6月1日(日) 号外・特別亀アリーナマッチ 13時
「中森華子&コマンドボリショイプロデュース~残酷社長の館」
観衆:満員札止め
追加日程として開催が決まったこの日の亀アリーナマッチは“号外”と銘打たれ、
コマンドボリショイ代表と欠場中の中森華子によるプロデュース大会に。
オープニングでボリショイは、
「4月10日に腰椎の手術をして、
今日からレフェリーとして復帰することになりました。
“名勝負の影にコマンドボリショイあり”となるぐらい、
名レフェリーになれるように頑張っていきたいと思います」とあいさつし、大会の幕を開ける。
1、毒蓮凄コード シングルマッチ 15分1本勝負
●KAZUKI(9分17秒、チョココロネ)AKARI○
※KAZUKIは中森のコスチューム、
AKARIはボリショイのコスチュームを着用して戦った。
第1試合はKAZUKIとAKARIのシングル対決で、
KAZUKIは中森、AKARIはボリショイのコスチュームを着てリングイン。
中森の動きを真似て蹴りや丸め込みを狙うKAZUKIだが上手くいかずに決め手を欠くと、
AKARIがチョココロネで3カウントを奪った。
2、残酷楽園3WAYマッチ 20分1本勝負
○ライディーン鋼(10分55秒、2人まとめてラ・マヒストラル)久令愛●、大空ちえ●
※通常のプロレスルールに加え、
試合中に罵声や汚い言葉遣いをするとハリセンでお仕置きされる特別ルール。
ハリセン係=コマンドボリショイ
ライディーン鋼・久令愛・大空ちえによる3WAYマッチは、
汚い言葉を使うとハリセンでお仕置きされる特別ルールに。
試合が進むごとに選手がエキサイトしてボリショイのハリセンが唸りを上げる中、
久令愛と大空を2人まとめてラ・マヒストラルに捕らえた鋼が勝ち名乗りを受ける。
中森はファンから寄せられた質問に答える形式でのトークショー。
5月15日に左ヒザの手術をした中森は経過が順調であることを報告し、
デビュー19周年を迎える7月の復帰を目指していることを明かす。
続いてボリショイと一緒に『ピアニッシモ応援歌』を歌い上げた。
3、デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者組]○Leon&米山香織(13分2秒、クラッチ・デ・ガオー)ジェンヌ●&チェリー[挑戦者組]
※第37代王者組が2度目の防衛に成功。
メインイベントは『米Leo』Leon&米山香織の持つ
デイリースポーツ認定女子タッグ王座に、ジェンヌ&チェリーの異色タッグが挑戦。
PURE-Jの亀アリーナマッチで初めてとなるタイトルマッチが実現した。
昨年8月にデビューしたジェンヌは
メインイベント出場、タイトル挑戦、米山との対戦など初めてづくし。
しかしパートナーを道具のように扱うなど、チェリーのわがままな試合運びはこの日も変わらない。
チェリーのバックハンドブローから
ジェンヌがすぐさま丸め込むなどチャンスを作る場面も見られたが、
最後はLeonがスピアーからクラッチ・デ・ガオーにつないでジェンヌを仕留めてみせた。
マイクを持ったLeonが
「2度目の防衛に成功したぞ!!」と勝ち誇ると、
米山は
「今日2回目だからあと23回は確実に…どんどん防衛戦やりたいんですけど、
6月29日の板橋は出られなくて。
たぶん次は7月20日の新木場とかになっちゃうので、私がいない間に良き挑戦者を探しといてください!」
これにLeonは「OK!挑戦者にふさわしい相手、探しとくよ!」と快諾する。
一方、勝利に届かなかったジェンヌとチェリーはつかみ合いとなり遺恨が再燃。
ジェンヌが
「全然カットに来てくれないし、
こんなんじゃ納得いきません。シングルやらせてください。場所はどこでもいいです」とアピールすると、
チェリーも「コテンパンに教育してやるからな?」と臨戦態勢。
ジェンヌは「プロレスのルール教えてあげますよ、私が!」と言い返して会場を沸かせる。
ボリショイは早くも次週の8日、亀アリーナならではの特別ルールによる対戦を即決した。