【レポート】7月23日(日)第89回・特別亀アリーナマッチ ~中森華子プロデュース・残酷プリンセスの館~ 17時

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7月23日(日)第89回・特別亀アリーナマッチ 17時
~中森華子プロデュース・残酷プリンセスの館~

1、残酷スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
中森華子 vs アイガー

デビュー17周年を迎えた中森華子プロデュースによる亀アリーナマッチは、
コロナ禍以降で最高レベルの満員札止めを記録。
第1試合では主役の中森が、
9月に“昇華”を控えるアイガーを迎え撃つシングル対決。
予測不能な動きの数々で会場をどよめかせるアイガーは吊(ちょう/チョークスラム)から
ラリアットを叩き込むも、路上で丸め込んだ中森が3カウントを奪取。

マイクを持った中森は
「アイガー選手とは今日で最後のシングルだったと思います。
きっちり勝てて良かったと思います。
こんなお暑い中、たくさんの方に見に来て頂けて嬉しい気持ちでいっぱいです。
最後まで熱く闘いますので応援よろしくお願いします!」とあいさつする。

2、貴族プレゼンツ 残酷バトルロイヤル 時間無制限
参加選手:Leon、ライディーン鋼、谷もも、AKARI、久令愛
※優勝者には、貴族様から勝利者賞が贈呈される。

第2試合はLeon・ライディーン鋼・谷もも・AKARI・久令愛の
5人によるバトルロイヤル。
谷が鋼と『WANTED☆ウォリアーズ』つながりで共闘を申し入れると、
AKARIと久令愛も結託し、Leonが孤立。
Leon、鋼の順に押さえ込まれて失格すると、今度はAKARIと久令愛が決裂。
最後は丸め込みの応酬を制したAKARIが谷を仕留め、勝者となった。

3、貴族プレゼンツ 中森華子17周年記念試合 30分1本勝負
中森華子&佐藤綾子(ディアナ)vs 大空ちえ&マドレーヌ(ディアナ)

メインイベントはPURE-Jとディアナのタッグ2冠王となる
『綾華』中森華子&佐藤綾子が、
『この窓から大空へ』大空ちえ&マドレーヌと激突。
マドレーヌは中森を相手にローキックの応酬でガマン比べを挑み、
大空は中森へガムシャラに張り手を連発。
綾華は大空にツープラトンのオーロラスペシャルを炸裂させる。
シャイニング・ウィザードを
カウント2でキックアウトした大空に、中森は鎮魂歌ドライバーでとどめを刺した。

カーテンコールでは各選手が中森の17周年を祝福。

久令愛は「AKARIはちゃんとクレアカリの着てくれてたんだよね。
私は個人戦だと思って自分のコスチューム着てきちゃった。
反省してます(苦笑)」と敗因を分析。

AKARIは「バトルロイヤルで勝ったのは3回目。
プレゼントはわからないけどSNSで教えます」と笑顔。

谷は次回8/6亀アリーナマッチについて
「鋼さんの11周年と谷ももの誕生日プロデュース興行、
Wアニバーサリーになってますので、ぜひ来てください!」とアピールする。

マドレーヌは
「ちえと成長していくことが
中森さんと佐藤さんへの恩返しになると思います、もっと頑張ります!」と意気込みを語り、

なぜか涙を流す大空は
「マドさんも言った通り、2人で綾華を超えていくことが恩返しになると思ってます!」と叫ぶ。

佐藤は「小林華子でデビューしたのが16歳だったでしょうか?
もうプロレスラー・華のほうが長いってすごい。
あの頃の華を知ってるので、
たくましく尊敬できる後輩になってホントにすごいと思います」と目を細めた。

最後に中森は
「言おうとしたこといろいろ考えてきたんですけど、ちえが泣いたり
マドちゃんとか佐藤さんもいいこと言ってくださって、
ちょっと飛んでしまったんですけど…
私が17年やってこれたのは、いつも周りで支えてくださってる方々と、
応援してくださってる方々のおかげです。3冠チャンピオンとして
もっともっとすごい選手になれるよう頑張っていきますので、
これからもPURE-Jを応援よろしくお願いします!
この後(イベントで)打ち上がって、明日元気に起きて、
おいしい朝ごはんを食べるまでが私のプロデュースの大会なので。
それまで皆さん元気に過ごしてください」と話し、Jのポーズで大会を締めた。

★中森華子のコメント

「プロデュースさせてもらうってことで“当日までに絶対完売させよう”っていうのが
1つの目標だったんですけど達成できて、
たくさんの方が見に来てくださってホント嬉しかったです。
若手の頃に何度か当たってたアイガーさんとできて、今日初めて勝てたので良かったです。
綾華vsちえ&マドはずっとやりたかったカードで、
マドちゃんはディアナを退団しちゃうし、来年以降にやるのと
今やるので違った意味になっちゃうので。私は今やりたかったし、
すごい期待してて大好きな選手なので。
きっちり勝つことができたし、17年を見せれたかなと思ってます。
17周年って中途半端かもしれないけど、私が急きょやりたいなと思って。
アイガーさんは今しかできないし、
綾華とちえ&マドも“いつでもできるだろう”と思ってたけど全然できなくて。
来週も記念試合(7/30新木場で中森&Leonvs永島千佳世&SAKI)やるんですけど、
私は毎年毎年がホントに…長く続けるのって簡単なことじゃないと思ってるし、
SAKIは前哨戦だからとかじゃなくて今、闘いたい選手。
17年の中でPURE-Jの無差別のベルトが私の中ですごい大きな存在で、
その中でも永島千佳世との闘いは、自分が変わるきっかけになった選手だから選びました」

▼ボリショイは中森のリクエストにより『素顔のハート』を披露。

▼打ち上げイベントに乱入したアイガーは、参加者のテーブルを乾杯して回るなど大サービス!