【レポート】5月5日(木・祝)板橋グリーンホール 17:30

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5月5日(木・祝)板橋グリーンホール 17:30
「FLY high in the 25th anniversary~板橋3連戦3~」
板橋3連戦の最終日。第1試合ではKAZUKIと藤ヶ崎矢子はドロップキックからのフォールしか認められないルールでの決着戦に挑み、ついにドロップキックを解禁したKAZUKIが勝利。しかしマイクを持った矢子は「今日は初めてKAZUKIさんのドロップキック受けたんですけど…普通のドロップキックで負けるっていうのはすごい悔しいです! コーナーキックでスリー取られたかったです」と負け惜しみ。KAZUKIは「ちょっと待て! なんか私がコーナーキックできないようなこと言ってるけどな、この後やろうとしたんだよ!」と応じる。DSC02909 DSC02918

ラビット美兎&勝愛実は3番勝負の最後に『肉みかん』藤田あかね&山下りなを迎え撃ち、勝のリバース・スプラッシュから美兎がダイビング・フットスタンプにつないで藤田をフォール。通算戦績を1勝1敗1分けとした。DSC02974 DSC03004 DSC03051

2日前にタッグで対戦したライディーン鋼と倉垣翼は一騎打ちで肉弾戦を展開。ラリアットの応酬から、最後は倉垣がファルコンアロー
で貫録を示した。DSC03081 DSC03160

セミファイナルでは中森華子と米山香織がシングル対決。思いのたけをぶつける中森が激しいキックの連発からデスティニー・ハンマー、フィッシャーマン・バスターと猛攻を見せるが、路上を切り返した米山が辛くも3カウントを奪った。

DSC03241 DSC03299 メインイベントでは『ベストフレンズ』と豊田真奈美が初トリオを結成し、『全力バタンキュー』コマンドボリショイ&木村響子&DASH・チサコと激突。豊田の歌う『フレンズ』で中島安里紗と藤本つかさが入場するという笑顔幕開けとなるが、試合が始まると先発の中島と木村が激しく火花。6人が入り乱れる展開から、藤本がチサコにビーナスシュートを放つと中島がジャーマン。最後はドラゴン・スープレックスでとどめを刺した。試合後も中島と木村が乱闘となり、マイクを持った中島は「木村響子と、いつだってやってやるよ! 私が持ってる無差別のベルト、いつでもこのリングで懸けてやるよ」と宣言。豊田は「参戦できたことをすごく嬉しく思います。このベストフレンズと組めたこともすごい貴重な経験なんで。すごい楽しく試合ができました。ホントにありがとうございました(笑)」と話し、最後はベストフレンズと豊田の3人で『フレンズ』を歌い上げた。DSC03321 DSC03381 DSC03457 DSC03529 DSC03588 DSC03606

以下、各選手のコメント

★ベストフレンズ&豊田真奈美
豊田「いま女子プロレス界でもすごく勢いのあるキレイどころタッグなんで、私がこの中に入れるっていうのはすごい今日、ワクワクしましたね(笑)。すごいスピードがあるから私も刺激になるし、すごいいい経験しました」
中島「ベストフレンズがそもそも80年代の女子プロレスをリスペクトして組まれたもので…(笑)」
豊田「私、2番まで歌詞見ないで(フレンズを)歌えた(笑)」
中島「こうやって、その筆頭である豊田さんと組めるっていうのはホントに嬉しい。楽しかったしメチャクチャ勉強になりました」
藤本「豊田さん、歌が上手くて(笑)」
豊田「ちょっと(キーが)低かったからね。なんとかなるかなと思ったんだけど、ちょっと高いね(苦笑)」
藤本「今度カラオケとか行きましょう!」
豊田「行こうよ、3人で!」
中島「豊田さんの生歌で入場できるなんて…」
藤本「(カメラに向かって)うらやましいだろ~!!?」
中島「また組みましょう!」
藤本「私、今度こそサイクロンの競演をしたいんです!」
豊田「やりたい」
中島「連戦の最後にこんなスペシャルなタッグが組めて良かったです。ありがとうございました!」DSC03717

★ライディーン鋼
「超悔しい。倉垣さんがJWPにいるときからずっと倉垣さんを見て、倉垣さんに憧れてプロレス始めて…その倉垣さんと今こうして闘えること。倉垣さんはまだ私だと手を抜いてるかもしれないですけど、私はこうして全力で闘えることがホントに楽しくて嬉しくて、良かったです。2人にしか見せられない大きい同士のぶつかり合い…私は今メッチャ調子に乗ってるので、倉垣さんを倒せるぐらいまでいきたいなと思います」

★アルティメット☆ぴゅあふる
━━3番勝負を終えて。
美兎「そうですね。全勝を狙ってた私たちにしたら残念な結果…」
勝「1勝1敗1引き分け」
美兎「納得のいかない3連戦だったんですけど、私たちの勉強っていうか、これからにつなげるための連戦だったので」
勝「これをバネにしてね、これからどんどん強くなっていって。負けて得るモノとか、たくさんあると思うので。負ければ負けるほど私たちは強くなれるって思えた、この連戦でした」
━━試合内容については納得できる動きは見せられたか?
勝「納得できてたら全勝できてたよね?」
美兎「そうだね」
勝「やっぱり結果がこうなってしまったので、まだまだこれからです」
━━今日の山下&藤田組について。
勝「山下、超楽しい。なんかすごい…自分にとってリング上がオアシスなんですよ。リングに上がれば上がるほど生き返るというか。力で返してくれるっていうのは、リング上での相性がいいんですかね? 山下と藤田あかね。なでしこKANSAI・花月さん、下野さん」
美兎「(勝に向かって)山下、似てるもんね」
勝「最近言われるんですよね。別に似せてるわけじゃないんですけど」
━━3連戦を終えて次の目標は?
勝「もちろんベスフレの前(に立つ)でしょ」
美兎「ベスフレを目標に…まずはね」
勝「そのために私たちは本格始動させたわけなので。やっぱり、どんどん私たちが強くなって、いずれはタッグ界を引っ張っていける存在になっていけたらと思います」