…私が久令愛を“怖い”って思う活躍、なんかしてます?」
久令愛「勝てる奴から順々にいってんのかなとか…」
SAKI
「全然興味ないから。
アンタ最近、コメツキバッタみたいなことばっかりしてんじゃん。
そんな久令愛にまったく興味ないんだもん。とっといてんじゃない。後回しだよ」
久令愛「私は今やりたいんですよね。ベルト懸けて試合してくださいよ」
SAKI
「全然いいんだけどね、
PURE-Jチャンピオンとして1つ言わせてもらうね。
今の久令愛にこのベルト、全然ふさわしくないよ。
それでもいいんだったら、いつでもいいよ。いつがいい?」

久令愛
「私、プロレスラーデビュー後楽園ホールなんですよ。
PURE-J年内最後のビッグマッチ、12月14日。
コメツキバッタの覚悟、ベルト懸けて体感してくれませんか?」
SAKI
「あと1ヶ月ある。私、今の久令愛とは試合したくない。もっともっと…楽しみにしてるね」
久令愛
「…全身全霊かけて、その印象を捻じ曲げますわ。
1ヶ月後、私が後楽園のメインでチャンピオンになる!
だからココにいるみんなもそうでないヤツらもみんな、12月14日は後楽園に来てくれ。よろしく」

(久令愛が退場)
SAKI
「(会場のファンに対して)
私はPURE-Jのチャンピオンにふさわしい闘いを、
後楽園ホールのメインイベントでしたいと思っています。
それを今の久令愛にもわかってほしいから…
久令愛の気持ちを受け止めた上で、みんなを満足させる後楽園ホールにしたいと思います」
以下、各選手のコメント
★SAKI

「(KAZUKIについて)
やっぱりどうしてもこのベルトを巻いた以上、
超えなくてはいけない相手だったので。なんとか勝てました。
(久令愛について)
私の目標とする全選手との防衛戦の中でゆくゆくは
対戦する気持ちのある選手だったんですけども、私が言う前に来てくれたので。
私が持ってるベルトを欲しいと思ってくれたということは、
すごい嬉しいなと思います。
でも、私のもとに届いてる今の久令愛って、
なんか誰かの後について行っているような…
自分がやりたくてやってるのかわかんないですけど。
シンプルに久令愛ってもっとトップでいい選手だと思ってるから、
なんか私も見てて歯がゆいところがあったんですよね。今の久令愛じゃ私は負ける気がしないです」
★久令愛

「SAKI選手がPURE-Jの無差別級王者になってから
だいぶ経つと思うんですけど、
私は一時期『クレアカリ』としてタッグベルトを持ってたし、
その頃から“無差別級のベルトも巻いて2冠王になりたい”
とか言ってきたんですけど、
なかなかSAKI選手は私の名前を挙げてくれないので、
自分から名乗り出させて頂きました。
いろいろ言われましたけれど、
そういうチャンスを形にすりゃ、こっちのもんなんで。
12月14日・後楽園、私はPURE-Jの無差別級選手権に挑戦します。
私は今の久令愛っていうプロレスラーを
もっとデカくするのはいろんな方法があると思ってるし、
その中でたまたま『BAD BUTTS』に入ったりクレアカリを解散したり。
今は自分のためにあのベルトが欲しい。
だから、どう言われてもいいですよ。
昔からいろんなこと言われるのには慣れてますから。あとはもう結果を出すだけだと思ってます」
★大空ちえ&世羅りさ

世羅
「今まで“ちえ小僧”にはたくさんの刺客を送ってきて、
それを乗り越えて今日最後のシングルをやるということで、
成果っていうのを見せてほしかったんですよ。
対戦相手の動きをやったりとか、お客さんを楽しませようっていう
“今までのちえにはなかったんじゃないか?”
っていう発想が生まれてたことが嬉しかった。
1人よがりではプロレスできないから。
それをたくさんの刺客からいろいろ学んだんだろうな。
真剣勝負の中にちょっとした“魅せる”っていうのがちゃんとあって。
思い切りぶつかるっていうのも、
その上にプラスしてやってきてくれたことがホントに成長が見えて見えて。これはいいですよ!」
大空
「あんまり最後最後言われると、また涙が出てきそうなんですけど…(苦笑)
今日でこんなんだったら引退の試合、
たぶん顔面ないかもしれないんですけど。
最後のシングルできてホントに光栄でした。私の重い重い愛を受け止めてくださいましたよね?」
世羅
「重かったですし、
あなたコレ(※世羅の持ち技である左右のエルボー連打)やったでしょ?
タッグ組んだ時に“やったら?”ってことは言ってて、
ココにも継承はあったかと思いまして(笑)
嬉しかったですよ。なんて言うの?右ヒジ・左ヒジ…大切に使って頂けたらなと思います」
大空「ありがとうございます…!」
世羅
「12月14日にタッグタイトル決定しましたので、
最後になんかくださいよ、私に。プレゼントをね!
ここで小林組から我々が巻いて1月12日まで持つことができたら、
引退興行の第1試合・ラスト・アジュレボ。私とちえが同じベルト巻いて出ることになるんでしょ?」
大空「これが“エモい”というヤツですか」
世羅「なので絶対それを実現させたいと思います」
大空「絶対、勝ちます!」
━━王者・小林組について。

世羅
「今まで実はそんなに意識してなくて、ただ良すぎるよね!
アイツらのタッグワーク。
あれを超えなきゃいけないんだって思うと、
ちょっと考えなきゃと思うんですが、
今日の試合を経て我々のタッグチーム力っていうのは確実に上がったと思うので。
しかも試合後、
ワシが“行け行け”って言うまでもなく、中森華子がこうやって(つかみかかって)たでしょ?」
大空
「あれは華子さんの喝(かつ)だと思って、
それに応えねばならないと思いました。いつもだったらたぶん“ヒ~ッ!”ってなってたんですよね」
世羅
「素晴らしいよ!
そういうちえを見たかったんだから、みんな。だから小林組に負けず、超えてやりましょう!」
大空「はい!!」