板橋３連戦の２日目。３年ぶりとなるＡＫＡＲＩと米山香織のシングルマッチは、ＡＫＡＲＩがノーザンライト・スープレックスからラリアットを叩き込むとダイアモンドボムを狙うが、丸め込みの応酬を制した米山が３カウント。
ライディーン鋼は関口翔とのシングル対決にフライング・ニールキックからスライディングラリアットを放つと、最後はコーナー最上段からのダイビング・ボディープレスでとどめを刺す。
ＰＵＲＥ－Ｊ同士のタッグ対決となった第３試合は、ＫＡＺＵＫＩと谷ももがコーナーからのニードロップの連弾で中森華子を追い込むも、久令愛のトラースキックから中森がシャイニング・ウィザードを発射。ツープラトン攻撃でＫＡＺＵＫＩを追い払うと、中森がハイキックからのディスティニー・ハンマーで谷を仕留める。
セミファイナルでは４・２４板橋大会でＡＫＡＲＩの長期政権を打ち砕きＰＯＰ（プリンセス・オブ・プロレスリング）の新チャンピオンとなった梅咲遥が、大空ちえを相手に初防衛戦。丸め込みの応酬から走り込んできた大空をカニ挟みで転ばせた梅咲が、ラ・マヒストラルで３カウントを奪った。マイクを持った梅咲は、「初防衛成功しました、ありがとうございます！ また近いうちに大空選手とシングルありますけど、今日と同じ思いをさせてやろうと思います。自分はまだまだこのベルトをどんどん防衛していきたいと思っているので、引き続き応援よろしくお願いします！」とあいさつ。
メインイベントはＬｅｏｎの持つ無差別級シングル王座に優宇が挑戦するタイトルマッチで、両者はこれが初対決。優宇のパワーファイトに苦戦を強いられるＬｅｏｎだったが、エルボーとチョップの応酬からスピンキックを叩き込むとキャプチュード・バスターへ。ダイビング・ボディープレスから変形スリーパーで絞めあげる優宇だが、とどめを狙ったラストライドは不発に。優宇の腕をキャッチしたＬｅｏｎがマロマ・デ・レオンで丸め込み、辛くも防衛を果たした。
Ｌｅｏｎは「６度目の防衛、成功したぞ！ 厳しくて苦しい闘いだったけど…！ 勝ったのはこの私です。大切なこのベルトを守り抜きました！ 優宇は思ってた以上に強くてバケモノみたいな奴だったけど、その優宇から防衛したことで、またこのベルトの価値が上がったと思います。ＰＵＲＥ－Ｊの絶対王者として私が盛り上げていくので、このベルトを絶対誰にも渡さない」と高らかに宣言した。