
第1試合は後楽園でタッグ王座に挑戦した大空ちえと真琴のシングル対決。真琴がWWニーから狙いすまして放ったブレイジングキックで3カウントを奪う。続く第2試合ではLeonとAKARIが、それぞれ中森のコスチュームを着て登場。互いに中森のレパートリーの技を繰り出していき、AKARIのラ・マヒストラルを切り返したLeonがフォールを奪う。






メインイベントではプロデューサーの中森華子が春日萌花とのタッグで『WANTED☆ウォリアーズ』KAZUKI&ライディーン鋼と激突。中森と鋼が激しく火花を散らす中で20分時間切れのゴングが打ち鳴らされると、マイクを持った中森は「春日さん、今日は同じコーナーに立って新しい景色を見たかったんですけど、引き分けという悔しい形に終わっちゃって…。でも、私もまだまだやりたいことたくさんあるし、春日さんだって同じ気持ちだと思うし。今日から第2章が始まったと思ってます! だから来週の板橋大会も来年も、もっともっとPURE-Jで暴れてください。私も負けないです」と呼びかける。

最後に中森は「昨日ディアナさんに参戦して、佐藤綾子選手の持つシングルのベルトに挑戦したんですけれども、ベルトを巻くことはできませんでした。やっぱりディアナという団体を背負ってる選手…気持ちがちょっと私より上で、私のほうが弱かったから負けたんだと思います。だけど佐藤綾子選手から“タッグのベルトに挑戦したい”と言われて、どこかで実現したいと思います」と話し、12・27板橋で中森&Leon vs 鋼&佐藤による前哨戦をアピールした。
★春日萌花のコメント
「華ちゃんはズルイですね。試合中は殺伐とした雰囲気で“彼女に負けたくないな”という気持ちで気力を保てるんですけど、終わった後に本人わかってるのかわかってないのか定かではないんですが…可愛らしい彼女が出るじゃないですか。それに私は引っ張られて素が出てしまったなというのはありました」
━━ボリショイ・チルドレンであると表明したが。
「こちらはフリーランスなので、どんなパターンとしてでもカードには入っていかないといけないので。KAZUKIさんの言葉尻(じり)を捕らえてボリショイ・チルドレンと言い張れば、米山さんとタッグを組むことも不自然ではないだろうと。PURE-Jとの闘いの難しいところは、つぶしたいんだけど尊敬してるんですよね。KAZUKIさんとは何回かシングルして1回私が勝ってて、こないだはお客さんの投票で勝ったという形で。あそこで“華やかさ”という項目を削ると、実は私はKAZUKIさんに負けていて(※パワーなどの項目ではKAZUKIの得票が上回っていた)。だからあそこで決着がついたとはまったく思ってないので。あの場面では確かに勝ったけれども、PURE-Jの先輩として選手を引っ張ってる存在のKAZUKIさんは、あんなもんではないと思っています。再々戦はこちらも望んでいたので、乗っかりたいなというところですね」
▼亀有のご当地アイドルユニット『coco亀』がオープニングアクトを担当。メンバーは全員が小学生。