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亀アリーナ通信

【レポート】6月29日(日) 板橋グリーンホール 18時

6月29日(日) 板橋グリーンホール 18時
「ピュアスピリット vol.2」
観衆95人

1、シングルマッチ 20分1本勝負
○KAZUKI(8分23秒、体固め)ジェンヌ●
※Kソード

1ヶ月半ぶりのPURE-J板橋大会。
クリーンファイトを巡ってチェリーとの抗争が続いていたジェンヌが、この日はKAZUKIとシングル対決。
正々堂々と闘うことを約束しながら姑息な反則攻撃を繰り出すKAZUKIに対し、
ジェンヌは長身を生かしてのコブラツイストやダブルチョップで反撃するも、
バックドロップからKソード(背中に放つダブルニーアタック)につないでKAZUKIの貫録勝ちに。



2、世羅姐さんから小僧への刺客① シングルマッチ 20分1本勝負
●大空ちえ(10分32秒、エビ固め)小林香萌○
※ロールスルークラッチを切り返す

大空ちえの育成を宣言した世羅りさだがPURE-Jにしばらく参戦できないため、
大空の成長につながる選手を刺客として送り込む新シリーズがスタート。

第1戦は世羅がディアナでシングル王座を懸けて闘ったばかりの小林香萌で、
「執拗にスネを蹴ることへの執念。それを盗んできなさい」
という課題による人選であることがアナウンスされて両者が入場。

スネ蹴りを警戒する大空は両足にタオルを巻いて防護しながらの試合運びも、
すぐにずり落ちてしまうタオルに業を煮やして投げ捨てると、小林のお株を奪うスネ蹴りを連発していく。
しかし丸め込みを切り返して3カウントを奪った小林が勝者となった。


3、シングルマッチ 20分1本勝負
●久令愛(11分36秒、エビ固め)まなせゆうな○
※ラリアット

久令愛はPURE-J初参戦のまなせゆうなと初対決。
チョップやタックルなどでぶつかり合うと
グラウンドでチャンスをつかむ久令愛だが、ジャーマンは不発に。
ラリアットの連打で押し切ったまなせが勝ち名乗りを受けると、試合後は清々しく握手を交わした。




4、タッグマッチ 20分1本勝負
●Leon&真琴(13分38秒、Haruhi’s Rainbow)春日萌花○&神姫楽ミサ

セミファイナルは
Leon&真琴vs春日萌花&神姫楽ミサという華やかな顔ぶれで、Leonとミサはこれが初対決。
両軍とも連係技からポーズを決めると、
中盤ではLeonを捕らえた春日が鬼の形相で変形キャメルクラッチを仕掛けていく。



真琴がキックでミサを追い払うと、
春日にバックスピンキックを叩き込んだLeonはスピアーからクラッチ・デ・ガオーへ。
しかしこれを切り返した春日がブリッジの体勢で押さえ込みLeonから3カウントを奪ってみせると、
マイクでタッグ王座への挑戦を要求する。



★セミファイナル後のマイク

春日
「ボロボロだけど勝ったぞ!!私に…主張をさせてください!
Leonさん、今日会場で見てるPURE-Jファンはみんな知ってるだろうけど、すっげーんだよ!
すごくてすごくて…年齢もキャリアも言い訳にせずに、ずっと立ちはだかり続けて…!
だけど、今日あなたに勝った私もすごいと思います。
あなたが持ってるから、
あなたが腰に巻いてるから輝いてるベルトがありますよね?
デイリースポーツ認定のベルトに、私に挑戦させてください」

Leon
「この私が負けたまま終わるわけねぇじゃねぇかよ!上等だよ。挑戦受けてやるよ。パートナー誰なんだよ?」

(真琴とミサが春日に視線を送ってアピール)

春日
「パートナーは…ガンバレ☆プロレスのまなせゆうなだ!!
どうだ?今日、久令愛に勝ってるぞ?試合も見たか?不足ないだろ!」

Leon
「おもしれぇじゃねぇか!オマエら2人となら熱っつい試合できそうだな?ベルトは渡さないけどな…!」

春日
「Leonさん、私たちずっとやり合ってますよね?
振り返ってみれば2020年の年末も、PURE-Jの至宝を懸けて闘いました。
それ以外にも何度も何度も闘い続けてきました。
でも、その時の私と何が今違うかわかりますか!?
私はな、仲間が増えたんだよ!
ガンバレ☆プロレスでPURE-Jのベルト、奪い取ってやるよ!」

Leon
「楽しみにしてるよ!
7月20日・新木場でオマエの挑戦受けてやる。
皆さん、米Leovs春日萌花&まなせゆうな、ベルト懸けて闘いますんで見に来てください!」

まなせ「よっしゃーっっ!!!ベルト獲るぞ~っっっ!!!」
春日「あなたが思ってる、私のLeonさんへの思い…こんなもんだと思うなよ?絶対獲ってやるからな!?」

5、PUREーJ認定無差別級王座次期挑戦者決定戦 ライディーンゲート 時間無制限1本勝負
●ライディーン鋼(10分20秒、体固め)AKARI○
※AKARIニースマッシュ
※7/20新木場1stRING大会で行われる、PURE-J認定無差別級選手権、[王者]SAKI vs AKARI[挑戦者]に決定。

メインイベントはCOLOR’SのSAKIに奪われたPURE-J認定無差別級王座への次期挑戦者決定戦として、
ライディーン鋼とAKARIが一騎打ち。
日本在住のスペイン人で
歌手のマンディー・ビー・ブルーさんが手がけたオリジナルのテーマ曲(※曲名は未定)に乗って
リングに足を踏み入れたAKARI、
奪われたベルトを自身の手で獲り返したい鋼、両者ともに並々ならぬ決意をにじませての一戦となった。

鋼の正面から飛びついてウラカンラナを狙うAKARIだが、
踏ん張って持ち上げ直した鋼はライディーンボムを炸裂させる。
勝負をかけた鋼はムーンサルトプレスを放つも、
これをかわしたAKARIは立ち上がった鋼にニースマッシュを2連発。
さらにダメ押しの一撃を叩き込んだAKARIが執念の3カウントをもぎ取り、
7/20新木場大会でSAKIへの挑戦権を獲得した。




マイクを持ったAKARIは
「次の挑戦者、私だ!!5回目の無差別(挑戦)いきます。
SAKI選手のベルト絶対、私、獲ります!
私がPURE-Jをもっともっと盛り上げる!
皆さん新木場大会、応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」と話し、会場から拍手が沸き起こる。

続いてAKARIは鋼に向かって
「今日勝ったんだけど…そんなに簡単じゃない。
鋼さん、すごい強い。すごいリスペクトあります。
でも私、ベルト持って帰ります。今日はありがとうございます」と感謝を述べ、Jのかけ声で大会を締めた。

★AKARIのコメント

「3年前に浅草で鋼さんにシングルで勝ったり、無差別への挑戦は5回目。
絶対ベルト持って帰ります。ずっと挑戦者で今年絶対ベルト獲る。
鋼さんは先輩ですごい強いけど、私が今日勝った。
自分の気持ち、絶対あきらめない。絶対勝ちます。
SAKI選手、メッチャいい選手だけど全然シングルマッチやったことない。
初めてのシングルがタイトルマッチ、私も強い。私も力ある。だから絶対その日、SAKIさんに見せます」

━━新しいテーマ曲について。
「友達でスペイン人のマンディーが作ったんだけど、
いつもアニメの曲を作ってるんだけど、
私が自分のテーマ曲が欲しくて彼女に作ってもらった。
メッチャいい。みんな好きかな?わかんないけど(笑)

“三味線とかを入れたい”とかを伝えて、
あとは彼女にAKARIのイメージを考えてもらって。

(歌詞について)
彼女は日本語しゃべれるし私も日本語好きだから、全部日本語でスペイン語なくて全然大丈夫(笑)」

▼OGでPURE-Jスタッフの日向あずみさんが、
8月12日に闘道館で開催されるダイナマイト・関西さんとのトークイベントをPR。
29年前に日本武道館で開催された
ディスカバー・ニューヒロイン・タッグトーナメント(関西&日向組が優勝)を振り返るものとなる。

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